以前の木造アパートでの騒音トラブルから、鉄筋コンクリート造(RC)マンションに引っ越されたにも関わらず、再び騒音問題に悩まされている…お気持ち、痛いほど分かります。騒音問題は、本当にストレスですよね。でも、ご安心ください!適切な確認ポイントを押さえれば、静かで快適なペット可物件を見つけることは可能です。
まず、不動産会社に確認すべきことは以下の3点です。
不動産会社からの情報だけでは不十分です。内覧時には、自ら積極的に確認しましょう。
壁を叩いてみて、音がどのように伝わるかを確認しましょう。コンクリート壁であれば、比較的音が響きにくいです。しかし、石膏ボードだけの場合は、音が筒抜けになる可能性が高いです。隣室が空いている場合は、壁を叩いてもらうことで、より正確に音の伝わり具合を体感できます。また、壁の厚さも確認しましょう。厚いほど遮音性が高い傾向があります。
窓は、意外に騒音の侵入経路になりやすいです。ペアガラスや遮音サッシを採用しているかを確認しましょう。内覧時に窓を開閉してみて、隙間風がないか、しっかり閉まるかを確認しましょう。また、窓の種類によって遮音性能が大きく異なるため、窓の性能書を確認するのも有効です。
足音などの重量音は、床の構造に大きく影響されます。二重床構造を採用しているかを確認しましょう。二重床構造は、床と天井の間に空間を作ることで、音を吸収し、伝わりにくくする効果があります。また、床材の種類も確認しましょう。フローリングよりもカーペットの方が、足音などの軽減効果が高いです。
給排水管の音(ウォーターハンマー現象)も、騒音トラブルの原因になり得ます。給湯器や排水管の位置、材質などを確認し、防振対策が施されているか確認しましょう。また、給水管が露出している場合は、保温材で覆われているかなどもチェックポイントです。
1980年代のマンションを検討されているとのことですが、築年数と防音性能は必ずしも比例しません。しかし、築年数が古い建物は、防音基準が現在の基準よりも低い可能性があります。内覧時には、建物の築年数だけでなく、改修履歴も確認しましょう。大規模修繕で、窓や壁の改修が行われている場合は、防音性能が向上している可能性があります。
騒音問題に悩まされないためには、以下の3つのステップが重要です。
二度と騒音トラブルを経験したくないという気持ち、本当に良く分かります。 しかし、適切な確認と物件選びをすることで、静かで快適なペットとの生活を実現できるはずです。焦らず、時間をかけて、納得のいく物件を見つけてくださいね。