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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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8歳柴犬との絆を深める方法|保護犬との暮らし方と心の距離を縮めるヒント

#シニア犬 #保護犬 #柴犬
 
8歳で保護した柴犬を飼い始めました。家族になかなか懐いてくれません。家では甘えることも、じゃれることも、ひざの上にのって寝ることも、尻尾を振ることもしません。和犬だからでしょうか?それともこの家が嫌なのでしょうか?散歩は大好きで、ハーネスをつける時だけ尻尾を振ります。散歩中も突然止まり、リードで引っ張っても動かない時があります。ベットで寝ている時に頭をなでると飛び出して、しばらく戻ってきません。ハーネスを着けようとすると逃げ回ります。ご飯は一気に食べず、少しずつ時間をかけて食べます。人間が近寄ると逃げますが、別の部屋に行くと一定の距離を保ってついてきます。仕事から帰ると玄関近くまで様子を見に来ますが、声をかけると逃げます。外では人に触られても尻尾を振り、愛想が良いと評判です。なぜ他人と飼い主でこんなに態度が違うのですか?これらの行動の意味がわかり、シニア犬を飼うアドバイスも欲しいです。

8歳という年齢で新しい環境に来た柴犬ちゃん、最初は警戒心が強いのも当然ですよね。大切なのは、焦らず、犬のペースに合わせて信頼関係を築いていくことです。この記事では、あなたの柴犬ちゃんの行動の意味を解き明かし、より良い関係を築くための具体的な方法をご紹介します。

柴犬の行動から読み解く、心の声

あなたの柴犬ちゃんは、いくつかの行動で「心の声」を伝えているようです。一つずつ見ていきましょう。

①尻尾を振らない理由

柴犬は、洋犬と比べて尻尾をあまり振らない犬種です。尻尾の振り方は、必ずしも喜びを表しているとは限りません。散歩でハーネス装着時に尻尾を振るということは、お散歩が大好きで、その期待感からくる行動でしょう。家では尻尾を振らないからといって、あなたを嫌いなわけではありません。

②散歩中の突然の停止

散歩中に突然止まるのは、何か気になるものがある、疲れた、怖い、など様々な理由が考えられます。リードを引っ張っても動かないのは、恐怖や不安を感じている可能性があります。無理強いせず、落ち着いて様子を見て、犬が安心できるまで待ってあげましょう。もしかしたら、周りの環境に慣れていないだけかもしれません。新しい場所への散歩を少しずつ増やしていくのも良い方法です。

③撫でられた時の反応

ベットで寝ている時に撫でられたら飛び出すのは、突然の接触に驚いた可能性が高いです。柴犬は警戒心が強く、いきなり触られるのを嫌がる子もいます。犬がリラックスしている時、そして犬の方から近づいてきた時以外は、触らないように心がけましょう。 まずは、視線を合わせて、ゆっくりと近づき、匂いを嗅がせてあげるところから始めると良いでしょう。

④ハーネスを着ける時の抵抗

ハーネスを着けるのを嫌がるのは、過去の経験や、嫌な思い出と結びついている可能性があります。無理強いせず、まずはハーネスを置いておくことから始め、徐々に慣れていくようにしましょう。おやつを与えながら、ハーネスに触れさせて、良い経験を積み重ねることが大切です。

⑤ご飯をゆっくり食べる理由

ご飯をゆっくり食べるのは、警戒心や不安からくる行動かもしれません。新しい環境では、警戒してゆっくりと食事をする犬もいます。また、シニア犬の場合、歯や消化器系の問題でゆっくり食べることもあります。様子を見ながら、必要であれば獣医さんに相談してみましょう。

⑥ストーキング行動

人間が近寄ると逃げ、別の部屋に行くと一定の距離を保ってついてくるのは、警戒しながらも、あなたの存在を確認したいという気持ちの表れかもしれません。完全に無視するのではなく、適度な距離を保ちながら、存在を認識させてあげることが重要です。

⑦帰宅時の反応

帰宅時に玄関近くまで様子を見に来るのは、あなたを認識している証拠です。しかし、声をかけると逃げるのは、まだ完全に安心しきれていないためでしょう。いきなり声をかけずに、まずは静かに様子を見て、ゆっくりと近づいてみましょう。

⑧外と家での態度が違う理由

外では愛想が良いのに、家では違うのは、家の中が犬にとって安全な場所として認識されていない可能性があります。家の中は、犬にとって安心できる場所であるべきです。安全で落ち着ける場所を確保してあげることが大切です。

保護犬との暮らし、信頼関係を築くための具体的なステップ

保護犬との生活は、時間と愛情が必要です。焦らず、犬のペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。

1.安全な空間の確保

犬が安心して過ごせる、自分だけの空間を作ってあげましょう。クレートやベッド、落ち着ける場所を用意してあげることが大切です。この場所は、犬にとって絶対的な安全地帯であることを認識させましょう。 無理やりクレートに入れたりせず、おやつや好きなおもちゃを入れて、徐々に慣れていくように促します。

2.ポジティブな強化

良い行動には、すぐに褒めて、おやつを与えましょう。褒める言葉と、おやつは、犬にとって最高の褒美です。 「良い子だね!」と優しく声をかけて、おやつをあげましょう。 このポジティブな強化によって、良い行動を繰り返すようになります。

3.ゆっくりとしたコミュニケーション

いきなり触ったり、大きな声で話しかけたりせず、ゆっくりとしたペースでコミュニケーションを取りましょう。視線を合わせて、優しく声をかけ、犬の反応を見ながら接することが大切です。犬がリラックスしている時、そして犬の方から近づいてきた時以外は、触らないように心がけましょう。

4.適切な運動と休息

散歩は、犬の心身の健康に不可欠です。毎日、適度な運動をさせてあげましょう。ただし、犬の体力に合わせて、無理のない範囲で行いましょう。十分な休息も大切です。疲れている時は、無理強いせず、安静にさせてあげましょう。

5.獣医への相談

もし、犬の行動に異常を感じたり、心配なことがあれば、獣医さんに相談しましょう。病気やケガの可能性もあります。早期発見・早期治療が大切です。

シニア犬との暮らし方

シニア犬は、若い犬とは異なるケアが必要です。健康状態に気を配り、快適な生活を送れるようにサポートしましょう。

1.健康チェック

定期的に獣医さんに健康診断を受けさせ、病気の早期発見に努めましょう。特に、歯や関節の健康には注意が必要です。

2.食事

シニア犬用のフードを選び、消化の良いものを与えましょう。少量ずつ、何回かに分けて与えるのが良いでしょう。

3.運動

若い頃のように激しい運動はできません。無理なく、ゆっくりとした散歩を心がけましょう。

4.休息

十分な睡眠時間を確保しましょう。快適な寝床を用意してあげることが大切です。

5.愛情

何よりも大切なのは、愛情です。優しく、温かく接することで、犬は安心し、幸せを感じます。

あなたの柴犬ちゃんとの絆は、時間をかけてゆっくりと育んでいくものです。焦らず、犬のペースに合わせて、信頼関係を築いていきましょう。きっと、あなたと柴犬ちゃんは、かけがえのない家族になります。

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