7歳になった愛犬との生活、毎日が幸せですよね!でも、7歳といえばシニア犬の入り口。 「これから芸を教えるのは遅いかな…」「もう面倒くさがっているのかな…」と不安に思われる気持ち、よく分かります。大切なのは、年齢に関係なく、愛犬との絆を深めることです。この記事では、シニア犬でもできるトレーニング方法や、愛犬との時間をより楽しく過ごすためのヒントをご紹介します。
結論から言うと、7歳でも十分トレーニングは可能です! 人間の年齢でいうと40代くらい。まだまだ学ぶ意欲は十分にあります。ただし、若い犬と比べて学習スピードは遅くなるかもしれませんし、一度に教えることは避けるべきです。重要なのは、愛犬のペースに合わせて、楽しく、無理なく進めることです。
7歳で初めて芸を教えることに抵抗があるかもしれませんが、大切なのは「芸を教えること」自体ではありません。新しいことを一緒に学ぶ時間を通して、愛犬との絆をさらに深めることこそが目的です。一緒にハミングするようになったように、愛犬との新しいコミュニケーションのきっかけになるかもしれません。
若い犬のように長時間トレーニングする必要はありません。1回5分程度の短い時間で、1日に複数回行うのがおすすめです。愛犬が飽きてしまう前に休憩を入れることも大切です。例えば、朝・昼・夕と分けてトレーニング時間を設けるのも良いでしょう。
ご褒美はトレーニングのモチベーションを上げる重要な要素です。おやつはもちろん、愛犬の大好きなおもちゃや、撫でるなどのスキンシップも効果的です。ご褒美は、すぐに与えることで、犬は行動とご褒美を結びつけやすくなります。最初は成功したらすぐにご褒美を与え、徐々に成功するまでにかかる時間を長くしていくと良いでしょう。
最初は簡単なことから始めましょう。「おすわり」「待て」など、既に知っているコマンドから始めて、徐々に難易度を上げていくのがおすすめです。小さな成功体験を積み重ねることで、愛犬の自信を高め、トレーニングへの意欲を高めることができます。そして、決して叱らないことが重要です。失敗しても優しく励ましてあげましょう。
柴犬は独立心が強く、自分のペースを好む傾向があります。そのため、無理強いせず、愛犬のペースに合わせてトレーニングを進めることが大切です。しつけが完璧とのことですので、その経験を活かし、愛犬の性格や習性を理解した上で、トレーニングを進めていきましょう。
「新聞をとる」「靴を持って来る」といった芸は、少し高度なトレーニングになります。まずは、「取って来る」という行動を理解させることから始めましょう。例えば、おやつを隠して「取って来なさい」と指示し、成功したらご褒美を与えます。徐々に難易度を上げて、新聞や靴を対象にしていくと良いでしょう。この際、犬が安全に持ち運べるように、新聞は軽く丸めて、靴は柔らかく軽いものを選びましょう。
また、「新聞」や「靴」を特定の場所に置いておくことで、犬はそれらを認識しやすくなります。そして、明確な合図とご褒美を組み合わせることで、犬は目的の行動を理解しやすくなります。焦らず、根気強くトレーニングを続けましょう。
7歳になった愛犬との時間は、かけがえのないものです。トレーニングを通して、新しいコミュニケーションの手段を見つけ、より深い絆を築いていきましょう。大切なのは、結果よりも過程です。トレーニングを通して、愛犬との時間を楽しみ、穏やかな日々を過ごせるように心がけましょう。
もし、トレーニングに不安がある場合は、動物行動学の専門家や、信頼できるドッグトレーナーに相談してみるのも良いかもしれません。プロのアドバイスを受けることで、より効果的なトレーニング方法を学ぶことができます。また、愛犬の健康状態に不安がある場合は、獣医師に相談しましょう。
愛犬との時間を大切に、そして、楽しいトレーニングの時間を過ごしてくださいね!