愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

14歳コーギーと快適な暮らし:外飼いから室内飼育へのスムーズな移行

#噛み癖 #室内飼育 #高齢犬
 
見てくださり、ありがとうございます!うちには14歳になるコーギーの女の子がいます。事情があって今まで外で飼っていたのですが、夏冬はかわいそうで…。毛布や暖かい布を置いてあげてもすぐに噛みちぎってしまうんです。もともとそういうのが苦手なみたいで…。朝、小さくなって震えている姿を見ると本当に辛くなります。温かくしてあげたいけど、何か良い方法はないでしょうか?

14歳という高齢のコーギーちゃんを、外から室内へ移行させるのは、確かに心配ですよね。長年外で過ごしてきた愛犬にとって、環境の変化は大きなストレスになります。しかし、愛犬の健康と幸せを第一に考えれば、室内飼育への移行は検討する価値があります。この記事では、高齢犬の室内飼育への移行方法、そして快適な室内環境を作るためのヒントをご紹介します。

高齢犬の室内飼育:始める前に準備すること

いきなり室内へ入れるのではなく、段階的に進めていくことが大切です。まずは、愛犬が安心して過ごせる準備をしましょう。

1. 室内環境のチェック

愛犬にとって安全で快適な空間を作る必要があります。噛み癖があるため、電気コードや危険なものは完全に隠しましょう。また、滑りやすい床材はケガの原因となるため、カーペットなどを敷くことをおすすめします。さらに、愛犬が落ち着ける場所として、犬用ベッドやクッションを用意し、日当たりの良い場所に設置しましょう。

2. 室内での生活ルールを決めよう

室内での生活ルールを事前に決めておくことで、愛犬も飼い主さんもストレスなく過ごせます。トイレトレーニング、食事場所、寝る場所などをきちんと決めて、愛犬に教えましょう。高齢犬の場合、学習能力は低下している可能性があるので、根気強く、優しく教えてあげることが重要です。褒めて伸ばすトレーニング方法がおすすめです。

3. 獣医への相談

高齢犬の室内飼育を始める前に、獣医さんに相談することを強くおすすめします。健康状態をチェックしてもらい、室内飼育に問題がないか確認しましょう。また、必要に応じて、関節痛や認知症などの治療やケアについても相談しましょう。

室内飼育への移行:段階的なアプローチ

いきなり外から室内へ入れると、愛犬は大きなストレスを感じてしまう可能性があります。そのため、段階的に室内での時間を増やしていくことが重要です。

1. 室内への慣らし

最初は、短い時間から室内に入らせてみましょう。最初は数時間だけ、その後徐々に時間を延ばしていきます。愛犬の様子を注意深く観察し、不安な様子が見られたら、すぐに外に出してあげましょう。無理強いは禁物です。

2. 安心できる場所の確保

愛犬が落ち着ける場所を確保することが大切です。犬用ベッドやクッションなどを用意し、安全で快適な空間を作ってあげましょう。日当たりの良い場所や、静かな場所を選ぶと良いでしょう。愛犬が安心して過ごせる場所があれば、室内での滞在時間を徐々に長くすることができます。

3. 遊びやコミュニケーション

室内で過ごす時間を楽しくするために、愛犬と遊んであげましょう。おもちゃやボールを使って遊んだり、撫でてあげたりすることで、愛犬との絆を深めることができます。高齢犬の場合は、無理のない範囲で遊びましょう。

噛み癖への対策と代替品の提案

毛布を噛みちぎってしまうという問題ですが、これは高齢犬特有の不安やストレスが原因かもしれません。新しい環境への適応に時間がかかっている可能性もあります。まずは、なぜ噛むのか?その原因を探ることから始めましょう。

1. 代替品の提供

毛布の代わりに、犬用のぬいぐるみや噛むおもちゃを提供してみましょう。素材や形にこだわって、愛犬が気に入るものを探してみてください。安全で丈夫な素材のものを選び、定期的に交換することも大切です。また、愛犬が気に入る香り付きのおもちゃも効果的です。

2. 落ち着かせ方

噛み癖は、不安やストレスからくる行動です。愛犬が落ち着けるように、静かな場所を用意したり、優しく撫でてあげたりすることで、安心感を与えましょう。クラシック音楽などを流すのも効果的です。また、サプリメントなどで精神的な安定を促すことも検討できますが、獣医師に相談の上で行いましょう。

快適な室内環境を作るための工夫

高齢犬にとって快適な室内環境を作るためには、いくつかの工夫が必要です。

1. 床材

滑りやすい床材は、高齢犬にとって危険です。滑りにくいマットやカーペットを敷くことで、転倒を防ぎます。また、足腰への負担を軽減するために、クッション性のある床材を選ぶのも良いでしょう。

2. 温度管理

高齢犬は体温調節機能が低下しているため、温度管理が重要です。エアコンやストーブなどを適切に使用し、室温を一定に保ちましょう。特に冬場は、暖房器具を適切に使い、寒さから愛犬を守りましょう。夏場は、熱中症対策として、涼しい場所を用意しましょう。

3. 照明

高齢犬は視力が低下している場合もあります。明るい照明を確保し、愛犬が見やすい環境を作りましょう。また、夜間は、暗すぎず明るすぎない程度の照明を確保することで、安心感を高めることができます。

まとめ:愛犬との幸せな室内生活を

高齢犬の室内飼育は、多くの準備と配慮が必要です。しかし、愛犬の健康と幸せを第一に考え、段階的に進めていくことで、必ず成功します。この記事で紹介した方法を参考に、愛犬と快適で幸せな室内生活を送ってください。そして、何か困ったことがあれば、いつでも獣医さんや専門家に相談しましょう。愛犬との時間を大切に、充実した日々を過ごしましょう。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事