愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

高齢犬の引き取り手探し、臭い対策…愛犬家ができること徹底解説

#犬の里親
 
おじいちゃんが飼っている中型犬がいるのですが、おじいちゃんがずっと入院生活になり、犬の今後に悩んでいます。そんなにお金はないので、おじいちゃんの家の賃貸契約は今年で切れる予定です。私自身、そして周り、そして里親募集などの投稿など施設等に電話してますが高額だったり、犬も高齢ということもあるし、なかなか引き取り相手も見つからず…。臭いもきついです。本当にどうしたらいいのか分からないので、他に手段はないでしょうか?私自身は愛犬家です。二年前までパピヨン飼っていましたが天国に旅立ってしまいました。ただ、今はペット可能物件ではないのと飼える状態ではないのでご相談させて頂きます。

愛犬家として、おじい様と愛犬の状況を案じていることと思います。高齢犬の引き取り手探しは、確かに困難な道のりですよね。経済的な問題や臭いの問題も重なり、途方に暮れてしまうお気持ち、とてもよく分かります。しかし、諦めずに一つずつ解決策を探していきましょう。愛犬家であるあなただからこそできること、きっとあります。この記事では、高齢犬の引き取り手探しの具体的な方法から、臭い対策、そして経済的な負担を軽減するための情報まで、幅広くご紹介します。

まずは現状を整理しましょう

まず、落ち着いて現状を整理することが大切です。以下の点を明確にしてみましょう。
犬種、年齢、性別、健康状態(既往歴など)
性格(人懐っこいか、吠え癖はないかなど)
現在の生活環境(食事、散歩の頻度、排泄の状況など)
経済状況(毎月犬にかかる費用、預貯金など)
あなたの協力体制(どこまで犬の世話ができるか、時間的な余裕など)

これらの情報を整理することで、どのような支援が必要なのか、何から始めるべきなのかが見えてきます。

引き取り手探しの具体的な方法

引き取り手探しは、根気強く、多方面からアプローチすることが重要です。

1. 里親募集サイトの活用:
「ペットのおうち」「OMUSUBI(お結び)」などの里親募集サイトに登録し、詳細な情報を掲載しましょう。
犬の魅力が伝わるような写真や動画を掲載することが大切です。
高齢犬であること、性格、健康状態などを正直に記載しましょう。
定期的に情報を更新し、目に留まりやすくしましょう。
ポイント: 里親希望者とのやり取りは丁寧に行い、信頼関係を築くことが大切です。
2. 動物保護団体・NPO法人への相談:
地域の動物保護団体やNPO法人に相談し、引き取りや一時預かりの可能性を探りましょう。
高齢犬に理解のある団体を探すことが重要です。
費用や条件などを詳しく確認しましょう。
ポイント: 複数の団体に相談し、比較検討することをおすすめします。
3. 動物病院への相談:
かかりつけの動物病院に相談し、里親希望者を紹介してもらう、または病院で一時的に預かってもらうなどの協力を仰ぎましょう。
獣医さんのネットワークを通じて、情報が広がる可能性があります。
ポイント: 獣医さんとの信頼関係が重要です。
4. SNSでの拡散:
Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSで、犬の情報を拡散しましょう。
ハッシュタグ(#里親募集 #犬 #高齢犬 #保護犬 など)を活用し、より多くの人に情報を届けましょう。
ポイント: 知り合いだけでなく、動物好きのコミュニティにも情報を共有しましょう。
5. 地域の掲示板や情報誌への掲載:
地域の掲示板や情報誌に、里親募集の情報を掲載しましょう。
高齢者の方など、インターネットを利用しない層にもアプローチできます。
ポイント: 地域の情報に詳しい人に相談し、効果的な掲載場所を選びましょう。
6. 犬のイベントへの参加:
地域の犬のイベントに参加し、里親希望者を探しましょう。
直接犬と触れ合ってもらうことで、魅力を伝えやすくなります。
ポイント: イベントの主催者に事前に相談し、許可を得てから参加しましょう。

高齢犬の引き取り手がなかなか見つからない理由と対策

高齢犬の引き取り手がなかなか見つからない理由はいくつか考えられます。
医療費や介護費の負担: 高齢犬は病気にかかりやすく、医療費や介護費がかさむ可能性があります。
対策: 里親希望者に、高齢犬の医療費や介護費について事前に説明し、理解を得ることが大切です。また、ペット保険への加入を検討してもらうのも一つの方法です。
寿命が短い: 高齢犬は寿命が短いため、別れがすぐに来てしまうことを懸念する人もいます。
対策: 里親希望者に、残された時間を大切に過ごせるようにサポートすることを伝えましょう。また、犬との生活を通して得られる喜びや癒しを強調することも効果的です。
臭いの問題: 高齢犬は体臭が強くなることがあります。
対策: 臭い対策を徹底し、清潔な状態を保つことが大切です。具体的な対策については、後述します。

臭い対策を徹底的に行う

高齢犬の臭いは、引き取り手探しの大きな障壁となります。以下の対策を徹底的に行いましょう。

1. こまめなシャンプー:
月に1〜2回程度、犬用シャンプーで丁寧に洗いましょう。
シャンプーの後は、しっかりと乾かすことが大切です。
ポイント: 皮膚の弱い犬には、低刺激のシャンプーを選びましょう。
2. ブラッシング:
毎日ブラッシングを行い、抜け毛を取り除きましょう。
ブラッシングは、血行促進にもつながり、皮膚の健康を保ちます。
ポイント: ブラシの種類を使い分け、優しくブラッシングしましょう。
3. 耳掃除:
週に1回程度、犬用イヤークリーナーで耳掃除を行いましょう。
耳垢が溜まると、炎症や臭いの原因になります。
ポイント: 綿棒を奥まで入れすぎないように注意しましょう。
4. 歯磨き:
毎日歯磨きを行い、口臭を予防しましょう。
歯周病は、口臭だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼします。
ポイント: 犬用歯ブラシと歯磨き粉を使用しましょう。
5. 肛門腺絞り:
月に1回程度、肛門腺絞りを行いましょう。
肛門腺に分泌物が溜まると、臭いの原因になります。
ポイント: 獣医さんやトリマーさんに教えてもらうと安心です。
6. 生活環境の清掃:
犬が過ごす場所は、こまめに掃除しましょう。
特に、トイレの場所は清潔に保つことが大切です。
ポイント: 消臭効果のある洗剤やスプレーを使用しましょう。
7. 空気清浄機の設置:
空気清浄機を設置し、室内の空気を清潔に保ちましょう。
脱臭効果のある空気清浄機を選ぶと効果的です。
ポイント: 定期的にフィルターを交換しましょう。

経済的な負担を軽減する方法

高齢犬の世話には、どうしてもお金がかかります。経済的な負担を軽減するために、以下の方法を検討してみましょう。

1. ペット保険の活用:
ペット保険に加入することで、医療費の負担を軽減できます。
高齢犬でも加入できる保険を探しましょう。
ポイント: 保険の内容をよく確認し、必要な保障を選びましょう。
2. 動物病院の割引制度の利用:
動物病院によっては、割引制度やキャンペーンを実施している場合があります。
事前に確認し、利用できる制度があれば活用しましょう。
ポイント: 複数の動物病院を比較検討し、費用を抑えましょう。
3. 自治体の助成金制度の利用:
自治体によっては、ペットの医療費や介護費に対する助成金制度がある場合があります。
お住まいの自治体に確認してみましょう。
ポイント: 申請条件や手続き方法を確認しましょう。
4. クラウドファンディングの活用:
クラウドファンディングを利用して、資金を集める方法もあります。
犬の状況や必要な費用を明確に伝え、支援を呼びかけましょう。
ポイント: 支援者への感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。
5. 不用品の売却:
不用品を売却して、犬の医療費や介護費に充てるのも一つの方法です。
フリマアプリやリサイクルショップなどを活用しましょう。
ポイント: 価値のあるものを探し、少しでも高く売れるように工夫しましょう。

愛犬家としてできること

あなたは以前パピヨンを飼っていた愛犬家です。その経験を活かして、以下のことを心がけてください。
愛情を持って接する: 犬はあなたの愛情を感じています。不安な気持ちを取り除き、安心させてあげましょう。
根気強く世話をする: 高齢犬の世話は大変ですが、根気強く続けることが大切です。
情報収集を怠らない: 新しい情報や支援制度など、常にアンテナを張り、情報収集を怠らないようにしましょう。
周りの人に協力を求める: 一人で抱え込まず、家族や友人、獣医さんなど、周りの人に協力を求めましょう。

成功事例:Aさんの場合

Aさんは、高齢の柴犬を飼っていたおじい様が入院し、犬の世話に困っていました。Aさんは、インターネットで里親募集サイトを見つけ、犬の情報を掲載しました。また、地域の動物保護団体にも相談し、協力を仰ぎました。その結果、数週間後、犬を飼いたいという家族が見つかり、無事に引き取られました。Aさんは、「諦めずに探して本当に良かった。犬も新しい家族も幸せそうで、私も嬉しい」と話していました。

専門家からのアドバイス:獣医B先生

「高齢犬の引き取り手探しは、時間と根気が必要です。しかし、諦めずに探せば、必ず良い出会いがあります。犬の健康状態を把握し、適切なケアを行うことが大切です。また、里親希望者とのコミュニケーションを密にし、信頼関係を築くことが重要です。」

最後に

高齢犬の引き取り手探しは、決して簡単なことではありません。しかし、愛犬家であるあなたなら、きっと乗り越えられるはずです。この記事が、少しでもあなたの助けになれば幸いです。諦めずに、愛犬のために最善を尽くしてください。応援しています。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事