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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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騒音トラブル、眠れない日々…解決策は?【賃貸マンションでの犬との暮らし】

#騒音トラブル
 
長文失礼します。賃貸マンションでの近所トラブルについて相談させてください。
3階建てのマンションの1階に住んでおり、問題の住人は真上の2階に住んでいます。夜中の2時から4時頃にかけて、激しい夫婦喧嘩や物をガチャガチャと動かす音、ボーリングの玉を落としてバウンドさせたような重い音、そして3歳と1歳のお子さんが走り回る音がひどく、悩まされています。2階の住人は、下の階に音が響いていることを認識しているはずです。過去には、夫婦喧嘩の末にエントランスのガラスを壊し、破片を集めただけで血だらけのまま放置し、その後しらを切るということもありました。

最近、深夜の騒音があまりにひどく、眠れない日が続いていたため、警察に通報しました。しかし、騒音は収まらず、10時、11時、12時に寝ても、必ず2時に目が覚めてしまい、4時頃まで眠れなくなってしまいました。寝たくても眠れず、理由もなく涙が出て、頭を押さえつけられているような、引っ張られているような感覚に陥り、まるで抜け殻のようです。

近隣の方からは、「一番響いているのは1階のお宅だから、通報して」と言われました。2階の住人にも不満がありますが、いつも私が連絡していることが、私にとって大きな負担になっています。月曜日に心療内科を受診しようと思っていますが、医療費を2階の住人に請求することは可能でしょうか?また、管理会社が頼りない場合、どこに相談すれば良いでしょうか?

今日の昼には、2階からの洗濯機ホース外れで、我が家が水浸しになりました。不動産屋が来て話をしてくれましたが、2階の住人は謝罪にも来ません。気が狂いそうです。

騒音問題、本当に辛いですよね。特に、犬との静かな生活を望んでいる場合は、なおさらです。今回は、この状況を打開するための具体的なステップと、精神的な負担を軽減する方法について、詳しく解説していきます。

まずは状況の整理と記録から

騒音問題を解決するために、まずやるべきことは状況の整理と記録です。
騒音の種類と時間帯を記録
どんな種類の騒音が、いつ発生しているのかを具体的に記録しましょう。例えば、「夜2時~4時、夫婦喧嘩の声、物を叩きつける音」「朝6時、子供の走り回る音」など、詳細に記録することで、管理会社や第三者に状況を伝えやすくなります。騒音の種類を記録することで、原因を特定しやすくなり、対策を立てる上でも役立ちます。例えば、子供の走り回る音であれば、防音マットの設置を検討するなどの対策が考えられます。
騒音の頻度と継続時間
騒音がどのくらいの頻度で、どのくらいの時間続いているのかを記録しましょう。例えば、「毎日、夜2時~4時」「週に3回、1時間程度」など、具体的な頻度と時間を記録することで、騒音の深刻さを伝えやすくなります。
騒音による影響
騒音によって、どのような影響を受けているのかを具体的に記録しましょう。例えば、「睡眠不足で体調を崩している」「仕事に集中できない」「愛犬が吠えるようになった」など、具体的な影響を記録することで、騒音の深刻さを訴えることができます。犬が吠えるようになった場合は、獣医やドッグトレーナーに相談し、適切な対策を講じることも検討しましょう。
証拠の収集
可能であれば、騒音を録音または録画しましょう。スマートフォンアプリやICレコーダーなどを使って、騒音を記録することで、客観的な証拠として提出できます。ただし、録音・録画する際は、プライバシー侵害にならないように注意しましょう。
記録は客観的に
記録する際は、感情的な表現は避け、客観的な事実のみを記述するように心がけましょう。例えば、「うるさい!」「迷惑だ!」といった表現ではなく、「〇時〇分、〇〇の音が聞こえた」というように、具体的な状況を記述します。

これらの記録は、後々、管理会社や弁護士に相談する際に非常に役立ちます。また、記録を続けることで、騒音に対するストレスを客観的に把握し、冷静に対処できるようになる効果も期待できます。

管理会社への相談:騒音問題を解決するための第一歩

騒音問題が発生した場合、まずは管理会社に相談することが基本です。管理会社は、賃貸物件の管理・運営を行う専門業者であり、入居者からの苦情やトラブルに対応する義務があります。

1. 相談方法
電話
手軽に連絡できるのがメリットですが、言った言わないの水掛け論になる可能性も。
メール
記録が残るので、後々の証拠として役立ちます。
書面
より正式な手段として、内容証明郵便で送付することも可能です。
訪問
直接会って話を聞いてもらうことで、状況をより詳しく伝えられます。

どの方法で相談する場合でも、事前に騒音の種類、時間帯、頻度、継続時間、騒音による影響などを整理しておくと、スムーズに状況を伝えられます。
2. 相談内容
管理会社に相談する際には、以下の点を明確に伝えましょう。
騒音の種類と発生時間帯
具体的な騒音の種類と、それがいつ発生しているのかを伝えます。
騒音の頻度と継続時間
騒音がどのくらいの頻度で、どのくらいの時間続いているのかを伝えます。
騒音による影響
騒音によって、どのような影響を受けているのかを具体的に伝えます。
改善要望
騒音を改善するために、どのような対応を望んでいるのかを具体的に伝えます。

例えば、「夜間の騒音を止めてほしい」「注意喚起をしてほしい」「防音対策をしてほしい」など、具体的な要望を伝えることで、管理会社が対応しやすくなります。
3. 管理会社の対応
管理会社は、相談内容を受けて、以下のような対応を行うことが一般的です。
騒音の発生源である住人への注意喚起
騒音を出している住人に対し、騒音を控えるように注意喚起を行います。
全戸への注意喚起
マンション全体の住人に対し、騒音に関する注意喚起を行います。
騒音に関するアンケートの実施
マンションの住人に対し、騒音に関するアンケートを実施し、状況を把握します。
防音対策の検討
必要に応じて、防音対策を検討します。

ただし、管理会社には強制力がないため、騒音を完全に止めることは難しい場合があります。
4. 管理会社が対応してくれない場合
管理会社に相談しても対応してくれない場合は、以下の方法を検討しましょう。
内容証明郵便を送付する
管理会社に対し、改善を求める内容証明郵便を送付します。内容証明郵便は、送付した内容と日付を証明するもので、法的な証拠となります。
弁護士に相談する
弁護士に相談し、法的なアドバイスや対応を依頼します。
他の相談窓口に相談する
自治体の相談窓口や、国民生活センターなどに相談します。

騒音トラブル、法的手段も視野に?

騒音問題が深刻化し、管理会社に相談しても解決しない場合、法的手段を検討することも視野に入れる必要があります。法的手段は、最終的な解決策となり得る一方で、時間や費用がかかるというデメリットも存在します。

1. 法的手段の種類
民事訴訟
騒音によって受けた損害賠償を請求する訴訟です。
調停
裁判所を介して、騒音の当事者間で話し合いによる解決を目指す手続きです。
差止請求
騒音の差し止めを求める訴訟です。
2. 訴訟を起こす前に
訴訟を起こす前に、以下の点を十分に検討しましょう。
証拠の収集
騒音の証拠(録音データ、騒音に関する記録、医師の診断書など)を十分に収集する必要があります。
弁護士への相談
弁護士に相談し、訴訟の見込みや費用について確認しましょう。
費用
訴訟には、弁護士費用、裁判費用、印紙代などがかかります。
時間
訴訟には、数ヶ月から数年単位の時間がかかる場合があります。
精神的な負担
訴訟は、精神的な負担が大きいため、慎重に検討する必要があります。
3. 訴訟以外の解決方法
訴訟以外にも、以下のような解決方法があります。
調停
裁判所を介して、騒音の当事者間で話し合いによる解決を目指す手続きです。調停は、訴訟よりも費用や時間がかからず、当事者間の合意による解決を目指すため、精神的な負担も軽減できます。
ADR(裁判外紛争解決)
専門家が仲介に入り、当事者間の紛争解決を支援するサービスです。ADRは、調停と同様に、訴訟よりも費用や時間がかからず、柔軟な解決を目指すことができます。
4. 弁護士に相談するメリット
騒音問題に詳しい弁護士に相談することで、以下のようなメリットがあります。
法的アドバイス
騒音問題に関する法的アドバイスを受けることができます。
証拠収集のサポート
証拠収集のサポートを受けることができます。
交渉代行
騒音の当事者との交渉を代行してもらえます。
訴訟手続きの代行
訴訟手続きを代行してもらえます。

心療内科受診:心のケアも大切に

騒音問題は、精神的なストレスを大きくし、心身に様々な影響を及ぼす可能性があります。眠れない、イライラする、不安になるなどの症状が現れた場合は、我慢せずに心療内科を受診しましょう。

1. 心療内科とは
心療内科は、ストレスや心理的な要因が関与する身体の病気や心の病気を専門とする診療科です。騒音問題によるストレスは、自律神経の乱れを引き起こし、様々な身体症状や精神症状を引き起こすことがあります。
2. 受診のタイミング
以下のような症状が現れた場合は、早めに心療内科を受診しましょう。
不眠
寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めるなど、睡眠に問題がある場合。
イライラ
些細なことでイライラしたり、怒りっぽくなったりする場合。
不安
理由もなく不安になったり、緊張したりする場合。
気分の落ち込み
気分が沈んだり、やる気がなくなったりする場合。
食欲不振
食欲がなくなったり、逆に食べ過ぎたりする場合。
体調不良
頭痛、腹痛、吐き気、めまいなど、原因不明の体調不良が続く場合。
3. 心療内科での治療
心療内科では、患者さんの症状や状態に合わせて、以下のような治療を行います。
カウンセリング
医師やカウンセラーが、患者さんの悩みやストレスについて話を聞き、心理的なサポートを行います。
薬物療法
必要に応じて、睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬などの薬を処方します。
自律訓練法
リラックスするための呼吸法や瞑想などを指導します。
4. 医療費の請求について
騒音問題が原因で心療内科を受診した場合、医療費を騒音の加害者(2階の住人)に請求できる可能性があります。ただし、そのためには、騒音と心身の不調との因果関係を証明する必要があります。
医師の診断書
医師に、騒音問題が原因で心身の不調が生じたという診断書を作成してもらいましょう。
騒音の記録
騒音の種類、時間帯、頻度、継続時間などを記録したものを保管しておきましょう。
弁護士への相談
医療費の請求について、弁護士に相談してみましょう。

犬との暮らしを守るために:引越しも視野に

様々な対策を講じても騒音問題が解決しない場合は、引越しを検討することも視野に入れる必要があります。犬との快適な生活を守るためには、騒音のない環境を選ぶことが重要です。

1. 引越しを検討する際のポイント
物件選び
防音性の高い物件を選びましょう。鉄筋コンクリート造のマンションや、二重窓、防音ドアなどが設置されている物件がおすすめです。内見の際には、実際に部屋の中で音を聞いて、騒音の程度を確認しましょう。
周辺環境
静かな環境を選びましょう。交通量の少ない場所や、商業施設から離れた場所などがおすすめです。
ペット可物件
ペット可物件を選ぶ際には、犬種や頭数などの制限を確認しましょう。また、ペット飼育に関する規約(散歩時のマナー、共用部分の利用など)も確認しておきましょう。
不動産会社
ペット可物件に詳しい不動産会社を選びましょう。地域の情報や、ペットとの暮らしに関するアドバイスをもらうことができます。
2. 引越しの際の注意点
犬のストレス
引越しは、犬にとって大きなストレスになることがあります。引越し前には、犬に新しい環境に慣れさせるための準備を行いましょう。
近隣への配慮
引越し後には、近隣住民に挨拶をし、犬がいることを伝えましょう。散歩時のマナーを守り、騒音に配慮するなど、近隣住民との良好な関係を築くことが大切です。
3. 引越し費用の捻出
引越しには、敷金、礼金、仲介手数料、引越し業者への支払いなど、様々な費用がかかります。
初期費用の交渉
不動産会社に、敷金や礼金の減額交渉をしてみましょう。
引越し業者の選定
複数の引越し業者から見積もりを取り、最も安い業者を選びましょう。
不用品の処分
不用品を処分することで、引越し費用を抑えることができます。

今回のケースでは、水漏れに対する謝罪がないなど、相手の対応にも問題があるようです。しかし、感情的にならず、冷静に、一つずつ解決策を実行していくことが大切です。今回の情報が、あなたと愛犬が安心して暮らせる環境を取り戻すための一助となれば幸いです。

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