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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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騒音、違法駐車、ペット… 困った住人に退去してもらうには?【犬と暮らす賃貸トラブル解決】

#犬との暮らし
 
今回の記事では、集合住宅での迷惑行為に悩むあなたのために、具体的な解決策を解説します。騒音、違法駐車、そしてペット禁止にも関わらず犬を飼育している住人に対し、穏便かつ確実に退去してもらうためのステップを、証拠収集から管理会社との連携、法的手段まで網羅的にご紹介。ぜひ参考に、平穏な暮らしを取り戻してください。
賃貸アパートの階上に引っ越してきた住人の生活態度があまりにも非常識で困っています。賃貸契約にも違反しているので、出て行ってもらいたいのですがどうしたらよいでしょうか。相手は小学生ぐらいの女の子1人と夫婦の3人一家。お父さんは茶髪のヤンキー風情で、柄の悪い夫婦なので、できるだけ穏便にことを収めたいのですが、話して分かる相手ではなさそうです。どうしたらよいか、アドバイスをお願いします!

出て行ってもらいたい理由は以下の通りです。
①夜中12時くらいまで玄関を開け閉めしたり、騒音がひどい(子どもの落ち着きがないみたいで、しょっちゅう走り回っている足音がします)
②ペット禁止なのに犬を飼っている
③自転車置き場の前に違法駐車をしている。自転車が出しづらい(土方系の仕事らしく、仕事用の車を毎日止めています。自家用車は専用の駐車場に止めています)。おまけに子供用自転車をいつもななめだったり、スペースをいっぱいにとっていたり、だらしない止め方をしています。
④ゴミの日を守らない(先日は自動車用のオイルの缶をゴミの日でもないのにゴミ捨て場に置きっぱなしにしていました)

①はしかたない部分もあるので我慢するにしても、②③は明らかに契約違反ですよね。④は、冬のこの時期に万一放火でもされたらいったいどうするつもりなのかあまりの非常識ぶりに驚きました。管理会社に通報しようと思うのですが、ここがまた全く頼りにならないのです。犬の件も知恵袋でいろいろ拝見しましたが、電話で確認だけして「飼ってませんよ」と言われたらそのまま信じてしまいそうな会社です。建物自体は新築のオール電化、テレビでCMもばんばん流している大手企業のものです。管理会社も大手企業なので、しっかりしているものと安心していたら、大間違いでした。今のところ、毎日デジカメで日付と時間が入る設定にして、違反駐車の現場だけは撮影しています。1ヵ月ほど撮り溜めしたら証拠になるでしょうか。難しいのは犬です。鳴き声は確実にするのですが、現場を押さえることができません。なにか良い方法はありませんでしょうか。毎日のことですので、精神的にかなり参っています。

1.まずは状況の整理と証拠集めから始めましょう

お気持ちお察しします。毎日がストレスで、精神的に参ってしまうのも当然です。しかし、ここは冷静に、解決に向けて一歩ずつ進んでいきましょう。

まずは、問題となっている状況を整理し、証拠を集めることから始めましょう。既に違反駐車の証拠写真を撮りためているとのこと、素晴らしいです! その調子で、他の問題についても証拠を集めていきましょう。
騒音:時間、頻度、具体的な音の種類(足音、ドアの開閉音など)を記録する。可能であれば、騒音計アプリなどで音量を測定し、記録しておくと、より客観的な証拠となります。
ペット(犬):鳴き声が聞こえる時間帯、犬種(特定できれば)、可能であれば写真や動画を撮影する。犬の散歩をしている姿を目撃した場合も、日時、場所、犬の特徴などを記録しておきましょう。
違法駐車:写真に加えて、車種、ナンバープレート、駐車場所、時間などを記録する。
ゴミ出し:ゴミの種類、ゴミ出しの日時、場所などを記録する。写真も有効です。

これらの記録は、後々、管理会社や大家さんと交渉する際に、非常に重要な証拠となります。

2.頼りにならない管理会社への対応策

管理会社が頼りにならないとのこと、よくある話です。しかし、諦めずに、以下の対策を講じてみましょう。
書面での通知:電話だけでなく、内容証明郵便で、問題となっている状況と改善要求を通知する。書面で記録を残すことで、後々の証拠となります。
担当者の変更:担当者が対応してくれない場合は、上司や別の担当者に対応を求める。
証拠の提示:集めた証拠を提示し、具体的な状況を説明する。写真や動画を見せることで、口頭での説明よりも説得力が増します。
改善要求:具体的な改善策(例:騒音防止のためのマットの設置、違法駐車の禁止、ペット飼育の禁止)を提示する。
期日の設定:いつまでに改善してほしいか、具体的な期日を設定する。
対応の記録:管理会社とのやり取り(日時、担当者、内容)を記録する。

管理会社が動かない場合は、大家さんに直接連絡することも検討しましょう。

3.犬の証拠を掴むための具体的な方法

犬の証拠を掴むのは難しいですが、諦めずに、以下の方法を試してみましょう。
鳴き声の録音:犬の鳴き声が聞こえる時間帯に、録音アプリなどで録音する。
動物病院の調査:近隣の動物病院で、階上の住人が犬を診察を受けていないか確認する(個人情報なので、直接的な聞き込みは難しいかもしれませんが、動物病院によっては、相談に乗ってくれる場合もあります)。
散歩コースの特定:階上の住人が犬を散歩させている時間帯やコースを特定し、写真や動画を撮影する。
他の住人への聞き込み:他の住人に、犬の鳴き声や散歩姿を目撃したことがないか聞いてみる。
探偵の利用:最終手段として、探偵に依頼して、犬の証拠を掴んでもらうことも検討する。

4.弁護士や専門家への相談も視野に

管理会社や大家さんが対応してくれない場合、弁護士や専門家に相談することも検討しましょう。
弁護士:法的手段(内容証明郵便の送付、訴訟など)について相談する。
不動産コンサルタント:不動産に関するトラブル解決の専門家。具体的なアドバイスや交渉の代行を依頼する。
消費者センター:消費者問題に関する相談窓口。無料で相談に乗ってくれます。

専門家への相談は費用がかかりますが、問題を解決するための有効な手段となります。

5.穏便な解決を目指しつつ、毅然とした態度で

今回のケースでは、相手が「柄の悪い夫婦」とのことなので、直接的な交渉は避けるべきです。まずは、管理会社や大家さんを通じて、改善を求めることが基本となります。

ただし、管理会社や大家さんが動かない場合は、法的手段も視野に入れざるを得ません。弁護士に相談し、内容証明郵便を送付するなど、毅然とした態度で臨むことが重要です。

6.実際にあった解決事例:騒音トラブルから退去勧告へ

実際に、騒音トラブルから相手に退去してもらった事例をご紹介します。

Aさんは、マンションの階上の住人の騒音に悩まされていました。夜中の足音、音楽、友人たちの騒ぎ声など、毎日が苦痛でした。

Aさんは、まず管理会社に相談しましたが、管理会社は「注意喚起」をするだけで、具体的な対策は講じてくれませんでした。

そこでAさんは、騒音の状況を詳細に記録し、騒音計アプリで音量を測定。さらに、弁護士に相談し、内容証明郵便を送付しました。

内容証明郵便には、騒音の状況、改善要求、期日、法的手段も辞さない旨が記載されていました。

すると、階上の住人は態度を硬化させ、騒音はさらに悪化。Aさんは、弁護士に依頼し、訴訟を提起しました。

裁判の結果、裁判所は、階上の住人に対し、騒音の差し止めと慰謝料の支払いを命じました。さらに、管理会社に対し、階上の住人に対する退去勧告を命じました。

最終的に、階上の住人はマンションから退去。Aさんは、平穏な生活を取り戻すことができました。

この事例からわかるように、騒音トラブルは、証拠を集め、法的手段も辞さない覚悟で臨むことで、解決できる可能性があります。

7.犬との共生のために:ペット可賃貸という選択肢

今回のケースでは、階上の住人がペット禁止にも関わらず犬を飼育していることが問題となっています。しかし、犬を飼うこと自体は悪いことではありません。

近年、ペットと暮らせる賃貸物件が増えています。もし、あなたが犬を飼いたいと考えているのであれば、ペット可賃貸を探すことを検討してみてはいかがでしょうか。

ペット可賃貸であれば、犬と一緒に暮らすことができますし、今回のようトラブルに巻き込まれる心配もありません。

8.まとめ:諦めずに、解決に向けて行動しましょう

今回の記事では、集合住宅での迷惑行為に悩むあなたのために、具体的な解決策を解説しました。

騒音、違法駐車、そしてペット禁止にも関わらず犬を飼育している住人に対し、穏便かつ確実に退去してもらうためのステップを、証拠収集から管理会社との連携、法的手段まで網羅的にご紹介しました。

問題解決には時間がかかるかもしれませんが、諦めずに、一歩ずつ行動していくことが重要です。

あなたの平穏な暮らしを取り戻せるよう、心から応援しています!

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