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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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離婚問題とペットの安全:緊急時の対応と法的アドバイス

#離婚
 

離婚は、家族全員にとって大きな精神的負担となる出来事です。特に、今回のケースのように、DV(家庭内暴力)やモラハラ(精神的虐待)が背景にある場合、安全の確保が最優先となります。さらに、大切な愛犬が自宅にいる状況では、その安全も考慮しなければなりません。今回は、このような困難な状況を乗り越えるための具体的なステップと、法的支援について解説します。

お母さんがお父さんと離婚しようとしています。姉妹たちは全員賛成してお母さんを応援しています。お父さんは性格に難がある人で今までも近所の人と喧嘩して警察呼んだり家で理由忘れたんですけど、3年くらい前にも包丁家族に向けてきて警察行ったりしました。今回離婚をお母さんが決めたきっかけは、お父さんは元々お母さんのお父さんとの仲が悪かったのですが、そのおじいちゃんが草むしりをしに来てくれてその時にトイレを借りたらお父さんが「5分以内に追い出さんとぶち殺すぞ」と言って包丁持ち出したらしいです。それでお母さんとおじいちゃん、妹達で逃げて今お母さんの実家にいます。離婚しようにも、お父さんは逆ギレして殺しに来てもおかしくない性格です。弁護士を頼もうにもお金が無いです。成功報酬からと言ってもお父さんにもお金が無いので全然取れないです。そういう時はどうしたらいいですか?それと、今お父さんが家を占拠してて犬がいるので妹が1人残ってお父さんと会わないようにしながら生活しています。もう1人の妹とお母さんはお母さんの実家です。お父さんには離婚まで時間がかかってもとりあえず家から出てほしいのですが、応じません。お父さんのお母さんが話に行ってくれましたが門前払いで話を聞いてすらくれなかったようです。このような場合どうしたらいいですか?そういう知識がなくどうしたらいいのか私もお母さんも分かりません。

結論:まずは安全確保と法的支援を!

まず、最も重要なことは、お母様とお姉様、そして愛犬の安全を確保することです。緊急避難とシェルターの利用、警察への相談を検討してください。次に、法テラスや弁護士会の無料相談を利用し、法的支援を得ることをお勧めします。愛犬の安全を守りながら、一日も早く平穏な生活を取り戻せるよう、具体的なステップを踏んでいきましょう。

1. 緊急避難とシェルターの利用

DVの危険がある場合、まずはお母様とお姉様自身の安全を確保することが最優先です。緊急時は、ためらわずに警察(110番)に連絡してください。警察は一時的な保護や、シェルターへの紹介を行ってくれます。
DV相談ナビ:#8008(お近くの相談窓口につながります)
よりそいホットライン:0120-279-338(24時間対応)

これらの窓口では、緊急避難先の情報提供や、今後の生活に関する相談も可能です。

2. 愛犬の安全確保:一時的な預かりサービスの検討

現在、妹さんが一人で愛犬の世話をしているとのことですが、お父様との接触を避けるためにも、愛犬の一時的な預かりサービスを検討しましょう。
ペットホテル:一時的にペットを預かってくれる施設です。
ペットシッター:自宅でペットの世話をしてくれるサービスです。
動物保護団体:事情によっては、一時的にペットを預かってくれる場合があります。

これらのサービスを利用することで、妹さんの負担を軽減し、愛犬の安全を確保できます。また、離婚後の生活を見据えて、ペット可の賃貸物件を探すことも重要です。

3. 法的支援:法テラス、弁護士会の無料相談

弁護士費用が心配とのことですが、まずは法テラスや弁護士会の無料相談を利用しましょう。
法テラス:法的トラブル解決のための総合案内所です。無料法律相談や、弁護士費用の立て替え制度があります。
弁護士会:各地域の弁護士会でも、無料法律相談を行っています。

これらの相談窓口では、離婚の手続きや、DVに対する法的措置についてアドバイスを受けることができます。また、弁護士費用の分割払いや、法テラスの弁護士費用立て替え制度を利用することで、経済的な負担を軽減できます。

4. 離婚調停の申し立て

お父様が離婚に応じない場合、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることができます。調停では、裁判官や調停委員が間に入り、夫婦間の話し合いを仲介してくれます。調停で合意に至らない場合は、離婚裁判を起こすことも可能です。

5. DVに対する法的措置

お父様のDV行為は、離婚原因として認められます。また、接近禁止命令や保護命令を申し立てることで、お父様からの嫌がらせや暴力を防ぐことができます。これらの措置は、警察や弁護士に相談することで、スムーズに進めることができます。

6. 居住権の確保と退去命令

現在、お父様が家を占拠しているとのことですが、お母様にも居住権があります。弁護士に相談し、お父様に対する退去命令を求めることができます。また、お父様が家を出て行かない場合、強制執行の手続きを行うことも可能です。

7. 離婚後の生活設計とペットとの暮らし

離婚が成立した後、お母様とお姉様、そして愛犬が安心して暮らせるように、生活設計を立てましょう。
住居の確保:ペット可の賃貸物件を探す、実家に戻るなど、住居を確保しましょう。
仕事の確保:安定した収入を得るために、仕事を探しましょう。
経済的な自立:離婚後の生活費や養育費について、しっかりと話し合いましょう。
ペットとの暮らし:ペットとの暮らしを継続するために、ペット可の物件を選ぶ、ペットシッターを利用するなど、対策を立てましょう。

ケーススタディ:離婚とペット、新たな生活への一歩

Aさんのケース:Aさんは、長年連れ添った夫のモラハラに苦しんでいました。ある日、夫が飼っていた愛犬に暴力を振るうのを目撃し、離婚を決意しました。Aさんは、まず弁護士に相談し、離婚の手続きを進めると同時に、愛犬の安全を確保するために、ペットシェルターに一時的に預けることにしました。

離婚後、Aさんはペット可の賃貸物件を見つけ、愛犬との新しい生活をスタートさせました。最初は不安もありましたが、地域の動物愛護団体や、同じようにペットと暮らす人たちとの交流を通じて、徐々に自信を取り戻していきました。Aさんは、「あの時、離婚を決意して本当に良かった。今は愛犬と一緒に、穏やかな毎日を送っています」と語ります。

専門家からのアドバイス:離婚とペット問題

離婚問題に詳しい弁護士のB先生は、次のようにアドバイスします。

「離婚の際、ペットの所有権や養育費について争われるケースが増えています。ペットは家族の一員であり、その幸せを願うのは当然のことです。まずは、弁護士に相談し、法的なアドバイスを受けることをお勧めします。また、ペットとの暮らしを継続するために、ペット可の物件を探す、ペット保険に加入するなど、対策を立てておくことも重要です。」

まとめ:困難を乗り越え、新たなスタートを

今回のケースは、DVや経済的な問題が絡み合っており、非常に困難な状況です。しかし、諦めずに、一つずつ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。まずは、お母様とお姉様、そして愛犬の安全を確保し、法的な支援を得ることから始めましょう。そして、離婚後の生活設計を立て、新たなスタートを切ってください。応援しています。

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