愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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重度の障害を持つ子犬との暮らし方:穏やかな日々を送るためのヒント

#ペット可物件 #ミニチュアダックスフンド #障害のある犬
 
拾った犬が失明していて、耳も聞こえず、嗅覚もありません。前足の筋肉も弱く、後ろ足だけで歩いているんです。獣医さんによると生まれつきの障害の可能性が高いとのこと。薬をもらっていますが、どう扱えばいいのか分かりません。水の飲み方も餌の食べ方も知らないようで、今は無理やり与えています。歩き回って疲れると吠え、抱き上げると眠りますが、布団で寝かせると突然起きて吠え、床に下ろすと歩き回って用を済ませます。トイレに行きたくなると布団ではダメだと吠えて知らせているみたいですが、夜中1時間おきに起きて困っています。近所迷惑も心配です。夜中に吠えたら床に下ろしますが、トイレをせずに歩き回ることも。その時は歩き回らせて疲れさせて寝かせています。飼っていくのは難しいのでしょうか?5ヶ月半の雄のミニチュアダックスフントだと思います。捨てられたんじゃないかと心配です。どうしたらいいでしょうか?餌や水の要求もありません。

小さくて可愛いミニチュアダックスフントの子犬を拾われたとのこと、まずはその勇気と優しさに心から敬意を表します。この子犬は、生まれつき、あるいは過去に何らかの外傷を負ったことで、重度の障害を抱えている可能性が高いですね。 しかし、決して諦めないでください。この子と穏やかに暮らせる道は必ずあります。この記事では、あなたの不安を解消し、この子犬との幸せな生活を送るためのヒントをご紹介します。

子犬の状況把握と獣医さんとの連携

まずは、子犬の状況を正確に把握することが大切です。獣医さんには、既に診てもらっているとのことですが、以下の点を改めて確認してみてください。

生活環境の工夫:安心できる空間づくり

子犬が安心して過ごせる環境を作ることも重要です。以下のような工夫をしてみましょう。

安全な空間の確保

子犬が自由に動き回れる、安全な空間を確保しましょう。階段や段差、危険な物がないかを確認し、必要に応じて柵などを設置して、子犬が安全に過ごせるように配慮してください。また、子犬が落ち着ける、柔らかく暖かいベッドを用意してあげましょう。

視覚・聴覚への配慮

視覚・聴覚に障害がある子犬のために、視覚的なサインや音のサインを活用しましょう。例えば、トイレの場所には、触覚的なマーカー(例えば、粗い素材のマットなど)を置いて、トイレの場所を認識できるようにするのも良い方法です。また、呼びかけるときは、子犬のそばに近づき、優しく声をかけ、同時に身体を触ることで、子犬にあなたの存在を知らせるようにしましょう。

夜間の対応

夜間の吠え声は、不安やトイレのサインの可能性があります。まずは、子犬が落ち着けるように、暗く静かな環境を整えましょう。それでも吠え続ける場合は、子犬がトイレに行きたいサインなのか、単に不安なだけなのかを見極めることが重要です。トイレの場所を明確にし、排泄後には十分に褒めてあげましょう。それでも夜泣きが続く場合は、獣医さんに相談し、必要であれば、鎮静剤などの処方を受けてみるのも良いかもしれません。

トレーニングとコミュニケーション

子犬とのコミュニケーションは、言葉だけでなく、触れ合いを通して行いましょう。優しく撫でたり、抱き上げたりすることで、子犬は安心感を覚えます。また、トレーニングは、根気強く、ポジティブな強化を繰り返すことが大切です。成功したら必ず褒めてあげましょう。これは、視覚・聴覚に障害があっても、子犬はあなたの愛情を感じ取ることができます。

ポジティブな強化

トレーニングでは、ポジティブな強化を心がけましょう。例えば、トイレで成功したら、おやつを与えたり、優しく褒めたりすることで、子犬はトイレの場所を覚えていきます。また、良い行動をしたらすぐに褒めることで、子犬は良い行動を繰り返すようになります。

具体的なトレーニング方法

具体的には、以下のようなトレーニング方法が有効です。

専門家のサポート

一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。動物行動の専門家や、障害のある犬の飼育に詳しい団体などに相談することで、具体的なアドバイスやサポートを受けることができます。また、同じような経験を持つ飼い主さんとの交流も、大きな助けとなるでしょう。 インターネットのフォーラムや、地域の動物愛護団体などを活用してみましょう。

まとめ:希望を捨てないで

重度の障害を持つ子犬を育てることは、確かに大変です。しかし、あなたの愛情と努力によって、この子犬は幸せな生活を送ることができるはずです。 焦らず、少しずつ、子犬のペースに合わせて、根気強く接していきましょう。そして、困難な時は、一人で抱え込まず、専門家のサポートを積極的に活用してください。あなたと子犬の幸せな未来を心から応援しています。

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