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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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里親募集ボランティアの対応、なぜ?犬への愛情と人への敬意のバランス

#里親
 
動物の里親募集のボランティアさんや団体さんは、なぜ高圧的だったり失礼な方が多いのですか?今まで数件問い合わせましたが、殆どが高圧的だったり、とても感じの悪い社会人としてあり得ないと思うお返事でした。こちらからは丁寧にご連絡しているつもりですが、返信に「〇〇様」など宛名もなく、「お問い合わせありがとうございます」の一言すらなく、あるところでは、ぶっきらぼうに「賃貸ではお譲りできません。」とか←これだけ、だったり。。驚きました。(理由に関してはペット可住宅でも賃貸だとだめなことはあるので驚いていません。) (宛名や問い合わせに対する初めの一言がないのはすべてのボランティアさんでそうでした。) 断るにしても「せっかくですが、〇〇(理由)ということですので、今回はお譲りすることは致しかねます。」とか、普通それくらいの丁寧さはありますよね。。私も見知らぬ方からたくさん問い合わせのくる仕事をしていますが、誰に対してもそのように返します。また、根掘り葉掘り質問をしながら、断る時は「やっぱり無理ですね」などでいきなりバサっと切られたりします…里親詐欺や、軽い気持ちの応募も多いとは思うので、条件が厳しいとか質問が多いのはわかりますし当たり前と思いますが、犬を大切に思うあまり人に対しての敬意は無くなっているのでしょうか。それとも、譲ってやってるんだというような気持ちなのでしょうか…応募してきた人が、きちんと犬の幸せを考えた上で里親でペットを家族に迎えようと探しているのであれば、終生面倒を見ていく里親側に対してもある程度の敬意は必要ではないのでしょうか。。条件だけでもとても厳しいところにもってきて、ようやく条件をクリアしたと思って応募してもこんなに嫌な思いをするのだとしたら、里親制度は広まらないような気がします…一体なぜなのでしょうか。ブログなどで良い方そうだなと思っても、問い合わせるとそんな事が続いていて、ブログとのギャップにびっくりしています。。

里親制度を利用して犬を迎えたいと思っているのに、ボランティアの方の対応に戸惑う…そんな経験をされたのですね。それはとても残念で、悲しい気持ちになりますよね。せっかく犬を家族に迎えようと行動を起こしたのに、その熱意が冷めてしまうような対応をされるのは、本当につらいと思います。

今回は、なぜそのような対応が多いのか、そしてどうすれば気持ちよく里親になれるのかを一緒に考えていきましょう。

なぜ?里親募集ボランティアの対応の背景にあるもの

里親募集のボランティアさんの対応が、時に高圧的、失礼に感じられるのは、いくつかの要因が考えられます。
保護犬の現状とボランティアの負担

まず理解しておきたいのは、保護犬を取り巻く現状の厳しさです。多くの犬たちが様々な理由で保護され、新しい家族を待っています。ボランティアの方々は、限られた時間と資源の中で、犬たちの命と未来を守るために奔走しています。

また、残念ながら、里親詐欺や虐待目的で犬を譲り受けようとする人も後を絶ちません。そのため、ボランティアの方々は、犬たちの安全を最優先に考え、里親希望者に対して慎重にならざるを得ないのです。

こうした背景から、ボランティアの方々は、常にプレッシャーを感じ、疲弊している場合があります。それが、言葉遣いや態度に出てしまうことがあるのかもしれません。
「犬の幸せ」を最優先にするあまり

ボランティアの方々は、犬への愛情が非常に深く、何よりも犬の幸せを願っています。そのため、「この人に本当に犬を託せるのか」という視点が強くなりすぎるあまり、里親希望者への対応が厳しくなってしまうことがあります。

もちろん、犬の幸せを願う気持ちは大切ですが、それが高圧的な態度や失礼な言動につながってしまうのは、本末転倒と言えるでしょう。
コミュニケーション不足と誤解

里親希望者とボランティアの間で、十分なコミュニケーションが取れていない場合、誤解が生じやすくなります。「なぜこんなに質問されるんだ?」「なぜこんなに条件が厳しいんだ?」と不信感を抱いてしまうこともあるでしょう。

お互いの立場や状況を理解し、丁寧にコミュニケーションを取ることができれば、より良い関係を築けるはずです。

どうすれば気持ちよく里親になれる?5つの対策

では、具体的にどうすれば、気持ちよく里親になることができるのでしょうか?私がおすすめする方法を5つご紹介します。

1. 譲渡条件をしっかり確認する

まずは、各団体やボランティアが提示している譲渡条件をしっかりと確認しましょう。犬種、年齢、飼育環境、家族構成など、様々な条件があります。

これらの条件を事前に確認し、自分がクリアできるかどうかを判断することが大切です。もし、条件に合わない場合は、正直にその旨を伝え、他の犬を探すことを検討しましょう。

譲渡条件は、犬の幸せを守るためのものであり、決してあなたを拒否するためのものではありません。条件を理解し、協力する姿勢を見せることが、信頼関係を築く第一歩となります。
2. 丁寧なコミュニケーションを心がける

ボランティアの方々とコミュニケーションを取る際は、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。宛名をつける、感謝の言葉を述べるなど、基本的な礼儀を守ることが大切です。

また、質問には正直に答え、自分の飼育環境や犬への愛情をしっかりと伝えましょう。もし、疑問や不安な点があれば、遠慮せずに質問することも大切です。

ボランティアの方々は、あなたの言葉や態度から、犬への愛情や責任感を感じ取ろうとしています。誠実な姿勢でコミュニケーションを取ることで、信頼を得られるはずです。
3. 譲渡会やイベントに参加する

多くの団体やボランティアが、譲渡会やイベントを開催しています。これらのイベントに参加することで、実際に犬と触れ合ったり、ボランティアの方々と直接話したりすることができます。

イベントでは、犬の性格や特徴、飼育に関するアドバイスなど、様々な情報を得ることができます。また、ボランティアの方々と顔見知りになることで、その後のコミュニケーションがスムーズになることもあります。

イベントは、犬との出会いの場であると同時に、ボランティアの方々との交流の場でもあります。積極的に参加して、里親になるための準備を進めましょう。
4. 里親になるための勉強をする

犬を飼うには、様々な知識や準備が必要です。犬種ごとの特性、食事、散歩、しつけ、病気など、学ぶべきことはたくさんあります。

最近では、犬の飼育に関する書籍やウェブサイト、セミナーなどが充実しています。これらの情報を活用して、里親になるための勉強をしましょう。

知識を身につけることで、犬との生活に対する不安を解消できるだけでなく、ボランティアの方々からの信頼も得やすくなります。「この人はきちんと勉強しているな」と思ってもらえれば、安心して犬を託せると思ってもらえるはずです。
5. NPO法人Aの「里親希望者向けセミナー」に参加したKさんの事例

Kさんは、以前から犬を飼いたいと思っていましたが、なかなか踏み出せずにいました。そんな時、NPO法人Aが開催する「里親希望者向けセミナー」があることを知り、参加することにしました。

セミナーでは、犬の飼育に関する基礎知識、里親になるための心構え、保護犬の現状など、様々なテーマについて学ぶことができました。また、セミナー後には、ボランティアの方々と個別に話す時間も設けられ、Kさんは自分の不安や疑問を解消することができました。

セミナーに参加したことで、Kさんは自信を持って里親になることを決意しました。その後、NPO法人Aを通じて、念願だった犬との出会いを果たし、現在は幸せな毎日を送っています。

里親になるということ

里親になるということは、犬に愛情を注ぎ、終生責任を持って飼育することです。それは、簡単なことではありません。時間、お金、労力が必要ですし、時には辛いことや悲しいこともあるかもしれません。

しかし、犬との生活は、それ以上の喜びや感動を与えてくれます。犬は、私たちに無償の愛を注ぎ、心の支えとなってくれます。

里親になることを検討されている方は、ぜひ、犬との生活の素晴らしさを知っていただきたいと思います。そして、一匹でも多くの犬たちが、温かい家庭で幸せに暮らせるよう、私たち一人ひとりができることを考えていきましょう。

まとめ:犬への愛情と人への敬意

里親募集ボランティアの方の対応には、様々な背景があります。保護犬の現状、ボランティアの負担、犬への愛情…それらが複雑に絡み合い、時に高圧的な態度や失礼な言動につながってしまうことがあります。

しかし、里親希望者の方も、犬への愛情や責任感を持って、里親になりたいと思っているはずです。お互いの立場を理解し、尊重し合うことができれば、より良い関係を築けるはずです。

この記事が、里親制度に関わるすべての人々にとって、より良いコミュニケーションのきっかけとなることを願っています。そして、一匹でも多くの犬たちが、温かい家庭で幸せに暮らせるよう、心から願っています。

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