愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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里親募集の応募者が多すぎて不安…どうすれば良い?【犬の里親探し】

#里親
 
里親募集の応募者に対する不安についてなのですが、今回里親募集サイトに保護犬を掲載し里親募集をしました。そこで複数の方から応募があり、気になったのですがどの方も何件も(10件以上)他に応募している方が非常に多く、数年前から数ヶ月空けて応募しているとかならまだわかるのですが、頻繁に・ほぼ毎日の頻度でご応募されている履歴があり何だかショックを受けてしまいました。

ご応募頂いた方数名とお話をしたかった為2.3日お待ち頂いている間にも翌日には他の方に応募していたので、そちらの方の犬ちゃんを是非優先して下さいと伝えたところ、連絡がないから諦めています、一生大切にしますから譲って下さいなどと言われました。ですが手当たり次第気に入れば、譲ってくれればどの犬でもいいの?と疑心暗鬼になってしまっています。

他にも複数のサイトから同一の方から申し込みがあり、中にはご主人と奥さまが別々に(問い合わせ内容が同じ)他人のふりをして申し込みをしてきたり、同一の方は(本人が他のサイトで申し込みしましたとの申告あり)一方では犬のみ飼育、もう一方では犬のみ飼育との情報で詐欺なのではないかと悩んでいます。

明らかにおかしい方にはお譲りしませんが、短期間で多数の応募をする方が非常に多いのですがこれは仕方のないことなのでしょうか?前の人に断られた・連絡が来ないなど色々と理由はあるのでしょうけれど、里親募集サイトなどではこのようなことは普通なのかどうなのかがわかりません…

詳しい方や里親募集の経験がある方にお聞きしたいのですが、複数の応募をしている方はやめた方がいいのかどうか、自宅訪問以外では他に何を基準にまたは何を注意して里親さんを選んでいるのかお聞かせください。出来れば、募集に対する問い合わせの段階での見極め方なども教えて下さい。宜しくお願いいたします。

里親募集、お疲れ様です。せっかく犬を家族に迎えたいと思ってくださる方が現れたのに、応募者の状況を見て不安になってしまうお気持ち、とてもよく分かります。今回は、そんな里親募集の応募者に対する不安を解消し、安心して犬を託せる里親さんを見つけるためのアドバイスを、犬の里親探しを長年サポートしてきた私の経験を元にお伝えします。

なぜ複数の応募者がいるのか?里親募集の現状

まず、里親募集サイトで複数の応募をする人が多いのは、決して珍しいことではありません。その背景には、以下のような理由が考えられます。
競争率の高さ: 人気の犬種や子犬は、応募が殺到します。そのため、少しでも可能性を広げようと、複数の募集に応募する人がいます。
タイミングの問題: 里親希望者は、すぐに犬を迎えたいと思っています。しかし、募集主の都合や審査の状況によっては、時間がかかる場合があります。そのため、待ちきれずに他の募集にも応募することがあります。
情報収集: 里親希望者は、様々な犬の情報を見て、自分に合った犬を探しています。そのため、複数の募集に問い合わせて、情報を集めることがあります。

もちろん、中には悪質な目的を持った人もいるかもしれません。しかし、ほとんどの里親希望者は、本当に犬を愛し、大切に育てたいと思っている人たちです。

複数の応募者=悪?見極めのポイント

複数の応募をしているからといって、すぐに「この人はダメだ」と判断するのは早計です。大切なのは、応募者一人ひとりをしっかりと見極めることです。

ここでは、里親希望者を見極めるための具体的なポイントを、段階ごとにご紹介します。

1. 応募時のメッセージをチェック

まず、応募時のメッセージを注意深く読んでみましょう。
具体性: 「犬を飼いたい」というだけでなく、「なぜその犬種を選んだのか」「どんな生活を送りたいのか」など、具体的な内容が書かれているか。
熱意: 犬に対する愛情や、里親になりたいという熱意が伝わってくるか。
質問: 犬の性格や飼育環境について、質問があるか。質問がある場合は、犬のことを真剣に考えている証拠です。

テンプレートのようなメッセージや、短すぎるメッセージは、注意が必要です。

2. 電話やオンラインでの面談

応募メッセージで気になる人がいれば、電話やオンラインで面談をしてみましょう。
話し方: 丁寧で誠実な話し方をするか。
質問: 犬の飼育経験や、生活スタイルについて、詳しく質問してみましょう。
疑問点: 応募メッセージの内容と矛盾する点はないか。
家族構成: 家族構成や、同居人の犬に対する理解度を確認しましょう。
飼育環境: 飼育環境について、具体的に説明してもらいましょう。写真や動画を見せてもらうのも有効です。
経済状況: 犬の飼育には、医療費や食費など、ある程度の費用がかかります。経済状況についても、正直に話してもらいましょう。

面談では、応募者の人柄や犬に対する考え方を、じっくりと見極めることが大切です。

3. 自宅訪問

可能であれば、自宅訪問をさせてもらいましょう。
清潔さ: 室内が清潔に保たれているか。
安全性: 犬にとって危険なものがないか。
スペース: 犬が快適に過ごせるスペースがあるか。
犬用品: 犬用のベッドやトイレなど、必要なものが揃っているか。

自宅訪問では、実際に犬が生活する環境を確認することができます。

詐欺に注意!怪しいと感じたら…

複数のサイトから応募があったり、夫婦が別人を装って応募してくるなど、怪しいと感じる場合は、詐欺の可能性も考慮しましょう。
個人情報をむやみに教えない: 住所や電話番号などの個人情報は、慎重に扱いましょう。
金銭を要求されないか: 里親になるにあたって、高額な費用を請求される場合は、詐欺の可能性が高いです。
契約書を交わす: 里親契約書を交わし、犬の所有権や飼育義務について明確にしておきましょう。

少しでも怪しいと感じたら、安易に犬を譲渡しないようにしましょう。

里親選びの最終判断:直感を信じる

様々な情報を集め、応募者と面談を重ねても、最終的に誰を選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。そんな時は、自分の直感を信じてみてください。

「この人なら、きっと犬を幸せにしてくれる」

そう思える人がいれば、その人があなたにとって最高の里親さんかもしれません。

里親に出した後もサポートを

里親さんに犬を譲渡した後も、定期的に連絡を取り、犬の様子を確認するようにしましょう。
写真や動画を送ってもらう: 犬の成長や生活の様子を知ることができます。
相談に乗る: 飼育に関する悩みや疑問があれば、積極的に相談に乗ってあげましょう。
必要に応じてアドバイスをする: 問題行動が見られる場合は、専門家を紹介するなど、適切なアドバイスをしましょう。

里親に出した後も、里親さんと協力して、犬が幸せに暮らせるようにサポートしていくことが大切です。

犬の里親探し成功事例:Aさんの場合

Aさんは、保護犬の里親募集をサイトで行いました。多数の応募がありましたが、Aさんは一人ひとりと丁寧に面談を重ね、犬に対する愛情や飼育環境について詳しく質問しました。

その中で、Bさんという女性が、犬に対する深い愛情と、十分な飼育環境を持っていることが分かりました。Bさんは、以前にも犬を飼育した経験があり、犬の健康管理やしつけにも詳しいようでした。

Aさんは、Bさんに犬を譲渡することを決めましたが、その後も定期的に連絡を取り、犬の様子を確認しました。Bさんは、犬の写真を送ってくれたり、飼育に関する相談をしてきたりと、Aさんとの関係を大切にしてくれました。

Aさんは、Bさんに犬を譲渡して本当に良かったと思っています。犬はBさんの家で幸せに暮らしており、Aさんも安心して犬の成長を見守っています。

まとめ:焦らず、じっくりと里親さんを見つけよう

里親募集は、時間と労力がかかる大変な作業です。しかし、犬にとって最高の家族を見つけるためには、焦らず、じっくりと取り組むことが大切です。

今回の記事でご紹介したポイントを参考に、あなたの大切な犬を安心して託せる里親さんを見つけてください。そして、里親さんと協力して、犬が幸せに暮らせるようにサポートしていきましょう。

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