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賃貸物件で愛犬が木をかじってしまった!DIY補修で原状回復は可能?

#犬との暮らし
 
賃貸に住んでるのですが、飼い犬が室内の木製部分を何ヶ所かかじってしまいました。自分でヤスリで削って補修しようと思っています。削って色が変わった所に何を塗ればいいですか?

愛犬との暮らしはかけがえのないものですが、時に予期せぬトラブルも起こりますよね。特に賃貸物件の場合、退去時の原状回復費用が気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、愛犬が室内の木製部分をかじってしまった際のDIY補修について、具体的な方法と注意点をお伝えします。

結論:DIY補修は可能だが、範囲と仕上がりによっては専門業者への依頼も検討を

結論から言うと、軽度な犬のひっかき傷や小さな噛み跡であれば、DIYでの補修は可能です。しかし、広範囲にわたる損傷や、下地が見えるほどの深い傷の場合は、専門業者に依頼した方が綺麗に仕上がり、結果的に費用を抑えられることもあります。

ケーススタディ:我が家の愛犬「ハナ」のいたずらとDIY補修奮闘記

我が家で飼っているミニチュアダックスフンドの「ハナ」も、好奇心旺盛で色々なものをかじってしまう時期がありました。特に、フローリングの巾木やドア枠など、低い位置にある木製部分が被害に遭いやすかったです。

最初は「どうしよう…」と途方に暮れましたが、賃貸契約書を確認すると、「通常の使用による損耗は除く」と記載されていました。しかし、明らかに犬のいたずらによる損傷は、原状回復義務が生じる可能性が高いと判断し、DIYでの補修に挑戦することにしました。

DIY補修の前に確認すべきこと

DIY補修に取り掛かる前に、以下の3点を確認しましょう。

1. 賃貸契約書の確認:原状回復に関する条項を確認し、DIY補修が許可されているか確認しましょう。場合によっては、管理会社や大家さんの許可が必要な場合もあります。
2. 損傷箇所の状態:傷の深さ、範囲、素材などを確認し、DIYで対応できる範囲か判断しましょう。
3. 必要な道具と材料の準備:補修に必要な道具と材料を事前に準備しておきましょう。

DIY補修に必要な道具と材料

サンドペーパー:粗目(#120程度)、中目(#240程度)、細目(#400程度)の3種類を用意すると便利です。
木工パテ:傷の深さに合わせて、速乾タイプや硬化後の収縮が少ないタイプを選びましょう。
着色剤:木材の色に合わせて、オイルステインや水性塗料などを用意しましょう。
ニス:着色後の色止めと保護のために使用します。
刷毛:塗料やニスを塗る際に使用します。
ヘラ:木工パテを塗る際に使用します。
マスキングテープ:周囲を汚さないために使用します。
ウエス(布):余分な塗料を拭き取ったり、研磨する際に使用します。
軍手:手を保護するために着用しましょう。

DIY補修の手順

1. 下地処理:サンドペーパーで傷の周囲を研磨し、表面を滑らかにします。粗目から始め、徐々に細かい目のサンドペーパーに変えていきましょう。
2. パテ埋め:傷に木工パテを塗り、ヘラで平らにならします。パテが完全に乾くまで待ちましょう。(乾燥時間はパテの種類によって異なります。)
3. 研磨:パテが乾いたら、サンドペーパーで表面を研磨し、周囲との段差をなくします。
4. 着色:木材の色に合わせて着色剤を塗ります。色ムラを防ぐために、薄く重ね塗りするのがポイントです。
5. ニス塗り:着色剤が乾いたら、ニスを塗って色止めと保護をします。ニスも薄く重ね塗りし、乾燥させましょう。

補修の際の注意点

色合わせ:着色剤の色合わせは、DIY補修の成否を左右する重要なポイントです。ホームセンターなどで色見本を参考に、できるだけ近い色を選びましょう。自信がない場合は、少し薄い色を選び、重ね塗りで調整すると良いでしょう。
試し塗り:必ず目立たない場所で試し塗りをして、色や仕上がりを確認しましょう。
換気:塗料やニスを使用する際は、換気を十分に行いましょう。
安全対策:作業中は、マスクや手袋を着用し、塗料が目に入らないように注意しましょう。

成功事例:DIY補修で原状回復費用を大幅に削減!

実際に、DIY補修で原状回復費用を大幅に削減できた事例はたくさんあります。例えば、Kさんの場合、愛犬が壁のクロスを剥がしてしまったのですが、自分で壁紙を貼り替えることで、業者に依頼するよりも数万円も費用を抑えることができました。

Kさんは、事前にインターネットで壁紙の貼り方を調べ、必要な道具と材料を揃えてDIYに挑戦しました。最初は不安だったそうですが、動画サイトなどを参考にしながら、丁寧に作業を進めた結果、見違えるように綺麗になったそうです。

専門家のアドバイス:DIY補修の限界と業者選びのポイント

DIY補修は、費用を抑えられるというメリットがありますが、仕上がりに限界があるのも事実です。特に、広範囲にわたる損傷や、専門的な技術が必要な場合は、無理にDIYで行わず、専門業者に依頼することをおすすめします。

業者を選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。
複数の業者から見積もりを取る:相場を知るために、複数の業者から見積もりを取りましょう。
実績を確認する:過去の施工事例を見せてもらい、技術力や仕上がりを確認しましょう。
口コミや評判を参考にする:インターネットやSNSなどで、業者の口コミや評判を調べてみましょう。
アフターフォローの有無を確認する:万が一、補修後に不具合が発生した場合に、アフターフォローがあるか確認しましょう。

まとめ:愛犬との暮らしを楽しみながら、賢く原状回復

愛犬との暮らしは、私たちに癒しと喜びを与えてくれます。しかし、賃貸物件での暮らしでは、原状回復という問題も避けて通れません。DIY補修は、費用を抑えながら原状回復を目指せる有効な手段ですが、無理は禁物です。損傷の程度や自身のスキルに合わせて、DIYと専門業者への依頼を賢く使い分け、愛犬との快適な暮らしを楽しみましょう。

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