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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸物件、ペット可の条件が変わることはあり得る?不動産取引のプロが徹底解説!

#賃貸契約
 
私は現在、分譲マンションに住んでいます。主人の両親が9年前に購入したものの、転勤になり私達家族が住んでいます。父が今年の3月には戻ってくるかもしれないと言うことで、小型犬もいる為、下見をしてみようと思い10月にある不動産に事情を話してある家を見せて頂きました。その時は「ペット可です。大家さんの許可が出てます。」と言われました。また両親の帰省が決まり、その時に空いていれば申し込みに来ますと帰りました。 スーモの賃貸版である物件を見つけて、「ペット相談にはなりませんか?」と質問しました。 現在2月です。すると、どうやら何度かクリックした物件も下に出ていたようでたまたまチェックをして送信した為、以前下見に行った不動産からのメールが入りました。「お問い合わせ頂いた物件につきましては、オーナー様と相談したところ、ペット不可です。」という内容でした。10月に下見をした時はペット可と言われ、その物件は1年以上も空き家なので散歩に行き通る度にそこに住める事を想像していました。 やはり時期的に条件も変わりがあるのでしょうか? 引っ越しは急ぎな訳ではないので予算も安く住む5月を考えています。 もし5月前にその物件が空き家としたら… ペット可に条件がまた変わる事もあり得ることなのでしょうか? 1度はペット可と言われ今はペット不可と言われ、何か納得がいかないというか不安で質問させて頂きました。 どうぞ宜しくお願い致します。 質問に対してのメールの返信をくれた内容を見て私が不動産に電話をしてペット不可が判明しただけで、もしも今回間違えでその物件の質問メールがいかなければ… ずっとあの物件はペット可だと思っていました。 ペット可物件は少ないので(^_^)

【結論】賃貸物件のペット可条件は変わり得る!後悔しないための対策とは?

結論から言うと、賃貸物件のペット可条件は、残念ながら変わり得ます。一度「ペット可」と確認した物件でも、大家さんの意向や物件の状況によって、条件が変更されることは珍しくありません。特に、空室期間が長い物件や、複数の不動産会社が関わっている場合、情報伝達のミスや条件の変更が起こりやすいです。

今回のケースでは、10月に「ペット可」と確認した物件が、2月には「ペット不可」になっているとのこと。これは、大家さんの心境の変化、他の入居希望者の状況、物件の管理状況など、様々な要因が考えられます。しかし、納得がいかない、不安だというお気持ちは当然です。そこで、今回は、このような状況に陥らないために、そして、もしもの時にどう対処すれば良いのかを、具体的な事例を交えながら解説していきます。

ケーススタディ:ペット可の条件変更、何が原因で、どうすれば防げる?

今回の相談者Aさんのケースを元に、ペット可の条件変更が起こる原因と、それを防ぐための対策を具体的に見ていきましょう。

考えられる原因

後悔しないための対策

これらの原因を踏まえて、Aさんのように後悔しないために、以下の対策を講じることが重要です。

  1. 複数の不動産会社に確認する

    一つの不動産会社の情報を鵜呑みにせず、複数の不動産会社に同じ物件の情報を確認しましょう。異なる不動産会社から情報を得ることで、より正確な情報を把握することができます。また、それぞれの不動産会社の担当者の対応や知識レベルを比較することで、信頼できる不動産会社を見つけることができます。

  2. 必ず契約書に明記してもらう

    「ペット可」の条件は、必ず契約書に明記してもらいましょう。口頭での約束は、後々証拠として残りにくいため、契約書に明記することが重要です。契約書には、ペットの種類、大きさ、頭数、飼育に関するルールなどを具体的に記載してもらいましょう。また、特約として、ペットによる損害賠償に関する条項や、退去時の清掃費用に関する条項などを盛り込むことも検討しましょう。

  3. 大家さんに直接確認する

    可能であれば、大家さんに直接会って、ペットに関する条件を確認しましょう。大家さんの人柄や考え方を知ることで、安心して入居することができます。また、ペットを飼育する上での注意点や、近隣住民への配慮などについて、直接話を聞くことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

  4. 類似物件も検討する

    希望の物件に固執せず、類似の条件を持つ他の物件も検討しましょう。ペット可の物件は数が少ないため、一つの物件に絞ってしまうと、選択肢が狭まってしまいます。複数の物件を比較検討することで、より自分に合った物件を見つけることができます。また、ペット可の条件だけでなく、家賃、間取り、設備、周辺環境なども考慮して、総合的に判断しましょう。

  5. ペット共生型賃貸住宅も視野に入れる

    最近では、ペット共生型賃貸住宅という選択肢も増えてきています。ペット共生型賃貸住宅は、ペットとの暮らしを前提とした設計や設備が整っているため、ペットにとっても飼い主にとっても快適な生活を送ることができます。また、ペット仲間との交流がしやすいというメリットもあります。

専門家からのアドバイス:ペット可賃貸、契約時の注意点

不動産取引に詳しい専門家Bさんは、ペット可賃貸の契約について、以下のようにアドバイスしています。

「ペット可の賃貸物件を契約する際は、契約書の内容を隅々まで確認することが重要です。特に、ペットに関する条項は、曖昧な表現がないか、具体的なルールが記載されているかなどを注意深く確認しましょう。また、契約書に記載されていないことでも、口頭で確認したことは必ず書面に残してもらうようにしましょう。例えば、ペットの種類や大きさ、頭数、飼育場所、散歩コース、騒音対策、損害賠償責任などについて、明確にしておくことが大切です。」

さらに、Bさんは、「ペットを飼育する上でのマナーを守ることも重要です。近隣住民に迷惑をかけないように、騒音対策や清掃を徹底しましょう。また、ペットが原因で物件に損害を与えた場合は、速やかに修繕費用を負担しましょう。ペットとの共生は、飼い主の責任と努力によって成り立ちます。ペットとの快適な暮らしを実現するために、契約内容を遵守し、マナーを守りましょう。」と述べています。

まとめ:ペットとの幸せな賃貸生活のために

今回は、賃貸物件のペット可条件が変わり得るというテーマで、原因と対策を解説しました。Aさんのように、一度は「ペット可」と言われた物件が、後になって「ペット不可」になるというケースは、決して珍しいことではありません。しかし、事前の対策をしっかりと行っておけば、このような事態を避けることができます。

ペットとの賃貸生活は、楽しいことばかりではありません。騒音問題、臭い問題、近隣住民とのトラブルなど、様々な課題に直面することもあります。しかし、ペットは私たちにとって、かけがえのない家族の一員です。ペットとの幸せな賃貸生活を実現するために、今回の記事で紹介した対策を参考に、慎重に物件を選び、契約内容をしっかりと確認し、マナーを守ってペットとの暮らしを楽しみましょう。

今回の記事が、Aさんをはじめ、ペットとの賃貸生活を考えている皆様のお役に立てれば幸いです。

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