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賃貸契約の落とし穴?ペット不可物件だと思っていたら猫が飼える可能性が浮上した相談事例

#賃貸契約
 
賃貸マンションで猫を飼いたいと思っています。ただ、契約時に不動産にペットは飼えませんと言われました。契約したのは2年前で、はっきりダメとは言われなかったですが、濁されました。ペット可のマンションを探していたのですが、条件と合わなかったのと時間がなくて、ペット可のマンションは諦めました。今回、知り合いの子猫を引き取らないかと言われて、改めて賃貸契約書を見たら、以下の通りに書いてありました。《別表第2 要承諾行為》 「犬、猫等の動物(別表第1第5号に掲げる動物を除く)を飼育すること。」《別表第1 禁止行為》別表第1第5号「猛獣、毒蛇等の明らかに近隣に迷惑をかける動物を飼育すること。」《別表第5 賃借人の修繕負担及び修繕内容等》建具等、襖、柱 飼育ペットによる傷、臭い(ペットによる柱、クロス等にキズが付いたり、臭いが付着している場合)と書いてあります。1年ほど前に犬の散歩中の大家さんに、ふと犬を見て思い出して、飼育について聞いてみたら、「飼ってもいいんじゃない?でも、不動産に任せてるからそこらへんはよく分からない。」と言われていました。(その時はペット不可物件だと思ってました。直談判したわけでも、これからするつもりもないです。全て不動産を介して行動するつもりです。)お聞きしたいことは以下の2つです。1.不動産にペット不可と言われたことと、契約書の矛盾については不動産の勘違いなのか、契約書上、実情は飼育不可だけど、飼えるニュアンスで書いてあるだけなのか。(でも、不可物件にこんなに詳しく書いてあるものなのでしょうか?)2.ペット不可だと思ってたら、実は飼える物件だったということがある方はいらっしゃいますか?

ケーススタディ:契約書と不動産屋の認識の食い違い?猫との生活を諦める前に確認すべきこと

今回のケースは、賃貸契約における「ペット飼育」の可否について、契約書の内容と不動産会社の認識に食い違いがあるというもの。一見複雑に見えますが、契約書を丁寧に読み解き、確認すべき点を押さえることで、猫との生活を実現できる可能性があります。
今回は、同様のケースに直面したAさんの事例を参考に、解決策を探っていきましょう。

Aさんの事例:諦めかけた猫との生活

Aさんも相談者さんと同じように、不動産会社から「ペット不可」と説明を受けていた賃貸物件に住んでいました。しかし、契約更新の際に契約書を改めて確認したところ、ペットに関する条項が曖昧なことに気づきました。

「もしかしたら、猫を飼えるかもしれない…」

そう思ったAさんは、すぐに諦めずに、以下の行動をとることにしました。

1. 契約書の再確認と条文解釈
2. 不動産会社への確認
3. 大家さんへの相談

1. 契約書の再確認と条文解釈:曖昧な表現に隠された可能性

Aさんは、契約書を隅々まで読み込みました。すると、ペットの飼育を明確に禁止する条項は見当たらず、代わりに「動物の種類によっては事前に承諾を得る必要あり」という曖昧な表現があるのを見つけました。

ポイント
契約書に「ペット不可」と明記されていなくても、動物の種類やサイズ、飼育方法などによって制限がある場合があります。
曖昧な表現は、解釈の余地を残している可能性があります。

2. 不動産会社への確認:担当者の勘違い?

Aさんは、不動産会社に連絡し、契約書の条項について確認しました。すると、担当者は「以前はペット不可だったが、数年前に規約が変更された」と説明。担当者の認識不足が原因だったことが判明しました。

ポイント
不動産会社の担当者が、最新の規約を把握していない可能性があります。
契約書の内容と異なる説明を受けた場合は、必ず書面で確認を求めましょう。

3. 大家さんへの相談:理解と協力が不可欠

Aさんは、念のため大家さんにも相談しました。大家さんは猫好きだったこともあり、Aさんが猫を飼うことに快く同意してくれました。

ポイント
大家さんの理解と協力は、ペットとの生活を送る上で非常に重要です。
事前に相談し、良好な関係を築いておくことが大切です。

Aさんの事例から学ぶこと

Aさんの事例からわかるように、不動産会社から「ペット不可」と言われた場合でも、諦めずに以下の点を確認することで、ペットとの生活を実現できる可能性があります。
契約書の内容を隅々まで確認する
不動産会社に最新の規約を確認する
大家さんに相談し、理解と協力を得る

相談者さんのケース:解決への糸口を探る

今回の相談者さんのケースも、Aさんの事例と同様に、契約書の内容と不動産会社の認識に食い違いがある可能性があります。
相談者さんのケースにおける問題点と、確認すべきポイントを整理してみましょう。

問題点

1. 不動産会社から「ペット不可」と言われた
2. 契約書には「犬、猫等の動物(別表第1第5号に掲げる動物を除く)を飼育すること。」と記載されている
3. 大家さんは「飼ってもいいんじゃない?でも、不動産に任せてるからそこらへんはよく分からない。」と言っている

確認すべきポイント

1. 契約書の「別表第1第5号」に該当する動物の種類
2. 不動産会社に、ペット飼育に関する規約の変更の有無
3. 大家さんの意向(書面での同意を得ることが望ましい)

解決策:猫との生活を実現するために

上記の確認ポイントを踏まえ、相談者さんが猫との生活を実現するために、具体的なステップを以下に示します。

ステップ1:契約書の再確認

まずは、契約書を再度確認し、「別表第1第5号」に該当する動物の種類を確認しましょう。一般的に、猫は「別表第1第5号」に該当しないと考えられます。

ステップ2:不動産会社への確認

不動産会社に連絡し、以下の点を確認しましょう。
ペット飼育に関する規約の変更の有無
猫の飼育が可能かどうか
必要な手続き(申請書、誓約書など)

ステップ3:大家さんへの相談

大家さんに改めて相談し、猫の飼育について同意を得ましょう。口頭での同意だけでなく、書面での同意を得ておくことが望ましいです。

ステップ4:契約内容の変更

不動産会社と大家さんの同意が得られたら、契約内容を変更してもらいましょう。ペット飼育に関する特約条項を追加するなどの対応が考えられます。

注意点:トラブルを避けるために

猫との生活を始める前に、以下の点に注意し、トラブルを未然に防ぎましょう。
ペット可物件の規約を遵守する:ペットの種類、サイズ、飼育方法など、規約をしっかりと確認し、遵守しましょう。
近隣住民への配慮:鳴き声、臭い、抜け毛など、近隣住民に迷惑をかけないように配慮しましょう。
ペット保険への加入:万が一の事故や病気に備え、ペット保険への加入を検討しましょう。
猫のしつけ:猫が快適に暮らせるように、適切な環境を整え、しつけを行いましょう。

まとめ:諦めずに、猫との幸せな生活を

今回のケースでは、契約書の内容と不動産会社の認識に食い違いがある可能性があります。諦めずに、契約書の再確認、不動産会社への確認、大家さんへの相談を行い、猫との生活を実現できるかどうか検討してみましょう。

もし、不動産会社や大家さんの同意が得られない場合は、ペット可物件への引っ越しも視野に入れる必要があります。
いずれにしても、猫との生活は、責任と愛情を持って行うことが大切です。今回の情報を参考に、猫との幸せな生活を実現してください。

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