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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸契約の「ペット禁止」条項、どこまでOK? ハムスターやうさぎは? 犬との暮らしを諦めないために

#犬との暮らし
 
賃貸契約書に「犬、猫などの飼育又は一時連れ込み禁止。(近隣に迷惑が及ばない観賞用の小鳥、又は魚は等は可)」と書かれています。「等」ということは他にはどんなペットがOKなのでしょうか。ハムスター、うさぎ、フェレット、デグーなどもOKの内に入るのでしょうか?個人的には小鳥は鳴き声で近隣に迷惑をかけるのではないか?と思います。

賃貸物件でペットを飼いたいけれど、契約書の「ペット禁止」の文字に悩んでいる方は多いのではないでしょうか? 特に、犬との生活を夢見ている方にとっては、契約書の文言は死活問題ですよね。今回は、契約書の曖昧な表現「等」が指す範囲について、具体的な事例を交えながら、犬との暮らしを諦めずに済むための交渉術を伝授します。

結論:契約書を鵜呑みにせず、まずは大家さんや管理会社に相談!

結論から言うと、契約書の「等」という表現は非常に曖昧で、解釈が分かれる可能性があります。ハムスター、うさぎ、フェレット、デグーなどが該当するかどうかは、大家さんや管理会社の判断に委ねられるところが大きいです。

しかし、諦めるのはまだ早いです! 重要なのは、契約書を鵜呑みにせず、まずは大家さんや管理会社に相談すること。そして、犬との暮らしを希望する場合は、犬種や飼育方法などを具体的に説明し、理解を得る努力をすることです。

メリットとデメリットで徹底解説

ここでは、ペットの種類ごとに、飼育の可否を判断する際のポイントを比較検討し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

| ペットの種類 | 飼育可否の判断ポイント | メリット | デメリット |
|—|—|—|—|
| ハムスター | ケージで飼育可能か、鳴き声や臭いが少ないか | 比較的飼育が容易、場所を取らない | 夜行性、臭い対策が必要 |
| うさぎ | ケージで飼育可能か、鳴き声や臭いが少ないか、いたずらをしないか | しつけ次第で人懐っこくなる、癒し効果 | 臭い対策が必要、かじる癖がある |
| フェレット | ケージで飼育可能か、鳴き声や臭いが少ないか、脱走しないか | 人懐っこく賢い、遊び好き | 臭腺除去が必要な場合がある、脱走しやすい |
| デグー | ケージで飼育可能か、鳴き声が少ないか、臭いが少ないか | 知能が高く人懐っこい、比較的臭いが少ない | 鳴き声が大きめ、温度管理が重要 |
| 犬 | 犬種、大きさ、吠え声、しつけ状況、飼育環境 | 癒し効果、運動不足解消、防犯効果 | 散歩が必要、吠え声対策、費用がかかる |

犬との暮らしを諦めない! 交渉の3ステップ

「ペット禁止」の物件でも、交渉次第で犬との暮らしが実現する可能性は十分にあります。ここでは、大家さんや管理会社との交渉を成功させるための3つのステップをご紹介します。

ステップ1:徹底的な情報収集と準備

まずは、契約書の内容を隅々まで確認し、「ペット禁止」の条項が具体的にどのような範囲を指しているのかを把握しましょう。次に、飼いたい犬種について、大きさ、吠え声の頻度、運動量、しつけのしやすさなどを詳しく調べます。

さらに、近隣住民への配慮として、消臭対策、防音対策、抜け毛対策など、具体的な対策を検討し、まとめておきましょう。これらの情報を整理し、大家さんや管理会社に提示することで、あなたの真剣な姿勢を示すことができます。

ステップ2:誠意をもって相談

大家さんや管理会社に連絡を取り、直接会って相談する機会を設けましょう。その際、一方的に要望を伝えるのではなく、相手の立場を理解する姿勢が大切です。

例えば、「犬が好きでどうしても一緒に暮らしたいのですが、契約書の規定を拝見し、ご相談させていただきました。〇〇(犬種名)は、比較的小型で、無駄吠えも少なく、しつけもしやすい犬種です。また、近隣の方にご迷惑をおかけしないよう、消臭対策や防音対策も徹底したいと考えております。」のように、具体的な犬種名や対策を提示することで、相手に安心感を与えることができます。

ステップ3:代替案の提案

もし、大家さんや管理会社が犬の飼育に難色を示した場合でも、諦めずに代替案を提案してみましょう。
ペット可物件への引越し:初期費用はかかりますが、ペット可物件への引越しを検討するのも一つの方法です。
ペット共生型賃貸物件:最近では、ペットとの暮らしを前提とした賃貸物件も増えています。
犬種制限の緩和:小型犬や、吠えにくい犬種であれば許可してもらえる可能性があります。
トライアル期間の設定:一定期間、犬を飼育してみて、問題がなければ正式に許可してもらうという方法もあります。
ペット保険への加入:万が一、犬が原因で損害賠償責任が発生した場合に備え、ペット保険への加入を検討しましょう。

ケーススタディ:Aさんの成功事例

Aさんは、長年連れ添った愛犬との引越しを機に、ペット不可の賃貸物件に住むことになりました。しかし、Aさんは諦めずに大家さんに相談。犬種(小型犬のM.ダックス)、しつけ状況、近隣への配慮などを丁寧に説明し、最終的には特別に許可を得ることができました。

Aさんが成功した要因は、以下の3点です。

1. 誠実な姿勢:大家さんに対して、常に丁寧な言葉遣いを心がけ、誠意をもって接しました。
2. 具体的な対策:消臭対策、防音対策、抜け毛対策など、具体的な対策を提示し、安心感を与えました。
3. 信頼関係の構築:日頃から、ゴミ出しのルールを守る、騒音に注意するなど、入居者としての義務をきちんと果たし、信頼関係を築いていました。

専門家からのアドバイス:弁護士B先生

「ペット禁止」の賃貸物件でペットを飼育する場合、契約違反となる可能性があります。しかし、契約内容や飼育状況によっては、例外的に認められるケースもあります

例えば、
大家さんが黙認していた場合
ペットが人に危害を加える可能性が低い場合
近隣住民に迷惑をかけていない場合

などです。

ただし、これらのケースに該当する場合でも、必ず大家さんや管理会社に相談し、許可を得るようにしましょう。無断で飼育した場合、契約解除や損害賠償請求などのトラブルに発展する可能性があります。

まとめ:犬との暮らしは諦めずに、まずは行動を!

「ペット禁止」の賃貸物件でも、犬との暮らしを諦める必要はありません。まずは、契約書の内容をよく確認し、大家さんや管理会社に相談してみましょう。誠意をもって交渉し、具体的な対策を提示することで、きっと道は開けるはずです。

犬との生活は、喜びと癒しを与えてくれる素晴らしいものです。諦めずに、一歩踏み出してみてください。

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