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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸契約、ペット可物件での交渉はどこまで可能?不動産屋さんのホンネと非常識にならないための賢い進め方

#賃貸契約
 
Aという不動産屋のアパートが気になっていて、ペット可との事で猫は大丈夫か問い合わせたら、もともとペット不可の所を小型犬のみ可にしてもらったので猫はごめんなさい、でも交渉の余地はありますとのことでした。これが5月の話です。しかし今もそこは空き家で、もう一度交渉をお願いしたら、管理会社に交渉してもらいOKが出ました。他にもA不動産には親身になってもらい感謝してます。ネットを閲覧してたら現在私が契約中で居住中の不動産Bにも同じアパートが掲載されてました。情報提供元はA不動産です。B不動産はリピート割をしており、Bから契約すれば仲介手数料を割り引いてもらえます。ここで質問です。必要経費を抑えるためにB不動産から契約したいと思いましたが、これによりAになんらかの不利益は生じますか?また、管理会社が猫を許可したので、B不動産からでも猫可になると思いますか?さらに、これはAB両方に言えるのですが、礼金なし且つ、トイレをウォシュレット付きに交換、さらに入居を9月下旬なら契約しますなんて言ったら非常識でしょうか。管理会社にとって空き物件は1日でも早く入居をしてもらって家賃を貰いたいと思いますので、だったら契約して貰わなくて結構!となりますか。しかし、私が物件を見つけた5月の時点で、当初の家賃より値引きされており、なおかつペット可になっていたという事は、かなりの空き時間があったと思われます。契約してくれるならやります!なんてうまい事はありますでしょうか。

今回のケース、A不動産とB不動産、どちらを通して契約するのが賢明か、そして、どこまで交渉が可能かという点がポイントですね。特に、犬や猫などのペットと暮らす場合は、物件探しも契約も慎重に進めたいもの。一つずつ、丁寧に見ていきましょう。

ケーススタディ:AさんとB不動産、どちらを選ぶ?

今回のケースは、まさに「情」と「経済的合理性」の狭間で悩む典型的なパターンです。A不動産は、当初ペット不可だった物件を猫可にするために尽力してくれました。一方、B不動産は仲介手数料の割引があります。さて、Aさんはどうするべきでしょうか?

A不動産の立場、B不動産の立場

まず、A不動産は、猫可の交渉に成功したことで、仲介手数料を得る権利が発生します。しかし、AさんがB不動産で契約した場合、A不動産は時間と労力を費やしたにもかかわらず、報酬を得ることができません。これは、A不動産にとって大きな不利益となります。

一方、B不動産は、A不動産が物件情報を掲載しているため、物件を紹介できます。そして、自社のリピート割を適用することで、Aさんにとって魅力的な条件を提示できます。

Aさんの取るべき行動

Aさんが取るべき行動は、以下の3つのステップで考えるのがおすすめです。

まずは、A不動産にB不動産の仲介手数料割引について正直に話してみましょう。「B不動産で契約すると仲介手数料が割引になるのですが、A不動産には大変お世話になったので、どうすれば良いか悩んでいます」と率直に伝えるのです。

もしかしたら、A不動産も仲介手数料の割引に応じてくれるかもしれません。あるいは、他のサービスを提案してくれる可能性もあります。

管理会社が猫を許可したとはいえ、B不動産を通して契約する場合でも、猫可であることを改めて確認しましょう。念のため、書面で確認を取っておくと安心です。

A不動産とB不動産の提案が出そろったら、両社の条件を比較検討しましょう。仲介手数料だけでなく、初期費用の総額、サービス内容、担当者の対応などを総合的に考慮して、どちらが自分にとってメリットが大きいか判断します。

どこまで交渉できる?礼金なし、ウォシュレット付き、入居時期…

賃貸物件の契約では、家賃や初期費用、設備など、さまざまな条件を交渉できます。しかし、交渉にはマナーがあり、非常識な要求は逆効果になることも。

礼金なしは交渉可能?

礼金は、大家さんへの謝礼という意味合いが強く、本来は交渉しにくいものです。しかし、最近は礼金なしの物件も増えているため、交渉の余地はあります。

特に、今回のケースのように、長期間空室になっている物件の場合は、大家さんも入居者を確保したいと考えている可能性が高いため、礼金なしの交渉に応じてくれるかもしれません。

ウォシュレット付きに交換してもらうのは可能?

ウォシュレットの設置は、設備投資になるため、大家さんにとっては費用負担が発生します。そのため、交渉は難しいかもしれませんが、可能性はゼロではありません。

例えば、「初期費用を抑えたいので、ウォシュレットを設置していただけるなら契約します」と、契約を前提に交渉してみるのも一つの方法です。

ただし、大家さんが費用を負担しない場合は、自分でウォシュレットを設置することも検討しましょう。退去時に原状回復が必要になる場合もありますので、事前に大家さんに確認しておくことが大切です。

入居時期の交渉は?

入居時期の交渉は、比較的しやすいと言えます。大家さんとしては、できるだけ早く家賃収入を得たいと考えていますが、ある程度の融通は利かせてくれることが多いです。

ただし、あまりにも先の日程を指定すると、大家さんの収入が減ってしまうため、1ヶ月程度を目安に交渉するのがおすすめです。

交渉を成功させるための3つのポイント

賃貸物件の交渉を成功させるためには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

大家さんは、物件を所有し、管理する責任を負っています。空室期間が長引けば、収入が減ってしまいますし、設備の故障や修繕にも費用がかかります。

大家さんの立場を理解し、Win-Winの関係を築けるような交渉を心がけましょう。

「家賃を下げてほしい」「礼金をなしにしてほしい」など、希望する条件がある場合は、具体的な根拠を示すことが大切です。

例えば、「近隣の類似物件の家賃相場が〇〇円なので、家賃を〇〇円にしていただけないでしょうか」とか、「初期費用を抑えたいので、礼金をなしにしていただけないでしょうか」など、具体的な理由を伝えることで、大家さんも納得しやすくなります。

横柄な態度や高圧的な態度で交渉すると、大家さんの心証を害してしまい、交渉がうまくいかなくなる可能性があります。

常に誠意をもって、丁寧な言葉遣いで交渉するように心がけましょう。

まとめ:賢い選択と交渉で、愛犬と快適な賃貸ライフを!

今回のケースでは、A不動産に相談しつつ、B不動産の条件も確認し、両社の提案を比較検討するのがベストです。交渉においては、大家さんの立場を理解し、具体的な根拠を示し、誠意をもって臨むことが大切です。

これらのポイントを踏まえれば、きっと、愛犬と共に快適な賃貸ライフを送ることができるでしょう。

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