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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸マンション上階の騒音とベランダからの洗濯物問題:犬との快適な暮らしを守るための対策

#騒音トラブル
 
賃貸マンションの1階に住んでいます。上階から毎日朝6時前から夜11時過ぎても、ドタバタと足音が絶えません。歩くというより走っているような音で、床をドンドンと叩くような音や、携帯電話を床に直接置いているのかバイブの音もほぼ毎日響きます。また、上階の住人は雨の日以外、ベランダの手摺にシーツや布団を干しており、それが私のベランダより50㎝ほどはみ出て、日当たりを悪くしています。埃や髪の毛が落ちてきて、洗濯物につくこともあります(上階からかは不明)。上階の住人は引っ越しの挨拶もありませんでした。どのように対応すれば良いでしょうか?犬もいるので、騒音でストレスを感じていないか心配です。

騒音問題、本当に困りますよね。特に、大切な愛犬との生活空間を守りたいという気持ち、すごくよく分かります。今回は、上階の騒音とベランダからの洗濯物という二つの問題について、段階的な解決策と、愛犬への影響を最小限に抑えるためのヒントを、具体的な事例を交えながらお伝えします。

1. まずは状況の整理と記録から

感情的に動く前に、まずは冷静に状況を把握しましょう。騒音の種類、時間帯、頻度などを記録することで、問題の全体像が見えてきます。
騒音の種類: 足音、物を落とす音、音楽、話し声など、具体的に記録しましょう。
時間帯: 何時から何時まで、特に気になる時間帯を記録します。
頻度: 毎日、週に数回など、どのくらいの頻度で騒音が発生するかを記録します。
洗濯物の状況: いつから、どのくらいの頻度で、どのようなものがはみ出して干されているかを記録します。

これらの記録は、後々管理会社や大家さんに相談する際に、具体的な証拠として役立ちます。可能であれば、騒音を録音したり、洗濯物の写真を撮っておくと、より状況を伝えやすくなります。

2. 上階の住人とのコミュニケーションを試みる

騒音問題の解決には、まず当事者同士の話し合いが重要です。ただし、感情的にならないように、冷静に、丁寧に話すことが大切です。

話し合いのポイント:
時間帯: 相手の都合の良い時間帯を事前に確認しましょう。
場所: 玄関先ではなく、共有スペースなど、落ち着いて話せる場所を選びましょう。
伝え方:
「困っている」という気持ちを率直に伝えましょう。
具体的な例を挙げて、騒音の状況を説明しましょう。
改善してほしい点を具体的に伝えましょう。
相手の事情も聞き、理解しようと努めましょう。
高圧的な態度や非難するような言葉は避けましょう。
愛犬への影響: 犬は人間よりも聴覚が優れているため、騒音によるストレスを感じやすいことを伝え、理解を求めましょう。

話し合いの例:

「〇号室にお住まいの方ですか?いつもお世話になっております。実は、最近、上からの足音が少し気になっておりまして…。特に朝6時頃と夜10時以降に、ドタバタという音がすることが多く、犬も落ち着かない様子なんです。もし、何かご事情がおありでしたら教えていただきたいのですが、少しだけご配慮いただけると大変助かります。」

もし、直接話すのが難しい場合は、手紙を書いてみるのも一つの方法です。手紙であれば、自分の気持ちを整理して、冷静に伝えることができます。

3. 管理会社や大家さんに相談する

上階の住人との話し合いで解決しない場合は、管理会社や大家さんに相談しましょう。管理会社や大家さんは、入居者に対して注意喚起をしたり、騒音に関するルールを改めて周知したりするなどの対応をしてくれます。

相談のポイント:
状況を具体的に説明する: 記録しておいた騒音の種類、時間帯、頻度などを詳しく伝えましょう。
具体的な要望を伝える: 騒音の改善、洗濯物の干し方の改善など、具体的な要望を伝えましょう。
愛犬への影響を伝える: 騒音が愛犬のストレスになっていることを伝え、理解を求めましょう。

管理会社や大家さんに相談する際は、書面で相談内容を伝えることをお勧めします。書面であれば、言った言わないというトラブルを防ぐことができますし、後々証拠として残すこともできます。

4. 防音対策を検討する

騒音問題の根本的な解決には時間がかかる場合があります。その間、愛犬への影響を最小限に抑えるために、防音対策を検討しましょう。

具体的な防音対策:
防音カーテン: 窓から入ってくる騒音を軽減します。
防音マット: 床に敷くことで、階下への音の響きを軽減します。
吸音材: 壁に貼ることで、室内の音の反響を抑えます。
犬用の防音ハウス: 愛犬が落ち着ける空間を作り、騒音から守ります。
ホワイトノイズ: 環境音を流すことで、騒音をマスキングします。

これらの防音対策は、騒音を完全に遮断することはできませんが、ある程度の効果は期待できます。愛犬の様子を観察しながら、最適な対策を見つけましょう。

5. 専門家への相談も視野に入れる

騒音問題が深刻で、精神的な苦痛が大きい場合は、弁護士や騒音問題の専門家への相談も検討しましょう。専門家は、法的なアドバイスや、騒音問題を解決するための具体的な方法を提案してくれます。

犬のストレスサインを見逃さないで!

騒音は、犬にとって大きなストレスの原因となります。犬は人間よりも聴覚が優れているため、人間が気にならないような音でも、犬にとっては不快に感じることがあります。愛犬が以下のようなサインを見せている場合は、ストレスを感じている可能性があります。
落ち着きがない: そわそわしたり、同じ場所をぐるぐる回ったりする。
吠える、唸る: 普段よりも多く吠えたり、唸ったりする。
破壊行動: 家具や物を噛んだり、壊したりする。
食欲不振: 食欲がなくなったり、食べ物を残したりする。
下痢、嘔吐: ストレス性の下痢や嘔吐をする。
体を舐める、噛む: 特定の場所を執拗に舐めたり、噛んだりする。
震える: 体が震える。
呼吸が荒い: 呼吸が普段よりも速くなる。
隠れる: 物陰に隠れたり、飼い主から離れたりする。

これらのサインに気づいたら、まずは愛犬を安心させてあげましょう。優しく声をかけたり、抱きしめたり、おやつを与えたりするのも効果的です。また、散歩に連れて行ったり、遊んであげたりして、気分転換をさせてあげるのも良いでしょう。

まとめ:愛犬との快適な暮らしのために

賃貸マンションでの騒音問題は、解決に時間がかかることもありますが、諦めずに、できることから一つずつ取り組んでいきましょう。まずは状況を整理し、記録を取り、上階の住人や管理会社、大家さんに相談することが大切です。また、防音対策を検討したり、専門家への相談も視野に入れることで、より効果的な解決策が見つかるかもしれません。

そして、何よりも大切なのは、愛犬へのケアです。騒音によるストレスを最小限に抑えるために、愛犬の様子をよく観察し、適切な対応を心がけましょう。愛犬との快適な暮らしを守るために、できることをすべて行いましょう。

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