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賃貸マンションに犬が置き去り!警察は助けてくれる?騒音トラブル解決策

#トラブル
 
賃貸マンションに住んでいます。隣人が引っ越したのですが、犬を置き去りにしていったようです。以前から騒音に悩まされており、飼い主がいなくなってからさらに吠え続け、深夜も眠れません。管理会社は休みで連絡がつきません。警察に連絡して、部屋の中を見てもらい、犬を保護してもらうことは可能でしょうか?

隣の住人が引っ越したのに、愛犬が置き去りにされているなんて、本当に許せない状況ですね。しかも、以前から騒音に悩まされていたとなると、精神的にも大きな負担になっていることと思います。まずは落ち着いて、できることから一つずつ対応していきましょう。この記事では、緊急性の高い今回のケースで、警察に介入してもらうための方法や、その後の対応について詳しく解説していきます。

結論:緊急性や犬の状況によっては、警察が介入してくれる可能性あり!

結論から言うと、犬が置き去りにされている状況は、動物愛護法に違反する可能性があり、緊急性や犬の状態によっては、警察が介入してくれる可能性があります。ただし、警察は民事不介入の原則があるため、必ずしもすぐに動いてくれるとは限りません。

ケーススタディ:あるマンションでの救出劇

都心にある築浅の賃貸マンションに住むAさんの体験談をご紹介します。Aさんの隣人も、今回の相談者様と同じように、引っ越し時に犬を置き去りにしてしまったのです。

Aさんは、隣人の引っ越し後、犬の鳴き声が止まないことに気づきました。最初は「寂しくて鳴いているのかな」と思っていたそうですが、一日中鳴き続け、夜になっても鳴き止まない状況に異変を感じました。

心配になったAさんは、管理会社に連絡しましたが、時間外で繋がりませんでした。そこで、Aさんは思い切って警察に電話をかけ、状況を説明しました。

警察は、Aさんの話を聞き、犬の鳴き声が止まないこと、飼い主が引っ越したことを確認し、緊急性が高いと判断。管理会社に連絡を取り、部屋の鍵を開けてもらい、犬を保護しました。

保護された犬は、すぐに動物愛護センターに引き取られ、新しい飼い主を探すことになりました。Aさんは、犬が無事に保護されたことに安堵し、騒音問題も解決して、平穏な生活を取り戻すことができました。

このケースからわかるように、警察は、犬が置き去りにされている状況を放置すると、犬の生命に危険が及ぶ可能性があると判断した場合、介入してくれる可能性があります。

STEP1:状況の確認と証拠の収集

まずは、状況を冷静に確認し、証拠を収集することが重要です。
犬の状況:犬種、年齢、性別、健康状態(怪我をしていないか、衰弱していないかなど)、鳴き声の種類(悲鳴のような鳴き方をしていないかなど)を確認しましょう。可能であれば、写真や動画を撮影しておくと、状況を説明する際に役立ちます。
部屋の状況:部屋の中に食べ物や水があるか、排泄物はどのくらいあるかなどを確認しましょう。
騒音の状況:騒音の種類(吠え声、足音など)、時間帯、頻度などを記録しましょう。騒音計アプリなどを活用して、騒音レベルを測定するのも有効です。
隣人の情報:隣人の名前、連絡先、引っ越し先などを把握していれば、警察や管理会社に伝えることができます。

これらの情報を整理しておくと、警察や管理会社に状況を説明する際に、スムーズに伝えることができます。

STEP2:警察への連絡

状況を整理したら、警察に連絡しましょう。110番に電話をかけ、「隣の部屋に犬が置き去りにされている」ことを伝え、状況を説明してください。
伝えるべき情報
自分の名前、住所、電話番号
犬が置き去りにされている部屋の住所、部屋番号
犬の状況(種類、鳴き声、健康状態など)
部屋の状況(食べ物や水の有無、排泄物の状況など)
隣人の情報(名前、連絡先、引っ越し先など)
管理会社に連絡がつかないこと

警察に連絡する際は、感情的にならず、冷静に状況を説明することが大切です。また、証拠となる写真や動画があれば、警察に提供しましょう。

警察は、状況を聞き取り、緊急性や犬の状態などを総合的に判断して、対応を検討します。

警察が動いてくれない場合

警察は、民事不介入の原則があるため、必ずしもすぐに動いてくれるとは限りません。しかし、諦めずに、以下の方法を試してみてください。
動物愛護相談センターへの連絡:各都道府県や市町村には、動物愛護相談センターが設置されています。動物愛護相談センターに連絡し、状況を説明し、対応を相談しましょう。
弁護士への相談:弁護士に相談し、法的なアドバイスを受けるのも有効です。弁護士は、警察や管理会社との交渉を代行してくれたり、法的手段を検討してくれたりします。
内容証明郵便を送付:隣人に対して、犬を置き去りにしたことに対する抗議と、犬の引き取りを求める内容証明郵便を送付することも有効です。内容証明郵便は、相手に確実に意思表示をした証拠となるため、後々のトラブル解決に役立ちます。
NPO法人などの動物保護団体に相談:NPO法人などの動物保護団体は、犬の保護や里親探しを行っています。状況を説明し、相談してみましょう。

STEP3:管理会社への連絡

警察に連絡すると同時に、管理会社にも連絡を取りましょう。管理会社は、部屋の鍵を持っているため、犬を保護するために協力してくれる可能性があります。
伝えるべき情報
犬が置き去りにされていること
警察に連絡したこと
犬の状況
部屋の状況

管理会社が対応してくれない場合は、警察や弁護士に相談し、法的手段を検討することも視野に入れましょう。

騒音問題の解決策

今回のケースでは、犬の置き去り問題に加えて、騒音問題も発生しています。騒音問題を解決するためには、以下の対策を検討しましょう。
騒音対策グッズの活用:耳栓、イヤーマフ、防音カーテン、防音シートなどを活用して、騒音を軽減しましょう。
騒音の記録:騒音の種類、時間帯、頻度などを記録し、証拠として残しておきましょう。
調停:裁判所に調停を申し立て、隣人や管理会社との話し合いの場を設けてもらうのも有効です。
訴訟:調停で解決しない場合は、訴訟を提起することもできます。

騒音問題は、放置すると精神的なストレスが大きくなるため、早めに対策を講じることが大切です。

犬を飼うということ

今回のケースは、飼い主の無責任な行動が引き起こした悲劇です。犬を飼うということは、命を預かるということであり、最後まで責任を持って世話をする必要があります。

犬を飼う前に、以下のことを確認しましょう。
経済的な余裕:犬の食費、医療費、トリミング代などを十分に支払える経済的な余裕があるか。
時間的な余裕:犬の散歩、遊び、しつけなどに十分な時間を割けるか。
住居環境:犬を飼える住居環境であるか、犬が快適に過ごせるスペースがあるか。
家族の同意:家族全員が犬を飼うことに同意しているか。
知識と覚悟:犬の飼育に関する知識を持ち、最後まで責任を持って世話をする覚悟があるか。

犬を飼うことは、楽しいことばかりではありません。大変なことや苦労することもあります。しかし、犬は、私たちに無償の愛と癒しを与えてくれます。犬を飼うことを検討している方は、犬との生活を十分に理解した上で、責任を持って飼育するようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、賃貸マンションに犬が置き去りにされた場合の対処法について解説しました。
まずは、状況を冷静に確認し、証拠を収集する。
警察に連絡し、状況を説明する。
管理会社に連絡し、協力を求める。
騒音問題の解決策を検討する。
犬を飼うことの責任を理解する。

今回のケースは、非常にデリケートな問題であり、状況によっては、法的手段を検討する必要もあります。困った場合は、専門家(弁護士、獣医、動物愛護団体など)に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

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