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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸アパートの騒音トラブル!ペット可物件での犬の鳴き声、引っ越し費用を負担してもらうには?

#騒音トラブル
 
賃貸アパートで上の階の騒音問題で困っています。入居当初より2階の騒音がひどく、夜の11時過ぎになってもうるさいことがあるので不動産屋に相談しました。するとその2日後の夜10時頃に2階の方が「大家から連絡があった。どんな音か分からないから聞きに来た」と少し切れ気味の口調で訪ねて来ました。話すと犬が2匹いてそのうち一匹は大型犬だそうで、また小さな子どもも居るのでじゃれて騒ぐこともあるからたぶんその音だろうということでした。この物件はペット可の物件なのでペットがいるのはいいのですが、その方の言い分が「ペット可の物件でペットを飼っているのだから音はしょうがないだろう」というのです。私も実家で犬を飼っているので気持ちは分かるので、昼間はしょうがないとしても夜中はどうにかならないですかといっても、ペット可のアパートに引っ越してきたあんたが悪いと言われました。また、「今まで一度も苦情が来たことがない。以前やくざが住んでいたこともあったが、その時も無かった」といって、対処しようとする気がまったく無いようでした。その後もまったく騒音は収まらず、不動産屋に相談しましたが、「対処しています。途中経過もご連絡します。」といって1ヶ月以上不動産屋からの連絡はありません。一緒に住む予定だった彼女はそのひどさに入居2日後に実家に戻り、2ヶ月以上経っています。この改善しない状況に引っ越そうと考えていますが、新居の契約費用や引越し費用、それに加えてここの退去費用がかかると思うとなかなか経済的に難しい状況です。この問題、今後どのように対処するのが一番いいと思いますか。また、もし引っ越す場合少しでも費用を大家や不動産会社に負担してもらうことはできるのでしょうか。

【結論】騒音問題は証拠集めと第三者への相談が鍵!費用負担の交渉も視野に

騒音問題、本当に辛いですよね。特に、犬を飼っている身としては、お気持ちお察しします。しかし、「ペット可だから何をしても良い」というのは、決して許されることではありません。まずは冷静に状況を把握し、具体的な対策を講じることが重要です。

この記事では、騒音問題の解決に向けて、以下のステップで具体的なアドバイスをしていきます。

1. 騒音の証拠を徹底的に集める
2. 管理会社・大家への再度の申し入れ
3. 第三者機関への相談
4. 引っ越し費用の負担交渉
5. 弁護士への相談(最終手段)

騒音問題を解決し、平穏な生活を取り戻すために、ぜひ最後までお読みください。

ケーススタディ:騒音に悩むAさんの物語

Aさんは、愛犬のポメラニアン「モコ」と一緒に暮らすために、ペット可の賃貸アパートに引っ越しました。しかし、入居後すぐに上の階の住人の騒音に悩まされることになります。

上の階には、2匹の犬(1匹は大型犬)と小さな子供がおり、夜遅くまで走り回ったり、犬が吠えたりする音が響いてきました。Aさんは、管理会社に相談しましたが、具体的な対策は取られず、騒音は悪化する一方でした。

Aさんは、ノイローゼ気味になり、眠れない日々が続きました。愛犬のモコも、上の階の騒音に怯えるようになり、食欲も落ちてしまいました。

「このままでは、自分もモコもダメになってしまう…」

そう思ったAさんは、弁護士に相談することを決意しました。弁護士は、Aさんの状況を詳しく聞き取り、騒音の証拠を集めるようにアドバイスしました。

Aさんは、騒音の録音や記録を取り、弁護士に提出しました。弁護士は、その証拠をもとに、管理会社と上の階の住人に内容証明を送りました。

すると、数日後、管理会社から連絡があり、上の階の住人に注意喚起を行ったとのことでした。その後、騒音は徐々に収まり、Aさんはようやく平穏な生活を取り戻すことができました。

このケーススタディからわかるように、騒音問題は、泣き寝入りせずに、専門家の力を借りながら、粘り強く解決に向けて取り組むことが重要です。

1. 騒音の証拠を徹底的に集める

まず、騒音問題を解決するために最も重要なことは、客観的な証拠を集めることです。「うるさい」という主観的な訴えだけでは、相手に真剣に取り合ってもらえない可能性があります。

以下の方法で、できる限り詳細な証拠を集めましょう。
騒音の録音・録画:騒音が発生した日時、音の種類(足音、犬の鳴き声、話し声など)、継続時間などを記録します。騒音計アプリなどを活用するのも有効です。
騒音レベルの測定:騒音計アプリや測定器を使用して、騒音レベルを数値化します。環境省の定める騒音基準などを参考に、客観的なデータとして記録しましょう。
騒音日誌の作成:騒音が発生した日時、状況、感じたことなどを詳細に記録します。手書きでも、PCで作成しても構いません。
第三者の証言:可能であれば、他の住人や友人に騒音について証言してもらいましょう。

これらの証拠は、後々の交渉や法的手続きにおいて、非常に重要な役割を果たします。

2. 管理会社・大家への再度の申し入れ

以前にも管理会社に相談されたとのことですが、再度、書面で騒音問題を訴えましょう。その際、集めた証拠を添付し、具体的な改善策を求めることが重要です。

例えば、以下のような要望を具体的に伝えましょう。
上の階の住人への注意喚起
防音対策の実施(カーペットの設置、防音マットの敷設など)
騒音に関するルール作り(時間帯、音量など)

また、管理会社・大家が対応してくれない場合の対応についても確認しておきましょう。
対応期限の設定
対応がない場合の法的措置の検討

内容証明郵便で送付することで、証拠を残し、相手にプレッシャーを与えることができます。

3. 第三者機関への相談

管理会社・大家に相談しても改善が見られない場合は、第三者機関に相談することを検討しましょう。
消費生活センター:消費者問題に関する相談窓口です。専門の相談員が、問題解決に向けたアドバイスや情報提供を行ってくれます。
弁護士会:法律の専門家である弁護士に、法律相談をすることができます。騒音問題に関する法律的な側面や、法的手段についてアドバイスをもらえます。
不動産相談窓口:不動産に関する専門的な知識を持つ相談員が、不動産に関するトラブルの相談に乗ってくれます。

これらの機関に相談することで、客観的な視点からアドバイスをもらえたり、解決に向けた具体的な方法を見つけられたりする可能性があります。

4. 引っ越し費用の負担交渉

騒音問題が改善されず、引っ越しを余儀なくされる場合、大家や管理会社に引っ越し費用の負担を交渉することを検討しましょう。

交渉の際には、以下の点を明確に伝えましょう。
騒音によって精神的な苦痛を受けていること
騒音によって生活に支障が出ていること
管理会社・大家が適切な対応をしてくれなかったこと

これらの点を踏まえ、引っ越し費用、新居の契約費用、仲介手数料などの負担を求めることができます。

ただし、費用の負担を求めるためには、騒音の証拠や、管理会社・大家とのやり取りの記録などが重要になります。

5. 弁護士への相談(最終手段)

上記の手段を講じても解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、あなたの代理人として、大家や管理会社との交渉、訴訟手続きなどを行うことができます。

弁護士に依頼することで、以下のようなメリットがあります。
法的な観点から、あなたの権利を主張できる
専門的な知識と経験に基づき、最適な解決策を提案してくれる
精神的な負担を軽減できる

ただし、弁護士費用がかかるため、費用対効果を慎重に検討する必要があります。

騒音問題解決のヒント:犬との暮らしを考慮した物件選び

今回のケースでは、ペット可物件であることが騒音問題の根源にあるように感じられます。しかし、ペット可物件だからといって、騒音を我慢しなければならないわけではありません。

今後、引っ越しを検討される際には、以下の点に注意して物件を選ぶことをおすすめします。
防音性の高い物件:壁の厚さ、窓の構造などを確認しましょう。内見の際に、実際に音を出して確認するのも有効です。
犬種や飼育状況の確認:他の入居者の犬種や飼育状況を確認しましょう。大型犬が多い場合や、多頭飼育されている場合は、騒音のリスクが高まる可能性があります。
物件の周辺環境:交通量の多い場所や、商業施設に近い場所は、騒音が発生しやすい傾向があります。静かな環境を求める場合は、周辺環境も考慮しましょう。
管理会社の対応:管理会社の対応は、騒音問題解決の鍵となります。入居前に、管理会社の評判や対応について調べておきましょう。

これらの点に注意して物件を選ぶことで、騒音トラブルのリスクを減らし、愛犬との快適な生活を送ることができます。

まとめ:諦めずに、解決に向けて行動しましょう!

騒音問題は、放置すれば心身に大きな影響を与える可能性があります。今回の記事で紹介した方法を参考に、諦めずに解決に向けて行動しましょう。
証拠を集めて、状況を客観的に把握する
管理会社・大家に、具体的な改善策を求める
第三者機関に相談し、アドバイスをもらう
必要であれば、弁護士に相談する

これらのステップを踏むことで、必ず解決の糸口が見つかるはずです。

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