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自己愛性人格障害の父親との関係に悩むあなたへ:犬を例えにした暴言からの解放

#家族関係
 
30代主婦です。今後実の父親との関係をどうするか悩んでいます。私の父親は自己愛性人格障害で、小さい頃から母、姉、弟、私は父の暴力に怯えて暮らしていました。(中略)母が亡くなってから、私はたまにメールや電話で連絡をとりますが、関わり過ぎるとトラブルになるので一定の距離を保っていました。なのに突然電話で育児の事や、生活の事、お金の事、住んでいる賃貸マンションの事などについて責め立てられるような事を言われました。育児の事では、しつけを支配と勘違いしているので、子供(2歳)がグズったりいう事をきかないのは親がしつけをしていないからだ。叩いてでも黙らせろ。犬でさえ叩けば黙るんだ。ちゃんと貯金しているのか、料理もしないで旦那に何も言われないのか?共働きでもないのに、そんな高い賃貸マンションに住んでるなんて異常としか思えないなぜ働かないんだ?などなど。(中略)正直父が生きている間、二度と会いたくもないし、話もしたくありません。しかし、ストレートに伝えると、逆上してこちらの家まですっ飛んで来て100倍になって言い返してきそうですし、やんわり言うと伝わらないと思うので、こちらの気持ちを伝えることはやめておくことにしました。以前父から「俺が亡くなっても、姉と私は嫁に行ったのだから、遺産は一銭も金はやらんからな。覚えておけよ」言われています。自己愛の親を持つ方々は、大人になってからどのように関わっているのかまた、私の場合父とどういう関係、距離でいるのが良さそうでしょうか。

自己愛性人格障害の父親との関係、本当に辛いですね。お気持ち、痛いほどよく分かります。「犬でさえ叩けば黙るんだ」という言葉は、人格を否定するような酷い暴言です。そんな言葉を浴びせられ、大人になっても苦しめられるのは、耐え難いことでしょう。

この記事では、自己愛性人格障害の親を持つ方が、どのように親との関係を築いているのか、そして、あなたにとってどのような距離感が良いのかを一緒に考えていきたいと思います。

なぜ、父親はあなたを責め立てるのか?自己愛性人格障害の理解

まず、自己愛性人格障害について理解を深めましょう。自己愛性人格障害の人は、以下のような特徴を持つことが多いです。
自己中心的:自分は特別で、他人よりも優れていると思っています。
共感性の欠如:他人の気持ちを理解したり、共感したりすることが苦手です。
賞賛の欲求:常に他人から褒められたい、認められたいと思っています。
批判に弱い:少しでも批判されると、激しく怒ったり、落ち込んだりします。
支配欲:他人をコントロールしたがります。

あなたの父親は、これらの特徴に当てはまるのではないでしょうか。

父親があなたを責め立てるのは、あなたをコントロールしたい、自分の優位性を示したいという気持ちの表れかもしれません。また、あなたを批判することで、自分の不安や不満を解消しようとしている可能性もあります。

ケーススタディ:自己愛性人格障害の親を持つAさんの場合

Aさんも、自己愛性人格障害の母親との関係に長年悩まされてきました。母親は、Aさんの容姿や学歴、仕事など、あらゆることについて批判を繰り返しました。Aさんは、母親の期待に応えようと必死に努力しましたが、何をしても褒められることはありませんでした。

Aさんは、母親との関係を断つことも考えましたが、罪悪感からなかなか決断できませんでした。しかし、ある時、Aさんは、自分の心を守るためには、母親との距離を置くしかないと気づきました。

Aさんは、母親に「自分の人生を大切にしたいから、しばらく連絡を控える」と伝えました。母親は激怒しましたが、Aさんは自分の決意を曲げませんでした。

その後、Aさんは、カウンセリングを受けながら、自分の心と向き合いました。そして、母親の言葉に振り回されず、自分の価値を認めることができるようになりました。

Aさんは、現在、母親とは年に数回会う程度ですが、以前のように苦しむことはありません。Aさんは、自分の心を守りながら、母親との関係を築くことができるようになったのです。

自己愛性人格障害の親との適切な距離感を見つけるための5つのステップ

Aさんのケースからわかるように、自己愛性人格障害の親との関係を改善するためには、まず、自分自身の心を守ることが大切です。

ここでは、あなたにとってどのような距離感が良いのかを見つけるためのステップを具体的にご紹介します。

ステップ1:境界線を引く

自己愛性人格障害の親は、平気であなたの領域に踏み込んできます。まずは、自分の心を守るために、明確な境界線を引くことが重要です。
感情的な境界線:親の感情に巻き込まれないようにする。
物理的な境界線:会う頻度や時間を制限する。
情報的な境界線:自分のプライベートな情報を話さない。

例えば、電話で父親があなたを責め始めたら、「お父さん、そういう言い方はやめて。私はあなたのサンドバッグじゃない」とはっきりと伝えましょう。そして、それでも父親が止めない場合は、「ごめんなさい、今忙しいから」と言って電話を切っても構いません。

ステップ2:期待を手放す

自己愛性人格障害の親は、あなたの期待に応えてくれることはほとんどありません。親に変わってほしいと期待するのではなく、「親はこういう人だ」と割り切ることが大切です。

期待を手放すことで、親の言動に一喜一憂することがなくなり、心が楽になります。

ステップ3:自分の感情を大切にする

自己愛性人格障害の親との関係では、常に自分の感情が抑圧されます。自分の感情を無視せず、大切にすることが重要です。
自分の気持ちを言葉にする:日記を書いたり、信頼できる人に話したりする。
感情を解放する:泣いたり、叫んだり、運動したりする。
自分を癒す:好きなことをしたり、リラックスしたりする。

ステップ4:サポートを求める

一人で抱え込まず、信頼できる人に相談したり、専門家のサポートを求めることも大切です。
友人や家族:話を聞いてもらったり、アドバイスをもらったりする。
カウンセラーやセラピスト:専門的な知識や技術でサポートしてもらう。
自助グループ:同じような悩みを持つ人たちと交流する。

ステップ5:自分を大切にする

自己愛性人格障害の親との関係で傷ついた心を癒すために、自分を大切にすることが何よりも重要です。
自分を褒める:小さなことでも良いので、自分を褒める。
自分にご褒美を与える:好きなものを買ったり、美味しいものを食べたりする。
自分の時間を作る:趣味を楽しんだり、ゆっくり休んだりする。

遺産について:弁護士に相談することも検討を

お父様から「遺産は一銭もやらない」と言われたとのことですが、遺言書がない場合、法律で定められた相続分があります。

もし、遺産について不安がある場合は、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、あなたの権利を守り、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ:あなた自身の幸せを最優先に

自己愛性人格障害の親との関係は、複雑で難しいものです。しかし、あなた自身の幸せを最優先に考え、適切な距離感を保つことで、より穏やかな生活を送ることができます。

「犬でさえ叩けば黙るんだ」という酷い言葉に負けず、あなたはあなたらしく、幸せな人生を歩んでください。応援しています。

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