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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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老猫と先住犬・猫の多頭飼育:穏やかな暮らしへの道

#多頭飼育 #犬と猫 #老猫
 
以前猫の多頭飼いについて質問したのですが、また問題が出てきました。祖母の家から老猫を連れてきてゲージに入れたのですが、先住猫と犬の威嚇が激しく、老猫は1ヶ月経ってもゲージから出られません。2段ゲージの上は寝床、下には餌と水がありますが、下に行くと先住犬が吠え、老猫は怖がってすぐ寝床に戻ってしまいます。犬はゲージの真横で監視し、小屋に入れたり別の部屋に連れて行っても吠える声が聞こえて怖がるので、老猫は完全に閉じこもった状態です。夜中にリビングに出した時は先住猫と鉢合わせし、大喧嘩しそうだったのでゲージに戻しました。猫と犬は大人なので縄張り争いもあると思います。このままゲージで一生過ごさないといけないのかと気の毒になり、「本当にこれでよかったのか」と複雑です。先住猫は10歳(♀)、先住犬は7歳(♀)、老猫は推定16~18歳(♀)です。何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。

ご祖母様の大切な老猫ちゃん、新しい環境に馴染めずゲージから出られない…本当に辛いですね。でも、ご心配されている気持ち、よく分かります。大切な家族の一員である老猫ちゃんのために、一緒に解決策を探していきましょう。 この記事では、老猫ちゃん、先住猫ちゃん、そして先住犬ちゃん、みんなが安心して暮らせる方法を一緒に考えていきます。

まずは老猫ちゃんの状況を理解する

1ヶ月もゲージ生活が続いていると、老猫ちゃんは相当なストレスを感じているはずです。推定16~18歳という高齢であることを考えると、環境の変化への適応はさらに難しくなっているでしょう。 食事も満足に取れず、睡眠も十分に取れていない可能性があります。 まずは老猫ちゃんの身体と心の状態を第一に考えましょう。 獣医さんに相談し、健康状態をチェックしてもらうことをお勧めします。

先住犬・猫との関係改善:段階的なアプローチ

先住犬と猫の威嚇は、老猫ちゃんへのストレスの大きな原因です。 いきなり全員を自由にさせると、喧嘩になる可能性が高いので、段階的に関係を改善していく必要があります。

フェロモン製品の活用

犬猫用のフェロモン製品(アロマタイプのディフューザーなど)は、動物たちの落ち着きを促す効果があります。 老猫ちゃんのゲージ周辺や、先住犬・猫のいる場所に設置することで、緊張感を和らげ、穏やかな雰囲気を作ることができます。 効果には個人差がありますが、試してみる価値は十分にあります。

時間をかけてゆっくりと慣れさせる

老猫ちゃんをゲージから出す時は、無理強いは厳禁です。 最初はゲージの扉を開けて、老猫ちゃんが自ら出て来るのを待ちましょう。 先住犬・猫が近くにいない時間帯を選んで、老猫ちゃんを少しだけゲージの外に出してみるのも良いでしょう。 最初はほんの数分間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。

安全な空間の確保

老猫ちゃんにとって安全で落ち着ける場所を確保することが重要です。 ゲージとは別に、老猫ちゃん専用の隠れ家となる場所を用意しましょう。 猫専用のベッドや、段ボールハウスなど、老猫ちゃんが安心して身を隠せる場所です。 この隠れ家は、先住犬・猫から離れた場所に設置するのが理想的です。 隠れ家があることで、老猫ちゃんは安心感を持ち、少しずつ新しい環境に慣れていくことができるでしょう。

食事の時間と場所を工夫する

老猫ちゃんが安心して食事ができるように、食事の場所と時間を工夫しましょう。 先住犬がいない時間帯を選んで、老猫ちゃんに食事を与えます。 また、老猫ちゃん専用の食事スペースを設けるのも有効です。 食事中に先住犬が近づいてこないように、ケージから少し離れた場所に置き、落ち着いて食事ができるように配慮しましょう。

視覚的な遮断

ゲージと先住犬・猫のいる場所の間に、視覚的な遮断物を置くのも効果的です。 カーテンやパーテーションなどを利用して、老猫ちゃんが先住犬・猫を直接見ないように工夫しましょう。 これにより、老猫ちゃんのストレスを軽減することができます。

多頭飼いの成功へのヒント

多頭飼いは、多くの喜びをもたらしてくれますが、同時に様々な課題も発生します。 今回のケースのように、新しいペットを迎える際には、十分な準備と計画が不可欠です。 それぞれのペットの性格や年齢、健康状態などを考慮し、適切な環境を整えることが重要です。

専門家のサポート

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や動物病院に相談してみましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができるはずです。

根気と愛情

多頭飼いの成功には、飼い主の根気と愛情が不可欠です。 焦らず、ゆっくりと時間をかけて、それぞれのペットが新しい環境に慣れていくのを待ちましょう。 毎日、優しく声をかけてあげたり、撫でてあげたりすることで、ペットたちは安心感を抱き、心を開いてくれるはずです。

まとめ:穏やかな多頭飼育を目指して

老猫ちゃん、先住猫ちゃん、そして先住犬ちゃん、みんなが幸せに暮らせるように、焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。 今回の経験を活かし、より良い多頭飼育を目指して、一緒に頑張りましょう! 大切なのは、それぞれのペットへの愛情と、根気強い努力です。 時間はかかりますが、必ず良い結果が得られると信じています。

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