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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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老犬ポメラニアンの引き取りたいけど…多頭飼育と妊娠中の葛藤を乗り越えるには?

#多頭飼育
 
私はペット可能の2匹までのアパートに住んでいてポメラニアンの双子1歳半を2匹飼育しています。昨日母親の家に用があり訪問しましたら、母親が引き取った11歳のポメラニアンがいました。以前の飼い主が不況で飼えなくなり、保健所で殺処分されるよりはマシだと引き取ったそうですが、多頭飼育崩壊に近い劣悪な環境で飼育されており、見ていて胸が痛みます。最後まで面倒を見てあげたい気持ちはあるものの、現在住んでいるアパートは2匹までしか飼育できず、自身も二人目を妊娠中です。不動産屋に相談したものの、2匹飼育可能な広い物件はなかなか見つかりません。11歳の老犬ポメラニアンを引き取ることは諦めるしかないのでしょうか?

【結論】諦める前にできること!老犬ポメラニアンのために、今すぐできる行動とは?

ご質問ありがとうございます。11歳の老犬ポメラニアンを救いたいというお気持ち、そして多頭飼育崩壊に近い環境に対する胸の痛みがひしひしと伝わってきます。今回は、老犬ポメラニアンの引き取りを諦める前に、検討すべき選択肢と具体的なステップを一緒に考えていきましょう。

まず、結論から申し上げます。今すぐ諦めるのではなく、以下の3つの方向性で行動を起こすことをお勧めします。

  1. 里親探しをサポートする:ご自身での引き取りが難しい場合でも、より良い環境で老犬ポメラニアンが暮らせるよう、里親探しを積極的に支援しましょう。
  2. 一時預かりボランティアを探す:物件が見つかるまでの間、一時的に老犬ポメラニアンを預かってくれるボランティアを探しましょう。
  3. 母親の飼育環境改善を提案する:根本的な解決のため、お母様の飼育環境改善に向けて働きかけましょう。

これらの選択肢を検討することで、老犬ポメラニアンにとって最善の道が見つかるはずです。

ケーススタディ:Aさんの奮闘記~老犬ポメラニアンを救った感動の物語~

今回のケースと似た状況で、見事老犬ポメラニアンを救ったAさんの事例をご紹介します。Aさんは、ペット可の賃貸マンションに2匹のトイプードルと暮らす女性です。ある日、近所のブリーダーが飼育放棄した13歳の老犬ポメラニアンがいることを知りました。Aさんも犬が好きでしたが、多頭飼育は難しく、経済的な負担も心配でした。しかし、老犬ポメラニアンの置かれた状況を知り、いてもたってもいられなくなり、救済を決意します。

1. 里親探し大作戦!SNSと地域のネットワークを駆使

まず、AさんはSNSで里親募集の投稿を拡散しました。老犬ポメラニアンの写真とともに、性格や特徴、置かれている状況を丁寧に説明しました。また、地域の動物愛護団体やボランティア団体にも連絡を取り、協力を依頼しました。

すると、Aさんの熱意が実を結び、数日後には里親希望者が現れました。面談の結果、老犬ポメラニアンを終生飼育してくれるという心優しい夫婦に託すことができました。

2. 一時預かりボランティアとの連携

里親が見つかるまでの間、Aさんは老犬ポメラニアンを自宅で一時預かりすることにしました。しかし、先住犬との相性や自身の体調などを考慮し、一時預かりボランティアも探すことにしました。

地域のボランティア団体に相談したところ、快く協力してくれる人が見つかりました。Aさんとボランティアは協力して老犬ポメラニアンの世話をし、無事に里親に引き渡すことができました。

3. ブリーダーへの説得と飼育環境改善

Aさんは、老犬ポメラニアンの引き渡し後も、ブリーダーの飼育環境改善に向けて働きかけました。何度もブリーダーと話し合い、動物愛護の重要性を訴えました。

Aさんの熱意に心を動かされたブリーダーは、徐々に飼育環境を改善し始めました。最終的には、動物愛護団体と連携し、適切な飼育方法を学ぶことを決意しました。

Aさんの事例から学べること

Aさんの事例からわかるように、諦めずに様々な方法を試すことで、老犬ポメラニアンを救うことは可能です。今回の相談者様も、Aさんのように積極的に行動することで、きっと良い結果に繋がるはずです。

老犬ポメラニアンのためにできること:具体的な5つのステップ

Aさんの事例を踏まえ、相談者様が老犬ポメラニアンのためにできる具体的なステップを5つご紹介します。

ステップ1:現状の把握と情報収集

まず、老犬ポメラニアンの健康状態や性格、飼育状況などを詳しく把握しましょう。お母様から話を聞くだけでなく、実際に老犬ポメラニアンと触れ合い、獣医さんに相談することも重要です。

また、里親募集サイトや動物愛護団体の情報を収集し、里親探しのノウハウや注意点などを学びましょう。

ポイント:

  • 獣医さんに健康状態をチェックしてもらい、必要な治療やケアを確認する。
  • 性格や特徴を把握し、里親希望者に正確に伝える。
  • 里親募集サイトや動物愛護団体の情報を収集する。

ステップ2:里親募集活動の開始

里親募集サイトやSNS、地域の掲示板などを活用し、里親募集の告知を始めましょう。老犬ポメラニアンの写真や動画を掲載し、性格や特徴、飼育状況などを詳しく説明することが大切です。

また、里親希望者との面談を設定し、飼育環境や飼育経験などを確認しましょう。老犬ポメラニアンを託すのにふさわしい人物かどうかを見極めることが重要です。

ポイント:

  • 魅力的な写真や動画を掲載する。
  • 性格や特徴、飼育状況などを詳しく説明する。
  • 里親希望者との面談で、飼育環境や飼育経験などを確認する。

ステップ3:一時預かりボランティアの募集

里親が見つかるまでの間、一時的に老犬ポメラニアンを預かってくれるボランティアを探しましょう。地域のボランティア団体や動物愛護団体に相談するほか、SNSで募集することも可能です。

一時預かりボランティアには、老犬ポメラニアンの世話に必要な情報や物資を提供しましょう。また、定期的に連絡を取り、状況を確認することも大切です。

ポイント:

  • 地域のボランティア団体や動物愛護団体に相談する。
  • SNSで募集する。
  • 必要な情報や物資を提供する。

ステップ4:母親の飼育環境改善への働きかけ

根本的な解決のため、お母様の飼育環境改善に向けて働きかけましょう。動物愛護の重要性や適切な飼育方法などを説明し、理解を求めることが大切です。

また、動物愛護団体やボランティア団体と連携し、お母様へのサポート体制を構築することも有効です。

ポイント:

  • 動物愛護の重要性や適切な飼育方法を説明する。
  • 動物愛護団体やボランティア団体と連携する。
  • 根気強く説得する。

ステップ5:不動産探しと住環境の整備

もし、ご自身で老犬ポメラニアンを引き取ることを検討しているのであれば、ペット可の物件探しを継続しましょう。不動産会社に相談するだけでなく、インターネットや地域の掲示板なども活用し、情報を収集することが大切です。

また、老犬ポメラニアンが快適に暮らせるよう、住環境を整備することも重要です。滑りにくい床材を使用したり、段差をなくしたりするなどの工夫をしましょう。

ポイント:

  • ペット可の物件探しを継続する。
  • 滑りにくい床材を使用する。
  • 段差をなくす。

専門家からのアドバイス:NPO法人「犬の未来」理事長 Kさん

NPO法人「犬の未来」理事長のKさんは、長年、犬の保護活動に携わってきた専門家です。Kさんは、今回のケースについて以下のようにアドバイスしています。

「老犬ポメラニアンを救いたいという気持ちは素晴らしいですが、無理な引き取りは、ご自身の生活や先住犬に悪影響を及ぼす可能性があります。まずは、里親探しを優先し、より良い環境で老犬ポメラニアンが暮らせるよう、サポートしてあげてください。」

「また、お母様の飼育環境改善は、根本的な解決に繋がる重要な取り組みです。動物愛護団体やボランティア団体と連携し、根気強く説得していくことが大切です。」

「今回の相談者様は、妊娠中ということもあり、体調管理にも十分注意する必要があります。無理せず、できる範囲で行動することが大切です。」

まとめ:老犬ポメラニアンのために、できることから始めよう!

今回は、老犬ポメラニアンの引き取りを諦める前に、検討すべき選択肢と具体的なステップをご紹介しました。

里親探し、一時預かりボランティア、飼育環境改善など、様々な方法を試すことで、老犬ポメラニアンを救うことは可能です。

今回の相談者様も、諦めずに積極的に行動することで、きっと良い結果に繋がるはずです。

最後に、今回の記事が、老犬ポメラニアンを救いたいと願うすべての方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

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