愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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老犬と先住犬の仲良し作戦!安心安全な多頭飼育を実現する方法

#多頭飼育 #犬の仲良し作戦 #老犬と子犬
 
里子として迎えた老犬(女の子)が、先住犬と仲が悪くて困っています。家に着いたとき、先住犬が後から来た犬に興味津々でついて回ったのが嫌だったらしく、怒って噛み付いたり、牙をむいて威嚇したりします。先住犬は怖がって、後から来た犬が近づくと逃げてしまい、元気がありません。後から来た犬は家にも先住犬にも慣れてきたのか、牙をむくことはなくなりましたが、先住犬がかわいそうで…。里親になったことを、すごく軽率で安易な考えだったと反省しています。どうしたらいいのでしょうか?

新しい家族が増えるのは嬉しいことですが、特に犬同士の場合、スムーズな関係構築には時間と工夫が必要です。特に老犬は変化に敏感で、ストレスを感じやすい傾向があります。今回のケースのように、先住犬が怯えてしまっている状況は、早急に改善策を講じる必要があります。

まずは、それぞれの犬の気持ちを理解しよう

まずは、それぞれの犬の気持ちを理解することが大切です。先住犬は、突然新しい犬がやってきて、自分のテリトリーを侵されたと感じているかもしれません。一方、老犬は、新しい環境や犬との関係性に戸惑い、不安を感じている可能性があります。それぞれの犬の行動を注意深く観察し、何がストレスになっているのかを分析しましょう。

先住犬への配慮

先住犬が落ち着ける空間を確保しましょう。安全な隠れ家となる場所(犬用のベッドやケージなど)を用意し、後から来た犬が近づけないように配慮することが重要です。また、先住犬が安心して過ごせるように、普段のお散歩コースや遊び方などを変えないことも大切です。急に環境を変えたり、新しいことを始めたりすると、さらにストレスを与えてしまう可能性があります。

老犬への配慮

老犬は、若い犬に比べて体力や気力が劣っているため、無理強いは禁物です。新しい環境に慣れるまでには時間がかかることを理解し、根気強く接しましょう。ゆっくりと距離を縮めることが重要です。最初は、お互いの匂いを嗅がせる程度から始め、徐々に距離を近づけていくのがおすすめです。無理に接触させようとせず、老犬のペースに合わせて進めていきましょう。

具体的な仲良し作戦

犬同士の仲を良くするには、いくつかの方法があります。焦らず、段階的に進めていきましょう。

フェロモン製品の活用

犬用のフェロモン製品は、犬の不安やストレスを軽減する効果があります。アロマタイプのディフューザーやスプレーなどを活用することで、リラックスした環境を作り出し、犬同士の緊張を和らげる効果が期待できます。ただし、全ての犬に効果があるとは限りませんので、様子を見ながら使用しましょう。

間接的な接触から始める

いきなり顔を合わせさせるのではなく、最初は匂いを嗅がせるところから始めましょう。それぞれの犬のタオルやベッドなどを交換し、お互いの匂いに慣れてもらうことから始めます。その後、離れた場所から様子を見させたり、短い時間だけ同じ部屋に置いてみたりするなど、徐々に距離を縮めていきます。この段階では、必ず飼い主がそばにいて、犬たちの様子を注意深く観察することが大切です。

楽しい時間を共有する

一緒に遊ぶ時間を作ることで、犬同士の絆を深めることができます。ボール遊びや引っ張りっこなど、犬が楽しめる遊びを通して、お互いに良い印象を持つ機会を作りましょう。この時、褒めてご褒美を与えることで、良い行動を強化することができます。公平に褒め、ご褒美を与えることも重要です。どちらか一方だけを優遇すると、嫉妬や不安を招く可能性があります。

専門家のサポートを受ける

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家やドッグトレーナーに相談することをおすすめします。専門家は、犬の行動を分析し、適切なアドバイスやトレーニング方法を提案してくれます。早期に専門家のサポートを受けることで、問題を深刻化させるのを防ぐことができるでしょう。また、動物病院で健康診断を受けることも重要です。病気や痛みによって攻撃的になっている可能性もあります。

住環境の見直し

住環境も多頭飼育の成功に大きく影響します。十分な広さのある住まいを選ぶことはもちろん、それぞれの犬が落ち着いて過ごせるスペースを確保しましょう。例えば、ケージやベッド、サークルなどを設置し、それぞれの犬が自分のプライベート空間を持てるように工夫することが大切です。物件選びの際には、ペット可物件であることはもちろん、広さや間取りなども考慮しましょう。DOG-FRIENDLYでは、犬と暮らすための最適な物件情報を提供していますので、ぜひご活用ください。

まとめ:時間と愛情で、幸せな多頭飼育を!

犬同士の仲良し作戦は、一朝一夕に成果が出るものではありません。根気と愛情を持って、ゆっくりと時間をかけて取り組むことが大切です。それぞれの犬の個性や性格を理解し、彼らのペースに合わせて進めていきましょう。今回のケースのように、後悔を感じている方もいるかもしれませんが、大切なのは、これからどうすれば犬たちが幸せに暮らせるかを考えることです。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。DOG-FRIENDLYは、あなたと愛犬の幸せな暮らしを応援しています!

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