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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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築20年の空き家、犬と快適に暮らすためのリフォームと選択肢

#リフォーム
 
築20年、屋上つき3階建、業務エレベーター付きの空き家を相続することになりました。7年ほど空き家でしたが、一部の部屋は利用していたため、ガスや水道は使用できる状態です。現在、婚約者と2人暮らしをしており、親は犬とアパート暮らしをしています。親は空き家に引っ越すと簡単に言うのですが、大きな家に1人というのは孤独感がすごいので心配です。できれば婚約者と一緒に3人と1匹で暮らしたいと考えています。しかし、壁紙の浮きとひび、床の白いかび、ほこりっぽさ、雨漏り、虫の多さ(Gの死骸も)、いらない家具の多さなど、困りごとがたくさんあります。業務用のエレベーターは止まっていて、動かすと点検や部品交換で費用がかさみますし、家庭用エレベーターへの切り替えも検討したいです。婚約者と暮らしている賃貸が12月で更新時期になるため、2ヶ月でなんとかしたいのですが、将来的に子育てをこの空き家でしたいとは思っていません。いずれは新しく家を建て、そこに3人と1匹で暮らしたいと考えています。この状況で、掃除をして暮らすのが良いのか、業者を雇うか、売却する方が良いのか悩んでいます。建築時の資料を見たところ、築20年、鉄骨造、延べ面積357㎡ほどでした。リフォームにはお金がかかりそうですが、今の状態で住めるかどうかの判断は、どういった職業の方に相談するのが一番良いのでしょうか?母が一室をお稽古ごとで使用してきたため、売却は反対されています。最悪掃除のみですますことも考えていますが…。

この質問を読んでいるあなたは、まさに岐路に立たされているんですね。相続した空き家、愛犬との暮らし、そして将来の住まい…多くの要素が絡み合って、どう動くべきか悩んでいることと思います。でも、大丈夫。一つずつ整理していけば、きっと最適な道が見つかります。

今回は、築20年の空き家を犬と快適に暮らせる空間にするためのリフォームのポイントと、その他の選択肢について、具体的なステップと専門家のアドバイスを交えながら徹底的に解説します。この記事を読めば、きっとあなたの心は晴れ、具体的な行動に移せるはずです。

まずは現状把握から:プロの目で空き家を診断

まず最初にやるべきことは、空き家の現状を正確に把握することです。特に、以下の点に注目して、専門家による診断を依頼しましょう。
建物の構造:鉄骨造とのことですので、耐震性や劣化状況を詳しく調べてもらいましょう。
雨漏りの箇所と原因:雨漏りは建物の寿命を縮める最大の原因です。早急な対応が必要です。
カビの発生状況:カビは健康被害を引き起こす可能性があります。徹底的な除去と再発防止策が必要です。
害虫の発生状況:Gだけでなく、他の害虫の有無も確認し、適切な駆除方法を選びましょう。
エレベーターの状態:専門業者に点検を依頼し、修理または交換の必要性を判断してもらいましょう。

これらの診断結果をもとに、リフォームの優先順位と予算配分を検討します。相談先としては、地元の信頼できる建築士やリフォーム業者、またはホームインスペクション(住宅診断)サービスを提供している会社がおすすめです。

リフォームか、それとも…?選択肢を比較検討

空き家の状態と予算を考慮した上で、以下の選択肢を比較検討してみましょう。

1. 大規模リフォーム
メリット:間取りの変更や設備の刷新など、自分たちの理想の住まいに近づけることができます。断熱性や気密性を高めることで、快適な住環境を実現できます。
デメリット:費用が高額になる可能性があります。工事期間が長くなるため、仮住まいが必要になる場合があります。
どんな人におすすめ?:予算に余裕があり、自分たちの理想の住まいを追求したい方。将来的に長く住み続けたいと考えている方。
2. 部分リフォーム
メリット:費用を抑えながら、必要な箇所だけを改修できます。工事期間が短く、すぐに住み始めることができます。
デメリット:間取りや設備は既存のものを利用するため、理想の住まいとは異なる場合があります。
どんな人におすすめ?:予算を抑えたい方。すぐに住み始めたい方。将来的に建て替えを検討している方。
3. 簡易清掃+α
メリット:費用を最小限に抑えられます。自分たちでDIYを楽しむことができます。
デメリット:快適な住環境とは言えない場合があります。建物の劣化が進む可能性があります。
どんな人におすすめ?:とにかく費用を抑えたい方。DIYが得意な方。短期間だけ住む予定の方。
4. 売却
メリット:固定資産税や維持費から解放されます。まとまった資金を得ることができます。
デメリット:思い出の詰まった家を手放すことになります。売却価格が希望通りにならない場合があります。
どんな人におすすめ?:空き家の活用方法が見つからない方。維持費が負担になっている方。

今回は、お母様が売却に反対されているとのことですので、1~3の選択肢を中心に検討することになります。

犬と快適に暮らすためのリフォームのポイント

もしリフォームをするなら、愛犬が快適に暮らせるように、以下のポイントを考慮しましょう。

1. 床材の選定
滑りにくく、傷つきにくい素材を選びましょう。
おすすめは、クッションフロア、タイル、ペット用フローリングなどです。
消臭効果のある床材もおすすめです。
2. 壁材の選定
汚れにくく、掃除しやすい素材を選びましょう。
おすすめは、珪藻土、漆喰、ペット用壁紙などです。
消臭効果のある壁材もおすすめです。
3. 犬専用スペースの確保
ケージやベッドを置くスペースを確保しましょう。
おもちゃやフードなどを収納するスペースも確保しましょう。
トリミングやシャンプーができるスペースがあると便利です。
4. 安全対策
階段やベランダからの転落防止柵を設置しましょう。
電気コードやコンセントをカバーで保護しましょう。
犬が誤飲する可能性のあるものは手の届かない場所に置きましょう。
5. ニオイ対策
換気を徹底しましょう。
空気清浄機や消臭剤を活用しましょう。
定期的な掃除を心がけましょう。

エレベーター問題:専門家への相談が鍵

業務用のエレベーターをどうするかは、専門家への相談が不可欠です。以下の情報を整理して、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
エレベーターの型番
設置年
過去の点検記録
故障状況

家庭用エレベーターへの切り替えが可能かどうか、費用はどのくらいかかるのか、なども含めて、詳しく相談しましょう。

虫対策:プロの力を借りて徹底駆除

虫嫌いのあなたにとって、虫のいない生活は譲れないですよね。ここはプロの力を借りて、徹底的に駆除してもらいましょう。

1. 侵入経路の特定
窓やドアの隙間、換気扇、排水口など、虫の侵入経路を特定します。
必要に応じて、隙間を埋めたり、網戸を設置したりしましょう。
2. 発生源の除去
庭やベランダに放置されたゴミや腐葉土などは、虫の発生源となります。
こまめに掃除し、清潔な状態を保ちましょう。
3. プロによる駆除
専門業者に依頼して、徹底的に駆除してもらいましょう。
定期的なメンテナンスも依頼すると、効果が持続します。

家具の処分:不用品回収業者を活用

いらない家具は、不用品回収業者に依頼して処分してもらいましょう。自分で運び出す手間が省けますし、リサイクル可能なものは買い取ってもらえる場合もあります。

2ヶ月でどこまでできる?現実的な計画を立てよう

12月の賃貸更新までに2ヶ月しかないことを考えると、大規模なリフォームは難しいかもしれません。まずは、部分的なリフォームや簡易清掃で、住める状態にすることを優先しましょう。

1. 1週目:専門家による診断、リフォームの見積もり、不用品回収業者の手配
2. 2週目:リフォーム業者の選定、不用品の処分
3. 3~6週目:部分リフォームの実施(床材の張り替え、壁紙の張り替え、水回りの修理など)、簡易清掃、虫対策
4. 7~8週目:家具の搬入、荷物の整理、引っ越し準備

困ったときの相談窓口

建築士:建物の構造やリフォームについて相談できます。
リフォーム業者:リフォームの費用や工事内容について相談できます。
不動産業者:空き家の売却や活用について相談できます。
弁護士:相続や法律問題について相談できます。
ファイナンシャルプランナー:資金計画や住宅ローンについて相談できます。

まとめ:一歩ずつ、着実に進もう

築20年の空き家を犬と快適に暮らせる空間にするには、多くの課題があります。しかし、一つずつ解決していけば、必ず道は開けます。まずは専門家に相談し、現状を把握することから始めましょう。そして、自分たちに合った選択肢を選び、着実に実行していくことが大切です。

今回の記事が、あなたの空き家問題を解決する一助となれば幸いです。愛犬との新しい生活に向けて、頑張ってください!

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