愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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産後と愛犬との暮らし方:老犬シーズーと赤ちゃんの安全な同居を実現するヒント

#アレルギー対策 #ペット可物件 #老犬介護
 
妊娠9ヶ月で、もうすぐ赤ちゃんが生まれます。新生児とペットの隔離が必要だと聞いていて、産後、私と赤ちゃんが生活する部屋を準備中です。今まで義母が住んでいた部屋を譲り受け、義母は亡くなったおばあちゃんの部屋へ移動しました。その部屋には猫と犬がいつもいて、もう入れないようにした方がいいですよね?犬は扉の前でガリガリしたり吠えたりしていてストレスを感じているようです。シーズーの老犬で、臭いも強く、耳も聞こえず、ボケてトイレもままならない状態です。新しい家具や赤ちゃん用品には触れさせたくありません。神経質になりすぎでしょうか?夫は喘息とアレルギー持ちなので、赤ちゃんにも遺伝する可能性があり、余計に心配です。今までおばあちゃんが世話をしていて、私は関与していませんでしたが、これからは私が餌やりや排泄物の処理をしなければなりません。一緒にいないと、そこら中に排泄するようになってしまい、ストレスを感じています。義母は、昔から人間の食べ物を与えていたので、今さら変えるのはかわいそうだと言います。産後、虐待してしまわないか不安です。

もうすぐ新しい家族が増える、嬉しい反面、愛犬との生活に不安を感じているんですね。特に老犬で介護が必要なシーズーちゃんとの生活は、赤ちゃんとの安全な共存を考えながら、愛犬への配慮も欠かせません。ご心配されている気持ち、よく分かります。この記事では、産後、赤ちゃんとの生活と愛犬との生活を両立させるための具体的な方法を、実体験を交えながらご紹介します。

愛犬との生活環境を再構築する

部屋のゾーニングと安全対策

まずは、赤ちゃんとの生活空間と愛犬の生活空間を明確に区切ることをお勧めします。完全に隔離するのではなく、視覚的な区切りを作ることで、愛犬のストレスを軽減し、赤ちゃんへの接触を防ぐことができます。例えば、ベビーゲートやサークルなどを活用して、赤ちゃんが自由に動き回れるスペースと、愛犬が自由に過ごせるスペースを分けるのが効果的です。愛犬が落ち着ける、安全で快適なスペースを確保してあげましょう。

また、赤ちゃん用品を置く場所には、愛犬が近寄れないように工夫しましょう。高い場所に置く、扉で仕切るなど、物理的な障壁を作ることで、赤ちゃん用品への接触を防ぐことができます。特に、こたつ布団や絨毯、カーテンなどは、愛犬が噛んだり引っ掻いたりする可能性があるので、注意が必要です。

老犬シーズーへの配慮

老犬シーズーちゃんは、環境の変化に敏感になっている可能性があります。今まで自由に過ごせていた場所に入れなくなり、ストレスを感じているのは当然です。急に環境を変えるのではなく、段階的に変化に慣れさせていくことが大切です。例えば、最初はベビーゲートを開けて、愛犬が赤ちゃんがいる空間を少しだけ覗けるようにするなど、少しずつ距離を縮めていく方法があります。

また、老犬シーズーちゃんの健康状態にも配慮が必要です。耳が聞こえにくい、トイレがうまくできないなど、介護が必要な状態であれば、より一層の配慮が必要です。定期的な獣医健診を受け、適切なケアをしてあげましょう。排泄物の処理についても、こまめに行い、清潔な環境を保つことが重要です。愛犬が落ち着けるように、今まで使っていたベッドや、お気に入りの玩具などを、愛犬のスペースに置いてあげましょう。

愛犬のストレス軽減と健康管理

食事と運動

人間の食べ物を与えていたとのことですが、愛犬の健康のためにも、ドッグフード中心の食事に切り替えることをお勧めします。急に食事内容を変えるのは愛犬にとってストレスになる可能性があるので、徐々に切り替えていくことが大切です。獣医さんに相談しながら、適切な食事量や栄養バランスを調整しましょう。また、老犬シーズーちゃんには、適度な運動も必要です。無理のない範囲で、散歩や室内での遊びなどで体を動かしてあげましょう。

しつけの見直し

老犬シーズーちゃんのトイレの失敗や、いたずら行為は、老化や認知機能の低下によるものかもしれません。叱るのではなく、優しく丁寧にトイレトレーニングをやり直す必要があります。成功したら、たくさん褒めてあげましょう。また、いたずら防止のためには、噛み癖のあるおもちゃを与えたり、安全な場所を確保したりするのも有効です。

愛犬の行動にイライラしてしまう気持ちも分かります。しかし、愛犬を責めるのではなく、老化による行動変化を理解し、適切な対応をすることが大切です。愛犬に優しく接することで、愛犬のストレスを軽減し、より良い関係を築くことができます。

赤ちゃんとの安全な共存に向けて

アレルギー対策

ご主人が喘息とアレルギー持ちで、赤ちゃんにも遺伝する可能性があるとのこと、ご心配ですね。赤ちゃんが生まれる前に、徹底的な掃除を行い、ダニやハウスダストなどのアレルゲンを除去しましょう。定期的な掃除と、空気清浄機の使用も効果的です。愛犬との生活空間を分けることで、赤ちゃんへのアレルゲンの影響を最小限に抑えることも可能です。アレルギー症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

家族全体の協力

愛犬の世話や、赤ちゃんとの生活は、一人で抱え込まずに、家族みんなで協力することが大切です。ご主人や、ご家族に協力をお願いし、負担を軽減しましょう。愛犬の世話や家事を分担することで、精神的な負担を減らし、赤ちゃんとの時間をより豊かに過ごすことができます。

まとめ:愛犬と赤ちゃん、幸せな暮らしを実現するために

産後、赤ちゃんとの生活と愛犬との生活を両立させることは、大変な努力と工夫が必要ですが、決して不可能ではありません。愛犬への愛情と、赤ちゃんの安全を両立させるために、この記事で紹介した方法を参考に、愛犬と赤ちゃんにとって安全で快適な生活環境を構築していきましょう。愛犬の行動にイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、愛犬への深い愛情と、冷静な対応で、幸せな家族生活を実現できるはずです。そして、困ったことがあれば、獣医さんや、専門機関に相談することも、決してためらわないでください。あなたと愛犬、そして赤ちゃんが、笑顔で暮らせることを心から願っています。

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