生後50日のチワワをブリーダーさんから見に行ったんです。抱っこしたらブルブル震えて怖がってたけど、数分後には慣れてきて、しっぽ振ったり、指舐めたり噛んだりもするようになりました。でも、床に置いたらしっぽ巻いて怖がってウロウロ…。ブリーダーさんいわく、普段と違う場所だから怖がってるんだそうなんです。臆病な性格なのかな?それとも普通のこと?生後50日だし…ママ犬は大人しくて温和だったんですが、性格は遺伝するって言うし、ブリーダーさんの家もちょっと汚くて、ワンコが普段過ごしてる場所も見せてもらえなくて不安なんです。この子の怖がりは、環境のせいなのか、性格なのか、教えてください!
生後50日のチワワちゃん、新しい環境で怖がってしまうのは、全く珍しいことではありません。小さくて、まだ知らないことがたくさんある赤ちゃんチワワにとって、初めての場所や人との出会いは、大きなストレスになるのです。
チワワの怖がりは普通?性格と環境の関係
まず安心してくださいね。生後50日のチワワが新しい環境で怖がるのは、全く異常ではありません。むしろ、警戒心が強く、安全な場所を探している証拠です。数分後には慣れて、しっぽを振ったり、甘えてきたりしたということは、その子自身の適応力も高く、良い兆候と言えるでしょう。
もちろん、性格も関係してきます。犬の性格は遺伝も影響しますが、幼少期の環境が性格形成に大きく関わってきます。母犬や兄弟犬との触れ合い、適切な社会化の機会などが、将来の性格に影響するのです。 特に生後2~3ヶ月は、社会性を身につける重要な時期なので、この期間の環境が、臆病な性格になるかどうかに大きく関わってくる可能性があります。
ブリーダーさんの家の清潔感や、子犬の飼育環境が見えなかったことなど、ご心配されている点も理解できます。清潔な環境で育った子犬は、病気にかかるリスクが低く、健康面でも安心です。また、母犬や兄弟犬との適切な触れ合いは、子犬の社会化に不可欠です。 ブリーダーさんの飼育環境や子犬の育て方について、不安に感じる場合は、他のブリーダーさんを探すことも検討しましょう。 信頼できるブリーダーさんを選ぶことは、愛犬との幸せな生活を送る上で非常に重要です。
ブリーダー選びのポイント:清潔さだけじゃない!
ブリーダー選びは、見た目や第一印象だけでなく、子犬の飼育環境やブリーダーさんの知識・愛情をしっかりと確認することが大切です。清潔な環境であることはもちろんですが、それ以上に大切なのは、子犬たちが健康的に、そして愛情深く育てられているかどうかです。
- 飼育環境の確認:子犬たちが清潔で安全な環境で過ごしているか、母犬や兄弟犬との触れ合いは十分か、などを確認しましょう。見学時に、子犬たちが自由に動き回れるスペースがあるか、清潔に保たれているかなどもチェックポイントです。
- ブリーダーさんの知識:犬の健康管理、飼育方法、性格形成などについて、ブリーダーさんがどの程度知識を持っているかを確認しましょう。質問に対してきちんと答えてくれるか、適切なアドバイスをしてくれるかも重要です。
- ブリーダーさんの愛情:ブリーダーさんが子犬たちを本当に愛し、大切に育てているかどうかは、言葉や態度から伝わってきます。子犬たちの様子をよく観察し、ブリーダーさんの対応を見て、愛情を感じられるかどうかを判断しましょう。
- 血統書や健康診断書:血統書や健康診断書を確認することで、子犬の健康状態や遺伝的な背景を把握することができます。これらは、子犬の将来の健康に大きく関わってくる重要な情報です。
臆病なチワワとの幸せな暮らし
もし、今回のお子さんが少し臆病な性格だとしても、決して問題ありません。適切なトレーニングと愛情を注げば、臆病な性格を克服するお手伝いができます。むしろ、臆病な性格だからこそ、飼い主さんとの絆がより一層深まるかもしれません。
臆病なチワワとの幸せな暮らしのために、以下の点を心がけてみましょう。
臆病なチワワとの生活のコツ
- 無理強いしない:臆病なチワワに無理強いをすると、さらに怖がってしまい、信頼関係を築くことが難しくなります。ゆっくりと時間をかけて、チワワのペースに合わせて接しましょう。
- 安心できる環境を作る:安全で落ち着ける場所を作ってあげましょう。犬用のベッドやハウスを用意し、快適な空間を確保することが大切です。また、騒音や刺激の少ない場所に置くことも重要です。
- ポジティブな強化:良い行動には、ご褒美を与えたり、褒めてあげたりすることで、良い行動を繰り返すように促しましょう。例えば、怖がらずに新しい場所に近づいてきたら、すぐに褒めてあげましょう。 ご褒美は、チワワが大好きなおやつや、優しく撫でるなど、チワワが喜んでくれるものであれば何でも構いません。
- 社会化トレーニング:様々な人や犬との触れ合いを通して、社会性を身につけるトレーニングを行いましょう。ただし、無理強いはせず、チワワのペースに合わせて行うことが大切です。
- 専門家のアドバイス:どうしても不安な場合は、動物病院やドッグトレーナーに相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応ができます。
まとめ:大切なのは、あなたとチワワの絆
生後50日のチワワが新しい環境で怖がるのは、決して珍しいことではありません。臆病な性格かどうかは、まだ断定できません。大切なのは、あなたとチワワの間に信頼関係を築き、安心できる環境を作ってあげることです。 ブリーダー選びも重要ですが、どんな性格の子犬であっても、愛情と適切なケアで、幸せな暮らしは築けます。 もし、ブリーダーさん選びに迷うようでしたら、時間をかけて、信頼できるブリーダーさんを探しましょう。そして、あなたとチワワの幸せな未来を信じて、一緒に素敵な時間を過ごしてください。