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猫3匹と暮らすマンション、ペット制限オーバーで退去になる?【賃貸アドバイザー解説】

#猫との暮らし
 
今になって質問をするのも遅いですが、僕は(高校生)今、マンションに父、母、妹と猫3匹で暮らしています。正直記憶に無いのですが、15年程前に今のマンションに引っ越して来ました。その時には既に猫♂を一匹飼っていました。二度の病気に悩まされましたが、今も元気に過ごしています。やがて時は経ち僕が小5の時の12月、母(僕、妹も含める)がひょんなことから野良猫の保護活動をされているボランティアさんに出会いました。それでボランティアさん経由で2匹目♀を飼うことにしました。当時いた猫も長い間ずっと1匹だった為、なかなか慣れるまで時間がかかりました。やがて月日が経ち、2匹とも大分仲が良くなった頃、おじいさんとおばあさんが暮らすお宅から「猫を4匹保護した」とボランティアさんの耳に伝わったそうです。当分、僕達の元にもその情報は直ぐにボランティアさんから伝わりました。他にも黒猫が1匹いたのですが、その猫はこれから手術を受けるとのことで、こちらから貰うことは無理でした。そして黒猫を除く4匹の中から1匹だけを選び飼うことになりました。その4匹は姉妹の為、本当は全員貰いたいとは思ったのですが流石に4匹一辺に貰うことは無理なので、1匹だけを選び貰うことにしました。正直、後の3匹には申し訳なかったです。→黒猫はどうか分かりませんが、黒猫を除く後の3匹はそれぞれの飼い主さんのところで、元気に過ごしているようです。話を戻しますが、新たに猫が加わったことで合計3匹になりました。最初は元野良猫ということもあり、他の2匹どころか、僕達にも慣れるまで時間がかかりました。それ故臆病な性格の為今でも、ちょっとしたことでもビックリしたりすることがあります。少し話が脱線してしまいましたが、家のマンションは本来ペットは2匹までとなっています。(大型犬の場合は1匹まで)新たに3匹になってから4年程経ちますが、本来2匹可能のマンションですが、少し言い方が悪くなりますが、家は既に1匹オーバーしているわけです。今更、あり得ないと思いますが、もし3匹猫を飼っていることがバレたら「退去」になる可能性はありますか?また、法律に引っ掛かりますか?今更で申し訳ありません。

猫3匹との暮らし、さぞかし賑やかで癒やされる毎日でしょうね!でも、マンションの規約でペットの飼育数制限がある場合、不安になるのも当然です。結論から言うと、規約違反が発覚した場合、残念ながら退去を求められる可能性はゼロではありません。

でも、諦めるのはまだ早いですよ!今回は、ペット制限のあるマンションで猫3匹と暮らす場合の対処法について、詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、安心できる解決策を見つけてくださいね。

ケーススタディ:もしペット制限オーバーが発覚したら?

今回のケースは、高校生である相談者の方とご家族が、ペット飼育数制限のあるマンションで猫を3匹飼育している状況です。4年間、特に問題なく生活できているものの、規約違反が発覚した場合の退去や法律的な問題を心配されています。

ここでは、実際に起こりうる状況を想定し、どのような対応が考えられるのか、ケーススタディ形式で見ていきましょう。

ケース1:管理会社からの指摘

ある日、マンションの管理会社から「ペットの飼育状況について確認させてほしい」という連絡がありました。正直に3匹の猫を飼っていることを伝えたところ、規約違反であると指摘を受け、改善を求められました。

考えられる対応
管理会社との話し合い:まずは、管理会社と真摯に話し合い、事情を説明しましょう。猫を飼い始めた経緯や、猫たちが近隣住民に迷惑をかけていないことなどを丁寧に伝えることが大切です。
飼育許可の交渉:管理会社に、3匹の猫の飼育許可を交渉してみましょう。追加のペット飼育料を支払う、猫の鳴き声や臭い対策を徹底するなど、具体的な対策を提示することで、許可を得られる可能性もあります。
弁護士への相談:交渉が難航する場合は、ペット問題に詳しい弁護士に相談してみるのも一つの方法です。法的な観点からアドバイスをもらったり、交渉を代行してもらったりすることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。

ケース2:近隣住民からの苦情

ある日、隣の住人から「猫の鳴き声がうるさい」「ベランダに猫の毛が落ちてくる」といった苦情を受けました。管理会社に相談したところ、ペットの飼育状況について調査が入ることになりました。

考えられる対応
苦情の内容の確認と改善:まずは、苦情の内容を詳しく確認し、改善できる点があればすぐに対処しましょう。猫の鳴き声対策としては、防音ケージの導入や、猫が落ち着ける環境づくりなどが考えられます。ベランダの猫の毛対策としては、こまめな掃除や、猫がベランダに出ないようにする工夫などが有効です。
近隣住民への謝罪と理解の求め:苦情を言ってきた住人に直接謝罪し、理解を求めることも大切です。猫を飼っていることへの配慮が足りなかったことを詫び、今後迷惑をかけないように努める姿勢を見せることで、関係改善につながる可能性があります。
第三者への相談:当事者間での話し合いが難しい場合は、マンションの管理組合や、地域の相談窓口などに相談してみるのも良いでしょう。第三者の意見を聞くことで、冷静な判断ができるかもしれません。

法律的な観点:ペット飼育と賃貸契約

法律的には、ペットの飼育に関する明確な規定はありません。しかし、賃貸契約書に「ペット禁止」や「ペットの種類・数制限」といった条項が記載されている場合、それに従う必要があります。

もし、契約に違反してペットを飼育した場合、契約解除(退去)を求められる可能性があります。ただし、裁判になった場合、ペットを飼育していた期間や、ペットが与えた影響などを考慮して、判決が下されることになります。

今回のケースのように、4年間猫を飼育しており、特に問題なく生活できている場合は、契約解除が認められない可能性もあります。しかし、裁判には時間も費用もかかるため、できる限り話し合いで解決するのが望ましいでしょう。

マンションの規約と法律、どちらが優先される?

マンションの規約は、区分所有法に基づいて定められたもので、マンションに住む人が守るべきルールです。一方、法律は、国が定めたもので、国民全体が守るべきルールです。

マンションの規約と法律が矛盾する場合、原則として法律が優先されます。しかし、ペットの飼育に関する規約は、法律で明確に定められているわけではないため、規約が有効となることが多いです。

つまり、今回のケースでは、マンションの規約で「ペットは2匹まで」と定められている場合、その規約に従う必要があります。

猫との暮らしを守るために:具体的な対策

では、猫3匹との暮らしを守るためには、具体的にどのような対策を講じれば良いのでしょうか?

1. 猫の飼育許可を得るための交渉術
ペット可物件への引っ越し:まずは、ペット可の物件への引っ越しを検討してみましょう。ペット可の物件であれば、規約を気にせずに猫との暮らしを楽しむことができます。
交渉材料の準備:管理会社との交渉に臨む前に、交渉材料をしっかりと準備しましょう。例えば、以下のようなものが考えられます。
猫の健康状態:定期的な健康診断やワクチン接種を受けていることを証明する書類
猫のしつけ状況:トイレのしつけができている、無駄吠えがないなど、猫のしつけ状況を説明できる資料
猫の安全対策:脱走防止対策や、猫が危険な場所に立ち入らないようにするための対策
近隣住民への配慮:消臭対策や、猫の毛が飛び散らないようにするための対策
交渉のポイント:交渉では、以下の点を意識しましょう。
誠意を持って対応する:管理会社や他の住民に対して、誠意を持って対応することが大切です。
猫の魅力を伝える:猫がもたらす癒やし効果や、家族の一員としての存在意義を伝えましょう。
具体的な対策を提示する:猫の飼育に関する具体的な対策を提示することで、管理会社や他の住民の不安を解消することができます。
柔軟な姿勢で臨む:必ずしも自分の意見が通るとは限りません。相手の意見にも耳を傾け、柔軟な姿勢で交渉に臨みましょう。
2. 近隣住民への配慮:トラブルを未然に防ぐために
挨拶とコミュニケーション:日頃から近隣住民と積極的にコミュニケーションを取り、良好な関係を築いておくことが大切です。猫を飼っていることを伝え、理解と協力を求めることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
猫の鳴き声対策:猫の鳴き声は、近隣住民にとって迷惑になることがあります。防音ケージの導入や、猫が落ち着ける環境づくりなど、鳴き声対策を徹底しましょう。
臭い対策:猫のトイレや体臭は、臭いの原因となります。こまめな掃除や換気、消臭剤の使用など、臭い対策を徹底しましょう。
猫の毛対策:猫の毛は、アレルギーの原因となることがあります。こまめな掃除やブラッシング、空気清浄機の使用など、猫の毛対策を徹底しましょう。
脱走防止対策:猫が脱走すると、交通事故や迷子の原因となります。窓やドアの開閉に注意し、脱走防止柵を設置するなど、脱走防止対策を徹底しましょう。
3. ペット共生マンションへの引っ越し:快適な猫ライフのために
ペット共生マンションのメリット:ペット共生マンションとは、ペットとの暮らしを前提としたマンションのことです。ペット専用の設備やサービスが充実しており、快適な猫ライフを送ることができます。
ペット共生マンションの選び方:ペット共生マンションを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
ペットの種類や数制限:自分の飼っている猫の種類や数に合った物件を選びましょう。
ペット専用設備:ペット専用の足洗い場やドッグランなど、ペットが快適に過ごせる設備が整っているか確認しましょう。
防音対策:猫の鳴き声が近隣に迷惑をかけないように、防音対策が施されているか確認しましょう。
管理体制:ペットに関するトラブルに対応してくれる管理体制が整っているか確認しましょう。
ペット共生マンションの注意点:ペット共生マンションは、一般的なマンションに比べて家賃が高い傾向にあります。また、ペットを飼っていない人にとっては、ペットの鳴き声や臭いが気になる場合もあります。

専門家からのアドバイス:獣医A先生の場合

「猫3匹との生活は、多頭飼育ならではの喜びがある一方で、健康管理や行動管理など、注意すべき点も増えます。猫同士の相性や、それぞれの性格に合わせた環境づくりを心がけましょう。

また、定期的な健康診断は、病気の早期発見につながります。特に、高齢の猫がいる場合は、半年に一度は健康診断を受けることをおすすめします。

食事についても、年齢や健康状態に合わせて、適切なフードを選ぶことが大切です。獣医さんに相談して、最適なフードを選んでもらいましょう。」

まとめ:猫との幸せな暮らしのために

今回は、ペット制限のあるマンションで猫3匹と暮らす場合の対処法について解説しました。

規約違反が発覚した場合、退去を求められる可能性はゼロではありませんが、諦めるのはまだ早いです。管理会社との交渉や、近隣住民への配慮、ペット共生マンションへの引っ越しなど、様々な対策を講じることで、猫との幸せな暮らしを守ることができます。

今回の記事が、あなたと愛猫たちの暮らしをより豊かにするための参考になれば幸いです。

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