ただ、今の家はペット不可のため、ペット可の物件を探し、見つけたのですが、工事やオーナーの荷物撤去などが理由で、入居日がまだ先とのこと。物件詳細にはそんな記載は一切なかったため、「遅すぎる…」と唖然としましたが、他に希望に合う物件がないため、契約しました。しかし、最近になって家に来る猫が2匹のみになってしまい、「他の子達はどこに行ってしまったんだろう」「事故に遭ってないよね」「誰かに何かされてないよね」と毎日心配でたまりません。
今いる子達までいなくなってしまったらどうしよう、と不安で仕方なく、今すぐにでも飼いたいのですが、ペット不可のため飼えません。かくまうにも、さすがに2匹とケガをした猫では難しい…。何もできない自分が悔しくてたまりません。しかも、今日は数回だけ遊びに来ていた猫が前足を骨折した状態で遊びに来てくれました。近くはアパートだったり住宅密集地なのに、スピードを出して出入りする車が多くて、車の音や物音に敏感になって、居ても立っても居られず、本当に辛いです。こんな私に皆さんの激励や、元気の出る経験談を聞けたら嬉しいです。
猫を保護したいというお気持ち、そして、なかなか思うようにいかない現状への焦燥感、とてもよくわかります。
今回は、そんなお悩みに寄り添い、少しでも前向きな気持ちになっていただけるような情報と、具体的なステップをご紹介したいと思います。
まず、あなたは決して無力ではありません。猫たちのことを真剣に考え、行動しようとしている時点で、あなたはすでに素晴らしいことをしています。
「考えすぎだよ」という友人の言葉も、ある意味ではあなたを気遣ってのことでしょう。しかし、あなたの優しさや責任感は、決して間違いではありません。
今、保護できている2匹の猫ちゃん、そして怪我をした猫ちゃんのケアを最優先に考えましょう。
怪我をした猫の治療: 動物病院を受診し、適切な治療を受けさせてあげてください。治療費が心配な場合は、動物病院によっては分割払いに対応してくれる場合や、地域の動物愛護団体に相談することで支援を受けられる場合があります。
保護猫の健康チェック: 他の猫たちも動物病院で健康チェックを受け、必要なワクチン接種や駆虫を行いましょう。
安全な場所の確保: 一時的にでも、安全な場所を確保してあげましょう。室内にケージを設置したり、使っていない部屋を猫専用にするのも良いでしょう。脱走防止対策も忘れずに。
里親探し: もし飼育が難しい場合は、里親探しも視野に入れましょう。信頼できる里親を見つけるためには、慎重な見極めが必要です。
入居日がまだ先とのことですが、その間にできる準備はたくさんあります。
引越し先の環境調査: 引越し先の周辺環境をよく調べてみましょう。動物病院の場所、公園の有無、交通量などを確認し、猫にとって安全で快適な環境かどうかを判断します。
猫用グッズの準備: ケージ、トイレ、食器、爪とぎなど、猫に必要なグッズを揃えましょう。事前に猫が慣れておくと、引越し後のストレスを軽減できます。
引越し業者の選定: ペットとの引越しに慣れている業者を選びましょう。猫への負担を最小限に抑えるためのアドバイスやサービスを提供してくれるはずです。
近隣住民への挨拶: 引越し後、近隣住民に挨拶をして、猫を飼っていることを伝えておきましょう。理解と協力を得ることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
新しい家での猫との暮らしは、きっと素晴らしいものになるでしょう。
猫とのコミュニケーション: たっぷりと愛情を注ぎ、積極的にコミュニケーションを取りましょう。猫もあなたの愛情に応えてくれるはずです。
猫のストレス軽減: 引越しや新しい環境は、猫にとって大きなストレスになります。猫が安心して過ごせるように、十分な配慮を心がけましょう。
猫の健康管理: 定期的な健康チェックや適切な食事、運動などを通して、猫の健康を維持しましょう。
地域の猫との共存: 地域によっては、猫に関する条例やルールがあります。事前に確認し、地域社会との調和を心がけましょう。
実際に保護猫と暮らしている方の経験談は、きっとあなたの励みになるはずです。
ケース1:Aさんの場合
Aさんは、以前住んでいたアパートの駐車場で、ガリガリに痩せた子猫を発見しました。最初は警戒心が強かったものの、根気強く世話を続けるうちに、Aさんに心を開くようになりました。Aさんは、その猫を「ミー」と名付け、家族として迎え入れることにしました。
ミーは、Aさんの家に来てからというもの、すっかり甘えん坊になり、いつもAさんの後をついて回るようになりました。Aさんは、ミーとの暮らしを通して、たくさんの喜びと癒しを得ることができました。
しかし、ミーとの暮らしは、決して順風満帆ではありませんでした。ミーは、過去のトラウマからか、夜中に突然暴れ出すことがありました。Aさんは、ミーの行動を理解しようと努め、専門家のアドバイスを受けながら、根気強く向き合っていきました。
その結果、ミーは徐々に落ち着きを取り戻し、今ではAさんにとってかけがえのない存在となっています。Aさんは、「ミーとの出会いは、私の人生を変えた」と語っています。
ケース2:Bさんの場合
Bさんは、ある日、自宅の庭に迷い込んできた猫を保護しました。その猫は、交通事故に遭ったようで、後ろ足が不自由でした。Bさんは、その猫を「リク」と名付け、献身的に世話をしました。
リクは、Bさんの愛情に応えるように、懸命にリハビリに取り組みました。その結果、リクは少しずつ歩けるようになり、今では庭を自由に歩き回れるようになりました。
Bさんは、リクとの暮らしを通して、動物の生命力や回復力に感動しました。また、リクとの出会いを通して、動物愛護の意識が高まり、地域のボランティア活動にも積極的に参加するようになりました。
Bさんは、「リクは、私に生きる勇気を与えてくれた」と語っています。
猫との暮らしで困ったことがあれば、専門家に相談することも大切です。
獣医: 健康管理や病気に関する相談
動物行動学者: 行動の問題に関する相談
動物愛護団体: 里親探しや保護に関する相談
ペット可物件専門の不動産業者: 住まいに関する相談
専門家のアドバイスを受けることで、問題解決の糸口が見つかるかもしれません。
猫との暮らしは、喜びと感動に満ち溢れています。
大変なこともありますが、それ以上に得られるものがたくさんあります。
今回の引越しは、あなたと猫たちにとって、新たなスタートとなるはずです。
どうか、猫との幸せな未来を信じて、前向きに進んでください。応援しています!