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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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猫を保護したら「虐待」と中傷…賃貸でのご近所トラブル、どうすれば?

#トラブル
 
4日ほど前、我が家に迷い猫が入り込んできました。深夜0時頃、アパートの駐車場に行ったところ、1匹の猫がすり寄ってきました。可愛ぃなぁと思いながらも、猫アレルギーの家族がいる為、飼えないのでそのまま自宅に帰ると、一緒になって猫が入ってきてしまい、出そうとしましたが頑なに出ようとせず…。ここはペット可の賃貸なので、犬や猫を飼ってる方はたくさんいましたが、最近越してきたばかりということもあり、全ての飼育状況は把握しておらず、首輪も無くどこの猫か分かりませんでした。一度外に出て、飼い主らしき人を探して見ましたが、時間も時間な為、誰もおらず…諦めて自宅に戻ると、やはりすり寄ってきて人馴れしているし、やはり迷子だろうと判断しました。そして我が家ではエサもトイレも何もないので警察の方に連絡し、保護してもらいました。その翌日の夕方頃にインターホンがなり出てみると中年らしき女性がたっており、猫の飼い主だと言うので無事見つかったのだな、と安心していたら、なぜ警察に連絡した?私が放し飼いをしていたと怒られたと言われ、付いてきてしまって、我が家では保護出来なかった旨を伝えても分かって頂けず、色々と言ってから帰っていきました。まぁ、終わったのだから良いやと思っていたらイタズラみたいな感じで、車のフロントガラスに貼り紙で(猫虐待)と書かれたものが貼ってありました。それが、昨日今日と2日続けてです。剥せば問題はないのですが、言われもないことを言われ納得いきません。しかし、やった人が絶対その飼い主さんという証拠もなく、困っています。警察の方に届けた私が間違っているんですか?今後、どうして行ったらいいのでしょう??

猫との出会いは心温まるものですが、今回のケースのように、思わぬトラブルに発展してしまうこともあります。特にペット可の賃貸物件では、犬や猫を飼育している方が多く、様々な価値観を持つ人々が共同生活を送っています。今回は、このような状況に陥ってしまった場合の対処法について、詳しく解説していきます。

まずは結論!冷静な対応と証拠保全が重要

今回のケースでは、まず冷静さを保ち、感情的な対立を避けることが重要です。そして、今後のために、証拠を保全することを意識しましょう。具体的にどのような行動をとるべきか、以下に詳しく解説していきます。

なぜこのようなトラブルが起きてしまうのか?

今回のトラブルの背景には、以下の様な要因が考えられます。
飼い主の意識: 猫の飼い主が、猫を自由に外出させることに抵抗がない場合、迷子になる可能性が高まります。また、警察に届けられたことに対して、自分の飼育方法を否定されたと感じ、感情的になっている可能性があります。
誤解: 相談者様が猫を虐待したという事実はなく、飼い主の誤解に基づいた行動であると考えられます。
コミュニケーション不足: 相談者様と飼い主との間で、十分なコミュニケーションが取れていないため、誤解が深まっている可能性があります。

具体的な解決策:5つのステップ

1. 証拠の保全

まず、車に貼られた貼り紙の写真を撮影し、日付と時間を記録しておきましょう。可能であれば、貼り紙が貼られた状況をビデオで撮影することも有効です。これらの情報は、万が一、法的手段に訴える場合に重要な証拠となります。

また、警察に相談した日時、担当者の名前、相談内容などを記録しておきましょう。

2. 冷静な対応

相手が感情的になっている場合は、こちらも感情的に反応するのではなく、冷静に状況を説明することが大切です。相手の言い分をよく聞き、誤解があれば丁寧に解きましょう。

もし可能であれば、第三者(例えば、マンションの管理人や信頼できる友人)に同席してもらい、話し合いの場を持つことも有効です。

3. 管理会社への相談

今回の件を、賃貸物件の管理会社に相談しましょう。管理会社は、入居者間のトラブルを解決する義務があります。管理会社から、飼い主に対して注意喚起をしてもらうことで、事態が収束する可能性があります。

また、管理会社に相談することで、同様のトラブルが再発した場合の対応についても、事前に確認しておくことができます。

4. 警察への相談

貼り紙による中傷が続く場合や、直接的な嫌がらせ行為があった場合は、警察に相談することを検討しましょう。警察は、事件性があると判断した場合、捜査を開始してくれます。

ただし、警察は民事不介入の原則があるため、基本的には当事者間での解決を促します。しかし、相談することで、警察から飼い主に対して注意喚起をしてもらうことができる場合があります。

5. 法的手段の検討

上記の対応をしても事態が改善しない場合は、弁護士に相談し、法的手段を検討することも視野に入れましょう。名誉毀損や侮辱罪に該当する可能性がある場合は、損害賠償請求や刑事告訴をすることができます。

ただし、法的手段は時間と費用がかかるため、慎重に検討する必要があります。弁護士に相談する際には、今回のトラブルの経緯や証拠を整理し、具体的なアドバイスをもらいましょう。

同じ過ちを繰り返さないために:再発防止策

今回のトラブルを教訓に、今後同じような事態に陥らないための対策を講じることが重要です。
ペット可物件のルール確認: ペット可物件であっても、飼育できるペットの種類や大きさ、頭数などに制限がある場合があります。入居前に、管理規約をよく確認し、ルールを守って飼育しましょう。
近隣住民とのコミュニケーション: 引っ越しの際には、近隣住民に挨拶をし、ペットを飼っていることを伝えるとともに、迷惑をかけないように配慮する旨を伝えましょう。日頃からコミュニケーションを密にすることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
ペットの管理: ペットが迷子にならないように、首輪に連絡先を明記した迷子札をつけたり、マイクロチップを装着したりするなど、万全の対策を講じましょう。また、猫の場合は、完全室内飼いを徹底することで、迷子になるリスクを減らすことができます。
保険の加入: ペットが他人を傷つけたり、他人の物を壊したりした場合に備えて、ペット保険に加入することを検討しましょう。ペット保険には、賠償責任を補償する特約が付いているものもあります。

専門家からのアドバイス

今回のケースについて、ペットトラブルに詳しい専門家である獣医のA先生に意見を伺いました。

A先生「今回のケースは、飼い主の無責任な行動が招いた悲劇と言えるでしょう。猫は本来、安全な室内で飼育されるべきであり、自由に外出させることは、交通事故や感染症のリスクを高めるだけでなく、近隣住民とのトラブルの原因にもなります。ペットを飼うということは、その命に責任を持つということです。飼い主は、ペットの安全と健康を守ることはもちろん、周囲に迷惑をかけないように配慮する義務があります。」

まとめ

今回のトラブルは、相談者様にとって大変な精神的負担になったことと思います。しかし、冷静に対応し、適切な対処法をとることで、事態は必ず収束に向かいます。今回の経験を活かし、今後、より良いペットライフを送られることを願っています。

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