愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬同士の相性が悪い?多頭飼いのストレスを軽減し、愛犬と赤ちゃんとの安全な生活を送るには

#多頭飼い
 
愛犬のことで相談です。現在独身時代から飼っているシーズー(♀3歳)6kgとシーズーとポメラニアンのmix犬(♂2歳)8kgがいます。私は現在、結婚して妊娠中なのですが、犬の仲が元々あまりよろしくなく、♂犬の方は人見知りもせず他の犬とも仲良くでき、誰に対しても直ぐにお腹を見せるなど、とても人懐っこい子です。対して♀犬は一人が好きなようで猫みたいな性格で♂犬に構われるのを嫌がります。♂犬を実家にいる時は、私がフルで長時間働いていたこともあり、2畳ほどのケージに入れて♀犬は部屋をフリーにしていましたが、結婚を機に引越し、お留守番と寝る時以外は♂犬もフリーにしています。が、♂犬が♀犬にちょっかいばかりかけて喧嘩ばかりしてしまい、♀犬は手を暇さえあれば真っ赤になるまで舐めたり、胃液を吐くなどが増えました。(最初は餌が足りてないと思い増やしたのですが、ダメでした)また♂犬が♀犬の近くに来ただけで♀犬は唸ったり吠えたりしてしまいます。本日予防接種の為病院に連れていき相談したところ恐らくストレスだろうとのことでした。また♂犬も多飲多尿(子犬の頃からのような気もしますが、目につくようになったのは結婚してフリーになってから)で一応来月尿検査をする予定ですが、異常がなければ環境の変化などのストレスだろうとのことで、♀犬と♂犬の部屋を別けるよう言われたのですが、賃貸アパートで部屋が狭くそれができそうにありません。その事を説明すると♂犬をケージに入れる時間を増やすことを提案されたのですが、せっかくフリーになったのにまたケージに入れる時間を増やすのは可哀想だなと思ってしまって…(ケージのサイズが狭くなり、今は1畳ないサイズ)そろそろ赤ちゃんが産まれるので、犬同士が喧嘩をするのを止めさせたいのですが、先生曰くその年月をかけて無理だったのなら相性の問題だから無理だろう。うちの犬は喧嘩する時周りが見えなくなり人を踏んずけたりしてしまうので、赤ちゃんを守れるのは親だけだからと言われてしまいました。また、しつけ教室に通っても、仲良くはならないし、成犬を再教育するのはプロでもとても大変なことであまりオススメはしないと言われてしまいました。ちなみに最近2週間ほど姉の家に泊まって居たのですが、その時は実母が色々な所に犬と遊びに連れて行ってくれて、また♀犬は母親が大好きなのであまり手を舐めることも無く、♂犬もそこまでトイレの回数があった訳でもなく飲む水の量も少なかったような気がします。(私の気のせいかもしれないですが)実家にどちらかを預けようかとも思ったのですが、実家は賃貸でペットを飼えず、姉の家にも猫ちゃんが居て猫ちゃんのストレスになってしまいそうで、どうしようかと頭を抱えています。アドバイスいただけましたら大変嬉しいです。ちなみに2匹は飼育してから2年と半年経ってます。

ご質問ありがとうございます。シーズーちゃんとミックス犬ちゃんの多頭飼い、そしてご妊娠中とのこと、大変な状況とお察しいたします。ワンちゃんたちの不仲、特にメス犬ちゃんのストレス症状は、見ているだけでも辛いですよね。さらに、これから赤ちゃんが生まれるとなると、安全面も考慮しなければならず、頭を抱えてしまうのも無理はありません。

獣医さんからは厳しい意見もあったようですが、諦めずにできることを探していきましょう。ここでは、多頭飼いのストレス軽減、犬同士の関係改善、そして赤ちゃんとの安全な共生のために、具体的な対策をいくつかご提案させていただきます。

結論:分離とケアのバランスで、愛犬と赤ちゃんの安全を守りましょう

まずは、犬同士の接触を完全に遮断できる環境を作ることを最優先に考えましょう。その上で、それぞれの犬に合わせたケアを行い、ストレスを軽減していくことが重要です。

赤ちゃんが生まれた後は、犬と赤ちゃんが直接触れ合うことがないように、常に目を配る必要があります。犬が興奮して赤ちゃんに危害を加えてしまう可能性も考慮し、安全対策を徹底しましょう。

なぜ犬同士の相性が重要なのか?

犬同士の相性は、多頭飼いをする上で非常に重要な要素です。相性が悪いと、常に争いが起こり、犬同士がお互いにストレスを感じてしまいます。その結果、今回のように、問題行動や体調不良につながることもあります。

特に、メス犬ちゃんは、オス犬ちゃんの積極的なアプローチを嫌がっているようですので、ストレスを感じやすい状況と言えるでしょう。

多頭飼いのストレスを軽減するための5つの方法

賃貸アパートで部屋を分けることが難しいとのことですので、まずは以下の方法を試してみてください。

1. クレート(ハウス)の活用:
それぞれの犬に、安心できる自分の居場所(クレート)を用意しましょう。
クレートは、犬がリラックスできる快適な空間にすることが大切です。
普段からクレートに入る練習をしておくと、災害時などにも役立ちます。
2. ローテーション:
時間帯によって、フリーにする犬を交代させましょう。
例えば、午前中はメス犬ちゃん、午後はオス犬ちゃんというように、時間を区切って自由にさせてあげることで、お互いのストレスを軽減できます。
フリーにしている犬には、十分な愛情を注いであげましょう。
3. 犬用グッズの分離:
食器やトイレなど、犬が使うものをそれぞれ別々に用意しましょう。
これにより、自分のテリトリーを主張しやすくなり、犬同士の争いを減らすことができます。
特に、メス犬ちゃんが安心して食事ができる環境を整えてあげることが大切です。
4. 散歩の工夫:
散歩は、それぞれの犬の性格や体力に合わせて、別々に行きましょう。
オス犬ちゃんは、積極的に外に連れ出して、十分に運動させてあげましょう。
メス犬ちゃんは、静かな場所を選んで、リラックスできる散歩を心がけましょう。
5. 遊び方の工夫:
それぞれの犬が楽しめる遊びを取り入れましょう。
オス犬ちゃんは、ボール遊びやフリスビーなど、 активな遊びが好きかもしれません。
メス犬ちゃんは、おもちゃを隠して探すゲームなど、 спокойный遊びが好きかもしれません。

犬同士の関係を改善するための3つのステップ

上記の対策と並行して、犬同士の関係を改善するためのトレーニングも行ってみましょう。

1. ポジティブな関連付け:
お互いの存在を良いことと関連付けるようにしましょう。
例えば、オス犬ちゃんがメス犬ちゃんの近くにいる時に、おやつを与えたり、褒めてあげたりすることで、「メス犬ちゃんの近くにいると良いことがある」と学習させることができます。
焦らず、ゆっくりと時間をかけて行うことが大切です。
2. リーダーシップ:
飼い主さんがリーダーシップを発揮し、犬同士の順位付けを明確にしましょう。
食事の順番や散歩の順番などを決めることで、犬たちは安心し、無用な争いを避けることができます。
常に冷静な態度で、犬たちに接することが重要です。
3. 専門家の助け:
ドッグトレーナーや行動学の専門家などに相談してみるのも良いでしょう。
専門家は、犬たちの行動を客観的に分析し、適切なアドバイスをしてくれます。
必要であれば、 индивидуальныеトレーニングを受けることも検討しましょう。

赤ちゃんとの安全な共生のために

赤ちゃんが生まれたら、犬との生活は大きく変わります。安全を第一に考え、以下の点に注意しましょう。
犬と赤ちゃんを絶対に2人きりにしない:
犬は、赤ちゃんをどのように扱って良いか分かりません。
予期せぬ事故を防ぐためにも、必ず大人が付き添いましょう。
犬の嫉妬心に注意する:
赤ちゃんにばかり気を取られていると、犬は嫉妬してしまうことがあります。
犬にも愛情を注ぎ、安心させてあげましょう。
赤ちゃんが寝ている時などに、犬と遊んであげる時間を作ると良いでしょう。
犬に「待て」を教える:
「待て」は、犬の行動をコントロールするための基本的なコマンドです。
赤ちゃんに近づいて欲しくない時や、危険な行動を止めさせたい時に役立ちます。
根気強く教え込むことが大切です。
犬の健康管理を徹底する:
ノミやダニの駆除、定期的なワクチン接種など、犬の健康管理を徹底しましょう。
赤ちゃんは免疫力が低いので、犬から感染症をもらってしまう可能性があります。
常に清潔な状態を保つように心がけましょう。
安全柵の設置:
赤ちゃんが安全に過ごせるように、ベビーサークルやベビーゲートなどを設置しましょう。
犬が赤ちゃんに近づけないように、物理的に separaciónすることが重要です。
犬にとっても、自分のスペースを確保できるので、安心感につながります。

犬のためにできること

今回のケースでは、メス犬ちゃんのストレスが特に心配です。彼女が安心して過ごせるように、以下の点に配慮してあげましょう。
静かな環境:
騒がしい場所を避け、静かで落ち着ける場所を用意してあげましょう。
クレートの中に、お気に入りの毛布やおもちゃを入れてあげると、よりリラックスできます。
適度な運動:
ストレス解消のために、適度な運動をさせてあげましょう。
散歩だけでなく、室内で遊んであげるのも良いでしょう。
ただし、激しい運動は避けて、 спокойный運動を心がけましょう。
スキンシップ:
優しく撫でたり、話しかけたりして、愛情を伝えてあげましょう。
ただし、犬が嫌がる場合は、無理強いしないようにしましょう。
犬が喜ぶ場所を撫でてあげると、より効果的です。
獣医への相談:
ストレス症状が改善しない場合は、獣医に相談してみましょう。
必要であれば、薬物療法も検討する必要があります。
早期に適切な治療を受けることが大切です。

まとめ

犬同士の相性が悪い場合、多頭飼いは難しい面もありますが、工夫次第で改善できることもあります。まずは、犬同士の接触を遮断できる環境を作り、それぞれの犬に合わせたケアを行いましょう。

赤ちゃんが生まれた後は、犬と赤ちゃんが直接触れ合うことがないように、常に目を配る必要があります。安全対策を徹底し、犬と赤ちゃんが安心して暮らせる環境を整えましょう。

今回の情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。頑張ってください!

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