新しい生活への期待と、愛犬との暮らしを始める喜び…そんな素敵な未来を邪魔するようなトラブル、本当に嫌ですよね。お気持ち、痛いほど分かります。
今回のようなケース、残念ながら賃貸契約では決して珍しくありません。特にペット可物件は、一般の物件と比べて条件が複雑になるケースも多く、トラブルに巻き込まれやすい傾向があります。しかし、慌てずに対処すれば、必ず解決できます。
まず、内見時の情報と契約内容に食い違いがないか、しっかり確認することが大切です。今回のケースでは、フローリングと聞いていた床がカーペットだったこと、ペット飼育に関する敷金が後から追加されたことなど、重要な情報が変更されています。このような場合は、仲介業者に明確な説明と根拠を求めるべきです。契約書に記載されていない事項は、基本的に契約内容には含まれません。曖昧なまま契約を進めないよう、注意しましょう。
例えば、ペット飼育に関する追加費用については、管理会社のHPに「ペット飼育についての敷金追加が、どのペット可物件にも記載されていない」とありますが、その記述が本当に全ての物件に当てはまるのか、具体的な証拠(スクリーンショットなど)を提示してもらうのも有効です。また、契約書に明記されていない追加費用は、支払う義務はありません。
保証人の件も、よくあるトラブルです。当初は恋人のみで大丈夫だったのに、後からあなたの保証人も必要になった、という状況も、契約前に明確な条件提示がなかったことが原因と考えられます。保証人の年収などを理由に、どちらかの保証人を選ばせるような言動は、不当な圧力と言えるでしょう。契約書に明記されている保証人の条件を確認し、必要に応じて交渉しましょう。印鑑証明書の要求も、契約書に明記されていない限り、不当な要求である可能性があります。
契約時期や支払いの期日についても、あなたの都合を全く考慮していない、一方的な対応と言えます。契約書に記載されている期日を確認し、無理な要求には毅然とした態度で対応しましょう。連休を考慮せず、支払いを急かされるのも不当です。契約締結前に、支払いのスケジュールを改めて確認し、合意を得るようにしましょう。契約は、あなたにとって納得できる条件で締結することが重要です。
保証人に関する書類が送られてこない、という点も問題です。契約に必要な書類は、事前に全て確認し、不足があればすぐに仲介業者に連絡しましょう。契約前に必要な書類が揃っていない状態でお金だけを要求するのは、明らかに不適切です。
このようなトラブルを避けるためには、契約前にしっかりと確認することが何よりも大切です。DOG-FRIENDLYでは、以下のような点をチェックすることをお勧めしています。
信頼できる仲介業者を選ぶことも非常に重要です。ペット可物件に特化した専門の業者を選ぶと、よりスムーズな契約を進めることができるでしょう。DOG-FRIENDLYでは、ペットと飼い主双方に優しい、信頼できる仲介業者をご紹介しています。お気軽にお問い合わせください。
トラブルに遭遇した時は、感情的にならず、冷静に対処することが大切です。証拠となる資料を揃え、仲介業者と冷静に話し合いましょう。必要であれば、弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。
犬と暮らすための物件探しは、時間と労力を要するものです。しかし、適切な知識と準備があれば、安心して愛犬と暮らせる理想の住まいを見つけることができます。今回の経験を活かし、次回の物件探しでは、より慎重に、そして積極的に情報収集を行いましょう。DOG-FRIENDLYは、あなたと愛犬が幸せに暮らせるお手伝いをさせていただきます。