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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬を留守番させている時のクーラー設定、本当に大丈夫?神奈川在住の飼い主さん必見!

#犬の健康
 
犬がいるのにクーラーをつけないでほぼ閉め切った状態で家を出て来てしまいました。神奈川です。犬は大丈夫ですか?

「もしかして、愛犬は大丈夫じゃないかも…」

神奈川県にお住まいのあなた。閉め切った部屋に愛犬を置いてきてしまったとのこと、ご心配ですよね。特に夏場の神奈川は気温がぐんぐん上がり、犬にとって非常に危険な状態になることも。

結論から言うと、すぐに帰宅して室温を確認し、適切な対応を取ることが最優先です。

この記事では、犬を留守番させる際のクーラー設定の重要性、具体的な対策、そして万が一の事態に備えるための知識を、Q&A形式で詳しく解説します。

Q1: なぜ犬にとって、閉め切った部屋は危険なの?

犬は人間と比べて体温調節が苦手です。汗腺が肉球にしかないため、人間のように汗をかいて体温を下げることができません。そのため、高温多湿な環境下では、体温が上昇しやすく、熱中症になるリスクが非常に高いのです。

特に、以下のような犬種は熱中症になりやすいので注意が必要です。
短頭種:フレンチブルドッグ、パグ、シーズーなど
肥満犬:皮下脂肪が熱を溜め込みやすい
老犬・子犬:体温調節機能が未発達、または衰えている
心臓疾患:心臓への負担が増加する

Q2: 熱中症の初期症状ってどんなもの?

愛犬の異変にいち早く気づくためには、熱中症の初期症状を知っておくことが重要です。
パンティング(激しい呼吸):通常よりも呼吸が荒く、速くなる
よだれ:大量のよだれを垂らす
ふらつき:歩行が不安定になる
ぐったりする:元気がなくなり、動きたがらない
食欲不振:食欲がなくなる

これらの症状が見られたら、すぐに体を冷やすなどの応急処置を行い、動物病院を受診してください。

Q3: クーラーなしで留守番させる場合、どんなリスクがある?

クーラーなしで留守番させることは、愛犬にとって命の危険に繋がる可能性があります。
熱中症:体温が41℃を超えると、臓器不全を起こし、死亡する可能性も
脱水症状:体内の水分が失われ、血液がドロドロになる
呼吸困難:呼吸が苦しくなり、酸素不足になる
意識障害:意識が朦朧とし、昏睡状態に陥る

これらのリスクを避けるためにも、クーラーの設定は非常に重要なのです。

Q4: 留守番中のクーラー設定、何度にすればいいの?

一般的には、26℃~28℃が目安とされています。ただし、犬種や年齢、体調によって適切な温度は異なります。愛犬の様子を観察しながら、快適な温度を見つけてあげましょう。

設定温度以外にも、以下の点に注意しましょう。
風向き:直接風が当たらないように調整する
湿度:湿度が高すぎると、体感温度が上がりやすいため、除湿機能も活用する
タイマー:長時間留守にする場合は、タイマー機能を活用して温度管理を行う

Q5: クーラー以外に、暑さ対策としてできることは?

クーラーだけでなく、以下の対策も併せて行うことで、より効果的に暑さから愛犬を守ることができます。
新鮮な水:いつでも新鮮な水が飲めるように、複数箇所に用意する
冷感マット:ひんやりとした冷感マットを置いてあげる
日陰:直射日光が当たらないように、カーテンやブラインドを閉める
換気:窓を少し開けて、空気の入れ替えを行う(防犯対策はしっかりと!)
冷却グッズ:保冷剤をタオルで包んで置いてあげる

Q6: もし、愛犬が熱中症になってしまったら?

万が一、愛犬が熱中症になってしまった場合は、以下の応急処置を行い、すぐに動物病院を受診してください。

1. 体を冷やす:冷たい水で体を濡らし、扇風機などで風を送る。特に首、脇の下、股関節を重点的に冷やす。
2. 水分補給:意識がある場合は、水を少しずつ飲ませる。
3. 動物病院へ:応急処置後、速やかに動物病院へ連絡し、指示を仰ぐ。

Q7: 留守番カメラって必要?

留守番中の愛犬の様子を確認できる留守番カメラは、非常に有効なツールです。
リアルタイムで状況把握:愛犬の様子をリアルタイムで確認できる
異常の早期発見:熱中症などの異常を早期に発見できる
安心感:留守中の不安を軽減できる

最近では、温度・湿度センサー付きのカメラや、話しかけ機能付きのカメラなど、様々な機能が搭載されたものが販売されています。

Q8: 犬と暮らす賃貸物件を選ぶ際の注意点は?

犬と快適に暮らすためには、物件選びも重要です。
ペット可物件:当然ですが、ペット可の物件を選びましょう
日当たり:日当たりが良すぎると、夏場は室温が上がりやすいため、注意が必要です
断熱性:断熱性の高い物件は、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるため、光熱費の節約にも繋がります
周辺環境:散歩コースや動物病院の有無などを確認しておきましょう
共用部分:共用部分でのルール(散歩時のマナーなど)を確認しておきましょう

Q9: 他の飼い主さんは、どんな対策をしているの?

実際に犬を飼っている飼い主さんの対策事例をご紹介します。
Aさん(トイプードル):エアコンの設定温度は27℃。サーキュレーターを併用して、室内の空気を循環させています。
Bさん(柴犬):冷感マットを愛用。留守番中は、必ず冷感マットの上で寝ています。
Cさん(フレンチブルドッグ):留守番カメラを設置。外出先から愛犬の様子をチェックしています。

Q10: 専門家からのアドバイスは?

獣医のD先生は、「犬は人間よりも暑さに弱いため、夏場の室温管理は非常に重要です。特に、短頭種や肥満犬は熱中症になりやすいので、注意が必要です。留守番させる際は、クーラーの設定温度を適切に保ち、新鮮な水を用意するなど、十分な対策を行いましょう。」と話しています。

まとめ

この記事では、犬を留守番させる際のクーラー設定の重要性、具体的な対策、そして万が一の事態に備えるための知識を解説しました。

愛犬が快適に過ごせるように、この記事を参考に、適切な対策を講じてくださいね。

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