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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬の鳴き声とベランダの土汚れ…穏便な解決策は?【犬と暮らす賃貸トラブル解決】

#犬との暮らし
 
住民トラブルです。隣の家のベランダに植木鉢がたくさん置いてあり、水やりをしたあとにでる土泥水が全てうちのベランダを通って行くんです。反対隣とうちの家の間に排水溝がありそこに流れるような側溝になっているのですが、こちらはベランダに物一つ置いておらず側溝が土泥で溢れることはありえないんです。ひどい季節はそこに苔が凄くて、掃除をするのはうち。こちらは何も汚していないのになぜこちらが泥や苔の掃除をしなければならないのかほんとに腹立ちます。水が流れるのはいいのですが、土や泥が流れているのを全く知らないのか(ガーデニングやる以上分かると思いますけど)ジャバジャバ流して来ます。ペット禁止なのに昼間はベランダで犬を放し飼いにし、洗濯物を干してるこちらに凄い吠えてくるのですが止めもしません。当方動物は好きなので犬が可哀想と思ってますし、色々と無神経な飼い主に物申したいです。まずは手紙を入れて意識してもらおうかと思っていますがどのように書き出したら良いでしょうか。憤慨していますが、あまり荒々しい文章はと思っています。ご教授いただけたらと思います。よろしくお願いします。

賃貸での暮らし、快適に過ごしたいのに、隣人とのトラブルは本当に困りますよね。特に、ベランダの土汚れや犬の鳴き声となると、毎日ストレスを感じてしまうのも無理はありません。今回は、そんな状況を穏便に解決するためのステップと、具体的な手紙の書き方、そして、さらに悪化した場合の対処法について、詳しく解説していきます。

まずは冷静に状況を整理しましょう

感情的になってしまう気持ちはよく分かりますが、まずは深呼吸をして、冷静に状況を整理してみましょう。

1. 問題点の明確化:
ベランダの土汚れ(原因:隣家の植木鉢からの土泥水)
犬の鳴き声(原因:隣家での犬の放し飼い)
ペット禁止の規約違反(隣家での犬の飼育)

2. 証拠の収集:
土汚れの状況を写真や動画で記録
犬の鳴き声が聞こえる時間帯や頻度を記録

これらの情報は、後々、管理会社や大家さんに相談する際に役立ちます。

ステップ1:手紙で穏やかに伝える

まずは、手紙であなたの気持ちを丁寧に伝えてみましょう。手紙を書く際のポイントは、以下の通りです。
丁寧な言葉遣いを心がける: 相手を非難するような言葉は避け、冷静かつ丁寧に伝えましょう。
具体的な状況を説明する: 抽象的な表現ではなく、「〇月〇日の〇時頃に、ベランダの土泥水が流れてきて困っている」「〇時~〇時の間、犬の鳴き声が聞こえて、洗濯物を干す際に困っている」など、具体的な状況を伝えましょう。
改善してほしい点を明確にする: 「土泥水が流れてこないように、植木鉢の管理を工夫してほしい」「犬の鳴き声を抑えるように配慮してほしい」など、具体的に何を改善してほしいのかを伝えましょう。
感謝の気持ちを添える: 最後に、「お忙しいところ恐縮ですが、ご協力いただけると幸いです」など、感謝の気持ちを添えることで、相手も受け入れやすくなります。

手紙の例文:

〇〇様

いつもお世話になっております。
〇号室の△△と申します。

突然のお手紙で失礼いたします。
実は、〇〇様のベランダの件で、少しお願いがあり、ご連絡させて頂きました。

最近、〇〇様のベランダから流れ出る土泥水が、我が家のベランダに流れ込んできて、困っております。
特に雨の日や、〇〇様が植木に水やりをされた後に、その状況が顕著です。
もし可能でしたら、土泥水が流れ出ないように、植木鉢の管理方法を工夫して頂けないでしょうか。

また、昼間にベランダで犬を遊ばせていらっしゃるようですが、その際、犬の鳴き声が大きく、洗濯物を干している際に少し困っております。
犬を飼っていらっしゃるのは存じておりますし、私も動物が好きなので、大変心苦しいのですが、鳴き声へのご配慮を頂けますと幸いです。

お忙しいところ大変恐縮ですが、ご理解とご協力をお願いいたします。

△△

手紙を出す際の注意点:
手紙は必ず封筒に入れ、宛名を書いてからポストに投函しましょう。
手紙の内容はコピーしておき、後々、管理会社や大家さんに相談する際に役立てましょう。
手紙を出す前に、一度、家族や友人に内容を確認してもらうと、より客観的な意見を聞くことができます。

ステップ2:管理会社や大家さんに相談する

手紙を出しても状況が改善されない場合は、管理会社や大家さんに相談してみましょう。
相談する前に:
これまでの経緯(手紙を出した日付、内容、相手の反応など)をまとめておきましょう。
証拠となる写真や動画を準備しておきましょう。
管理会社や大家さんに、具体的にどのような対応を希望するかを明確にしておきましょう。(例:隣人に注意喚起してほしい、ベランダの清掃をしてほしいなど)
相談する際のポイント:
感情的にならず、冷静に状況を説明しましょう。
証拠となる写真や動画を提示し、状況を具体的に伝えましょう。
管理会社や大家さんの指示に従い、協力的な姿勢を示しましょう。

管理会社や大家さんは、入居者間のトラブルを解決する義務があります。積極的に相談し、解決に向けて協力してもらいましょう。

ステップ3:弁護士や専門機関に相談する

管理会社や大家さんに相談しても解決しない場合は、弁護士や専門機関に相談することも検討しましょう。
弁護士: 法的なアドバイスや、内容証明郵便の作成、訴訟など、法的な手段で解決をサポートしてくれます。
国民生活センター: 消費者問題に関する相談窓口です。専門の相談員が、トラブル解決に向けたアドバイスや情報提供をしてくれます。
法テラス: 経済的に余裕のない方でも、弁護士に相談できる制度があります。

これらの専門機関に相談することで、より専門的なアドバイスやサポートを受けることができます。

犬の鳴き声問題、専門家はどう見る?

犬の鳴き声問題は、集合住宅におけるトラブルの典型例です。犬の行動学専門家である獣医のA先生は、次のように述べています。

「犬が吠える理由は様々ですが、集合住宅の場合、外部からの刺激に対する警戒吠えが多いです。特にベランダは、犬にとってテリトリー意識が働きやすい場所。通行人や他の動物に対して吠えることで、自分の存在をアピールしようとします。飼い主は、犬が吠える原因を特定し、適切な対策を講じる必要があります。」

A先生によると、犬の鳴き声対策としては、以下のような方法が有効とのことです。
吠える原因の除去: ベランダから見える刺激物を減らす(目隠しフェンスの設置など)
吠え癖の矯正: トレーニングや専門家によるカウンセリング
犬のストレス軽減: 十分な運動や遊び、スキンシップ

賃貸契約とペット飼育

今回のケースでは、「ペット禁止」の規約があるにも関わらず、隣人が犬を飼育しているという問題があります。これは、明らかな契約違反です。

賃貸契約におけるペット飼育の可否は、契約書に明記されていることが一般的です。ペット禁止の規約がある場合、無断でペットを飼育すると、契約解除や損害賠償請求の対象となる可能性があります。

管理会社や大家さんは、契約違反に対して、是正勧告や退去勧告を行うことができます。ペット禁止の規約があるにも関わらず、犬を飼育している場合は、管理会社や大家さんに早めに相談し、適切な対応を求めることが重要です。

まとめ:諦めずに、解決に向けて行動しましょう

隣人とのトラブルは、解決までに時間がかかることもありますが、諦めずに、一つずつ解決に向けて行動していくことが大切です。

1. まずは手紙で丁寧に気持ちを伝え、
2. 状況が改善されない場合は、管理会社や大家さんに相談し、
3. 必要に応じて、弁護士や専門機関に相談することも検討しましょう。

今回の記事が、あなたのトラブル解決の一助となれば幸いです。

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