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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬の鳴き声で苦情!お隣の騒音問題、どうすれば?【犬との賃貸トラブル解決策】

#犬の鳴き声
 
犬の鳴き声がうるさいと保健所経由で苦情がきました。。。多分、ここの家だなって特定はできてます(笑)ウチは飼って8年になりますが苦情が来たのは初めてです。その頃からお隣さんも住んでます。保健所曰く、人いない時に吠えるのはよくある苦情だが、いる時に吠えると言った苦情は初めてで保健所としても…みたいな感じで困ってました…ウチとしてもうるさい時はケージに入れて黙るまで入れたままってしてたのですが…躾がなって無かったのは反省です。しかし、そのお隣さん、毎晩の様に大声で夫婦喧嘩なのです…我が家、お風呂が隣接してるので風呂でゆっくりしてる時に夫婦喧嘩でウンザリ…正直、いつか言ってやろう!って思ってただけに先制攻撃をされた感で一杯です…やっぱり火に油を注ぐ的な感じになってしまいますかね?ウチも躾を考え直しますが、ウチだけが?ってのも腑に落ちません!言ってもいいもんですかね?トラブルになりますよね?

犬との賃貸生活、楽しいけれど悩みはつきもの。特に、今回のケースのように愛犬の鳴き声に関する苦情は、飼い主さんにとって大きなストレスですよね。しかも、お隣の騒音問題も抱えているとなると、どう対処すれば良いのか頭を悩ませていることでしょう。

結論から言うと、感情的に反論するのではなく、冷静に状況を整理し、段階的に解決を目指すのが賢明です。今回は、犬の鳴き声問題とお隣の騒音問題、それぞれの解決策と、両方を考慮した上での最善の対応について、具体的なステップを交えながら解説していきます。

ケーススタディ:騒音トラブル、我が家の場合は?

今回のケースは、まさに「うちも同じような状況!」と感じる飼い主さんもいるかもしれません。そこで、AさんとBさんの事例を参考に、解決の糸口を探っていきましょう。
Aさんの場合:

Aさんは、小型犬を飼っている賃貸マンションで、同様に犬の鳴き声で苦情を受けました。Aさんの犬は分離不安が強く、留守番中に吠えてしまうことが原因でした。Aさんは、まず近隣住民に謝罪し、理解を求めました。その上で、ドッグトレーナーに相談し、分離不安の改善トレーニングを開始。また、防音対策として、窓に防音シートを貼ったり、吸音効果のあるカーペットを敷いたりしました。さらに、留守番中は犬がおもちゃで遊べるように工夫し、吠える時間を減らす努力をしました。その結果、徐々に鳴き声は減り、最終的には苦情もなくなりました。
Bさんの場合:

Bさんは、集合住宅で大型犬を飼っていました。Bさんの犬は、来客やインターホンの音に反応して吠えることが悩みでした。Bさんは、まず犬に「ハウス」の指示を徹底し、来客時やインターホンが鳴った際には、すぐにハウスさせるようにしました。また、インターホンの音量を下げたり、チャイムの音色を変えたりするなどの工夫もしました。さらに、近隣住民に犬を可愛がってもらい、犬が人に対して友好的になるように働きかけました。その結果、犬は来客やインターホンに過剰に反応することがなくなり、鳴き声も減りました。

これらの事例からわかるように、犬の鳴き声問題は、原因を特定し、適切な対策を講じることで解決できる可能性があります。

ステップ1:まずは愛犬の気持ちを理解する

犬が吠えるのには、必ず理由があります。今回のケースでは、飼い主さんが在宅時に吠えるという点がポイントです。考えられる理由としては、以下のようなものが挙げられます。
要求吠え:

何かを要求している(おやつ、遊び、散歩など)
警戒吠え:

外の音や人、他の犬などに警戒している
退屈・ストレス:

運動不足や刺激不足で退屈している
分離不安:

飼い主さんが近くにいるのに、かまってもらえないことへの不安

まずは、愛犬がどのような状況で吠えるのか、吠える時の様子などを詳しく観察し、原因を特定しましょう。

具体的な観察ポイント
吠える時間帯:特定の時間帯に集中しているか
吠える場所:特定の場所で吠えるか
吠える対象:人、音、物など、何に反応して吠えるか
吠え方:甲高い声、低い声、連続して吠えるなど、吠え方に特徴があるか
吠える時の様子:尻尾の位置、耳の向き、体の緊張度など

これらの情報を記録することで、愛犬の吠え癖の原因が見えてくるはずです。

ステップ2:プロの力を借りる

原因が特定できたら、次は具体的な対策を講じましょう。自己流で解決しようとせず、専門家の力を借りるのがおすすめです。
ドッグトレーナーに相談:

犬の行動学の専門家であるドッグトレーナーに相談し、愛犬に合ったトレーニング方法を教えてもらいましょう。
獣医さんに相談:

吠え癖の原因が病気やストレスである可能性も考慮し、獣医さんに相談してみるのも良いでしょう。
犬の行動カウンセラーに相談:

犬の行動に関する専門的な知識を持つカウンセラーに相談し、問題行動の改善策をアドバイスしてもらいましょう。

専門家のアドバイスを受けながら、愛犬とのコミュニケーションを深め、信頼関係を築くことが大切です。

ステップ3:具体的な対策を実行する

専門家のアドバイスを参考に、具体的な対策を実行しましょう。
要求吠えの場合:

要求に応じない、無視する、他のことに気をそらすなど、要求吠えを強化しないようにしましょう。
警戒吠えの場合:

窓やドアに目隠しをする、犬が落ち着ける場所を作る、インターホンの音量を下げるなど、刺激を減らす工夫をしましょう。
退屈・ストレスの場合:

散歩の時間を増やす、おもちゃで遊んであげる、知育玩具を与えるなど、運動や刺激を与えましょう。
分離不安の場合:

留守番の練習をする、飼い主さんがいなくても安心できる環境を作る、分離不安を和らげるグッズを利用するなど、不安を解消する対策をしましょう。

これらの対策を継続することで、徐々に吠え癖は改善されていくはずです。

ステップ4:お隣さんとのコミュニケーション

犬の鳴き声問題の解決には、お隣さんとのコミュニケーションが不可欠です。まずは、苦情をいただいたことに対して、誠意をもって謝罪しましょう。
手紙を書く:

騒音で迷惑をかけていることへの謝罪、現状の対策、今後の対策などを丁寧に伝えましょう。
直接会って話す:

手紙だけでなく、直接会って話すことで、より誠意が伝わります。
進捗状況を報告する:

対策の進捗状況を定期的に報告することで、お隣さんの不安を解消し、信頼関係を築きましょう。

お隣さんとの良好な関係を築くことが、問題解決への近道です。

ステップ5:騒音問題には冷静な対処を

お隣の騒音問題については、感情的に反論するのではなく、冷静に対処することが重要です。

1. 騒音の記録:

騒音の種類、時間帯、頻度などを記録しておきましょう。
2. 管理会社に相談:

騒音問題を管理会社に相談し、注意喚起をしてもらいましょう。
3. 第三者機関に相談:

管理会社に相談しても解決しない場合は、弁護士や騒音問題の専門家など、第三者機関に相談してみましょう。

騒音問題は、当事者同士で解決しようとすると、感情的な対立を生みやすく、事態が悪化する可能性があります。第三者を介することで、冷静かつ客観的な解決を目指しましょう。

最終手段:引越しも視野に入れる

様々な対策を講じても、犬の鳴き声問題やお隣の騒音問題が解決しない場合は、引越しも視野に入れる必要があるかもしれません。
犬と暮らせる物件を探す:

防音設備が整っている、ペット可の物件を探しましょう。
静かな環境の物件を探す:

騒音の少ない、閑静な住宅街にある物件を探しましょう。

引越しは、時間もお金もかかる大変な決断ですが、愛犬との快適な生活を取り戻すためには、必要な選択肢かもしれません。

まとめ:愛犬との幸せな生活のために

犬の鳴き声問題とお隣の騒音問題、どちらも解決には時間と労力がかかるかもしれませんが、諦めずに根気強く取り組むことが大切です。愛犬との信頼関係を築き、お隣さんとの良好な関係を築きながら、快適な賃貸生活を送れるように頑張りましょう。

今回の記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

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