愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

犬の里親になるには?譲渡先として選ばれるための条件と対策

#犬の里親
 
私は犬を飼いたいと思っており、同じ飼うなら里親になりたいと考え、里親サイトに登録しました。愛護団体さんや一般家庭からの募集があり、気になる犬がいれば問い合わせをしていますが、なかなか譲渡先として選ばれません。募集されている方は何を基準に里親さんを選ばれるのでしょうか?譲渡条件も厳しい事は承知の上で、条件に合わない場合は問い合わせもしていません。やはり、家族状況や留守番時間が長いなど、生活スタイルが合わないためでしょうか?愛護団体さんよりも一般家庭からの募集によく問い合わせします。逆に里親に向いている人、家庭、生活環境はどのようなものになりますか?

犬の里親になりたいというお気持ち、素晴らしいですね!しかし、里親希望者が多く、犬の幸せを第一に考える譲渡主さんは、慎重に里親さんを選ばれるため、なかなか選ばれないというケースも少なくありません。

そこで今回は、里親として選ばれるために、譲渡主さんが重視するポイントや、里親に向いている人の特徴、具体的な対策について詳しく解説します。この記事を読めば、里親になるための道のりが明確になり、あなたと犬との素敵な出会いを実現できる可能性が高まるでしょう。

なぜ里親希望者は選ばれないのか?譲渡主が重視するポイント

譲渡主さんが里親さんを選ぶ際、最も重視するのは「犬が幸せに暮らせるかどうか」です。具体的には、以下の点が考慮されます。
飼育環境:十分な広さの住居、安全な庭(脱走防止対策)、温度管理など、犬が快適に過ごせる環境が整っているか。
家族構成:小さなお子さんや高齢者がいる場合、犬との相性や安全面に配慮できるか。
留守番時間:犬種や性格にもよりますが、長時間の留守番は犬にとって大きなストレスになります。
経済状況:フード代、医療費、トリミング代など、犬を飼育するためには一定の経済力が必要です。
飼育経験:犬の飼育経験があるかどうかは、犬の扱いに慣れているか、犬の行動や健康状態の変化に気づけるかという点で重要視されます。
犬への愛情:犬を家族の一員として大切に育ててくれるか、愛情を注いでくれるか。
終生飼育:犬が病気になったり、高齢になったりしても、最後まで責任を持って飼育してくれるか。

特に、一般家庭からの募集の場合、譲渡主さんは犬を手放すことに複雑な感情を抱いていることが多いため、上記に加えて、
犬との相性:犬の性格や特徴を理解し、相性が合うかどうか。
譲渡後の連絡:譲渡後も犬の様子を定期的に報告してくれるか。

なども重視する傾向があります。

里親に向いている人とは?理想の家族像と生活環境

では、具体的にどのような人が里親に向いているのでしょうか?以下のチェックリストで確認してみましょう。

【里親適性チェックリスト】

住居環境
☐ ペット可の物件に住んでいる
☐ 犬が自由に動き回れるスペースがある
☐ 庭がある(または、近くに散歩できる公園がある)
☐ 犬が安全に過ごせるように、危険なものは片付けている
家族構成
☐ 家族全員が犬を飼うことに賛成している
☐ 小さな子供や高齢者がいる場合、犬との接し方を理解している
☐ アレルギーを持つ人がいない
生活スタイル
☐ 毎日散歩に連れて行ける時間がある
☐ 犬と遊ぶ時間がある
☐ 旅行や出張などで家を空ける際、犬を預けられる人がいる
☐ 犬のしつけや健康管理に時間をかけられる
経済状況
☐ フード代、医療費、トリミング代などを負担できる
☐ 予期せぬ出費にも対応できる
心構え
☐ 犬を家族の一員として大切にできる
☐ 犬の寿命(10~15年)を考慮し、終生飼育できる
☐ 犬の病気や介護にも対応できる
☐ 犬のいたずらや無駄吠えなどを受け入れられる
☐ 根気強くしつけができる

チェックが多いほど、里親に向いていると言えるでしょう。もしチェックが少ない項目があっても、改善できる点があれば、積極的に改善していくことが大切です。

里親になるための具体的な対策:選ばれるための5つのステップ

里親として選ばれるためには、譲渡主さんに「この人なら安心して犬を託せる」と思ってもらう必要があります。そのためには、以下の5つのステップを実践しましょう。

1. 自己分析:まずは、ご自身の家族構成、生活スタイル、住居環境などを客観的に分析し、犬を飼う上でどのような課題があるかを把握しましょう。例えば、「留守番時間が長い」という課題があれば、「ペットシッターを利用する」「近所の人に散歩を依頼する」などの対策を検討します。
2. 情報収集:里親サイトや愛護団体のホームページなどで、犬の飼育に関する情報を集めましょう。犬種ごとの特徴や飼育方法、注意点などを学ぶことで、犬を飼う上での知識を深めることができます。
3. 譲渡条件の確認:譲渡主さんが提示する譲渡条件をよく確認し、ご自身が満たせるかどうかを判断しましょう。譲渡条件には、年齢制限、家族構成、住居環境、飼育経験などが含まれる場合があります。
4. 自己PR:譲渡主さんに送るメッセージや面談の際に、ご自身の犬に対する愛情や飼育環境、具体的な対策などを伝えましょう。例えば、「犬を飼うために、〇〇の資格を取得しました」「毎日〇〇時間、犬と遊ぶ時間を作ります」など、具体的なエピソードを交えることで、説得力が増します。
5. 誠実な対応:譲渡主さんとのやり取りは、常に誠実に行いましょう。質問には正直に答え、不明な点があれば遠慮なく質問しましょう。また、面談の際には、清潔感のある服装で、時間に余裕を持って訪問しましょう。

【成功事例:Sさんの場合】

Sさんは、共働きの夫婦と小学生の子供がいる家庭で、犬を飼いたいと考えていました。しかし、共働きのため、留守番時間が長いことがネックとなり、なかなか里親として選ばれませんでした。

そこでSさんは、まず、犬を飼うための環境を整えることから始めました。ペット可のマンションに引っ越し、犬が自由に動き回れるように、部屋を模様替えしました。また、留守番対策として、自動給餌器や見守りカメラを導入し、ペットシッターの利用も検討しました。

次に、Sさんは、里親サイトで気になる犬を見つけ、譲渡主さんにメッセージを送りました。メッセージには、犬に対する愛情や、留守番対策について具体的に記載しました。

後日、譲渡主さんから面談の連絡があり、Sさんは、犬を飼うための準備や、犬に対する熱意を伝えました。その結果、Sさんは、見事、里親として選ばれ、念願の犬との生活をスタートさせることができました。

Sさんは、「犬を飼うことは、簡単なことではありません。しかし、犬との生活は、それ以上の喜びを与えてくれます。里親になるためには、犬に対する愛情と、責任感が必要です。諦めずに、犬との出会いを信じて、頑張ってください」と語っています。

里親になる前に知っておきたいこと:犬との生活の現実

里親になることは、素晴らしい経験ですが、同時に責任も伴います。犬との生活は、楽しいことばかりではありません。
散歩:毎日、朝晩の散歩が必要です。雨の日や寒い日も、犬は散歩に行きたがります。
しつけ:犬は、人間社会のルールを知りません。根気強くしつけをする必要があります。
病気:犬も人間と同じように、病気になることがあります。医療費がかかることもあります。
介護:犬も高齢になると、介護が必要になることがあります。時間と労力がかかります。
別れ:犬の寿命は、人間よりも短いです。いつか必ず別れが来ます。

これらの現実を理解した上で、それでも犬を飼いたいという強い気持ちがあるかどうか、よく考えてみましょう。

まとめ:犬との幸せな生活のために

里親になるためには、譲渡主さんに「この人なら安心して犬を託せる」と思ってもらう必要があります。そのためには、ご自身の環境を整え、犬に対する愛情や熱意を伝え、誠実に対応することが大切です。

犬との生活は、楽しいことばかりではありませんが、それ以上の喜びを与えてくれます。この記事が、あなたと犬との素敵な出会いを実現するための一助となれば幸いです。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事