愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

犬の遊び吠え、賃貸でも安心!多頭飼いのプロが教える解決策

#多頭飼い
 

元気なキャバリアと落ち着いたチワワ、多頭飼いならではの悩み、お気持ちお察しします。特に賃貸にお住まいの場合、犬の吠え声は深刻な問題ですよね。今回は、そんなお悩みを解決するために、具体的なステップと、それぞれの犬の性格に合わせたアプローチをご紹介します。

まずは結論から。
大切なのは、それぞれの犬の性格を理解し、適切な距離感を保ちながら、根気強くトレーニングを続けることです。

うちには、先住犬チワワ♂4歳と5月に新しく飼い始めたキャバリア♀4ヶ月がいます。今回の悩みは新しく迎えたキャバリアがチワワに向かって遊ぼうとうるさいくらいずっとキャンキャン吠えるので、どうにか吠えるのを抑え・止めさせられないでしょうか?賃貸なのでご近所迷惑になっていると思い悩んでいます。チワワは落ち着いていて一人の時間が好き・犬同士の遊びは慣れていない子です。一方キャバリアは元気いっぱいで毎日朝晩1時間半くらいづつお散歩してもまだ力が有り余っている・ケロっとしている・犬人間好きな友好的な子です。犬同士の遊びにはお誘いの吠えがあるとは思うんですけど度が過ぎているんです。。。今はキャバリアが度が過ぎた誘い吠えをした時は 「NO!」と言ってゲージに入れています。せっかくの犬同士の遊びを止めてしまっているような気がして。。。正しい躾の仕方をご存知な方助けて下さい。

なぜキャバリアは吠えるのか?

まず、キャバリアが吠える原因を探りましょう。
遊びの誘い: 若いキャバリアは遊びたい気持ちが強く、チワワに遊びを誘っている可能性があります。
エネルギーの発散不足: 毎日朝晩1時間半の散歩でも、まだエネルギーが有り余っているのかもしれません。
注意を引くため: 飼い主さんの注意を引きたくて吠えている可能性もあります。

チワワの気持ちを理解する

次に、チワワの気持ちを考えてみましょう。
一人の時間が好き: チワワはもともと一人の時間を好む性格なので、キャバリアの積極的なアプローチをストレスに感じているかもしれません。
犬同士の遊びに慣れていない: 犬同士の遊びに慣れていないため、キャバリアの遊び方がわからず、戸惑っている可能性があります。

ケーススタディ:我が家の多頭飼い奮闘記

我が家でも、以前、似たような状況に陥ったことがあります。先住犬のミニチュアダックスフンド(当時5歳)は、落ち着いていてマイペースな性格。そこに、やんちゃ盛りのジャックラッセルテリア(当時3ヶ月)を迎えました。

ジャックラッセルテリアは、とにかく遊びたがり、ミニチュアダックスフンドに猛アタック!ミニチュアダックスフンドは迷惑そうにし、時には唸ることもありました。

このままでは、犬同士の関係が悪化してしまうと思い、私は様々な対策を試みました。

解決策1:環境を整える

まずは、それぞれの犬が安心して過ごせる環境を整えることから始めました。
それぞれの専用スペースを作る: ケージやベッドなど、それぞれの犬がリラックスできる場所を用意しました。
パーソナルスペースの確保:チワワが落ち着けるように、キャバリアが簡単に入って来れない、高さのある場所にチワワ専用のスペースを作りました。
おもちゃを分ける: それぞれの犬が好きなおもちゃを用意し、取り合いにならないようにしました。
犬用BGM:犬がリラックスできる音楽を流し、落ち着ける空間を作りました。
ポイント: 音量は小さめに、一定の音量で流し続けることが重要です。

解決策2:運動量を調整する

キャバリアのエネルギーを発散させるために、運動量を増やしました。
散歩の時間を増やす: 朝晩の散歩時間を30分ずつ増やしました。
ドッグランで遊ばせる: 週に2回、ドッグランで思いっきり遊ばせました。
室内での遊びを取り入れる: ボール遊びや引っ張りっこなど、室内でできる遊びを取り入れました。
ポイント:キャバリアは賢い犬種なので、知育玩具などもおすすめです。

解決策3:トレーニングで吠えをコントロールする

キャバリアの吠えをコントロールするために、トレーニングを行いました。
「静かに」のコマンドを教える: 吠え始めたら「静かに」と指示し、静かになったら褒めてご褒美を与えました。
「待て」のコマンドを教える: 遊びの前に「待て」を指示し、落ち着いてから遊ばせるようにしました。
専門家への相談: プロのドッグトレーナーに相談し、個別のトレーニングプランを作成してもらいました。
成功事例:Aさんの家では、ドッグトレーナーの指導のもと、 reward-based training(報酬を使ったトレーニング)を実施。徐々に吠える回数が減り、今ではほとんど吠えなくなったそうです。

解決策4:チワワとの時間を作る

キャバリアばかりに気を取られず、チワワとの時間も大切にしました。
一緒に遊ぶ: チワワが好きなおもちゃで遊んだり、抱っこしてあげたりしました。
話しかける: 優しく話しかけたり、撫でてあげたりしました。
おやつを与える: 特別なおやつを与え、愛情表現をしました。
専門家の視点:獣医のB先生によると、「犬は飼い主さんの愛情を感じることで、精神的に安定し、問題行動が減ることがあります」とのことです。

解決策5:根気強く続ける

これらの対策を根気強く続けることで、徐々に犬同士の関係が改善していきました。
焦らない: すぐに効果が出なくても、焦らずに続けることが大切です。
褒める: 良い行動が見られたら、褒めてご褒美を与えましょう。
諦めない: 諦めずに続けることで、必ず良い結果が得られます。

賃貸での注意点

賃貸にお住まいの場合は、以下の点に注意しましょう。
防音対策: 防音マットを敷いたり、窓に防音シートを貼ったりするなど、できる限りの防音対策を行いましょう。
近隣住民への配慮: 散歩の時間帯や場所を考慮するなど、近隣住民への配慮を心がけましょう。
管理会社への相談: 必要に応じて、管理会社に相談し、アドバイスをもらいましょう。
トラブルシューティング:Cさんのマンションでは、犬の鳴き声問題が発生。管理会社が間に入り、飼い主同士で話し合いの場を設けた結果、解決に至ったそうです。

まとめ:多頭飼いを成功させるために

多頭飼いは、犬にとっても飼い主にとっても、幸せな生活を送るための素晴らしい選択肢です。しかし、そのためには、それぞれの犬の性格を理解し、適切なケアを行うことが不可欠です。

今回の記事が、あなたの多頭飼い生活をより豊かなものにするための一助となれば幸いです。

最後に

犬との生活は、私たちに多くの喜びを与えてくれます。今回の問題解決を通じて、あなたと愛犬たちがより一層絆を深め、幸せな日々を送れることを心から願っています。困った時は、いつでも専門家や経験者に相談してくださいね。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事