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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬の夜鳴きに悩むあなたへ:騒音トラブル解決に向けた徹底ガイド

#騒音トラブル
 
二戸一住宅に住んでいます。我が家は持ち家ですが、隣の家は所有者(個人)が賃貸しています。以前の持ち主が現在の所有者に売却してから、犬の騒音に悩み続けて約二年になります。最初はダックス4匹飼いの母子家庭、現在は中型犬飼が住んでいます。最初のダックス四匹飼の母子家庭が住んでいた頃は、家族が留守の間、朝から晩まで、ほぼひっきりなしでほえ続けられました。唯一、家族がいる時は鳴かなかったので、夜は静かでした。その頃から今までの記録(鳴いた時刻や声の録音)はとっています。その母子家庭の母親は、効果は全くなかったですが、犬のしつけ出張訓練など、努力はしてくれましたので、昼間はこちらが耐えるしかありませんでした。彼らが引越した後にきた家族が悪質なので、毎日毎日辛い思いをしています。当初、60歳位の母親とその40歳の次女が賃貸契約をしたのですが、母親の弟(と名乗っていますが)というのが頻繁に出入りしています。その他、人の出入りの激しい家です。問題は中型犬が夜中に鳴く事なんです。基本的に家に人がいる時などは静かですが、ちょっとした物音や自分の家族の出入りの際激しく泣きわめきます。朝、家族が出て行く時は鳴きますが、帰ってくるまでは以前のダックス4匹のように一日中むやみには鳴きません。ですが夜中に誰か帰ってくる度、夜中の何時であろが鳴くんです。そのたびこちらの家族(脳出血の後遺症を抱えている父と、交通事故で左ひざにプレートを入れて足が不自由な母と長女の私)は起こされ、寝不足になります。あまりにひどいので、所有者に連絡しようと思っても分からない状態で困っています。賃貸なので、管理会社があるのですが、その会社もがらの悪い個人経営の会社でこちらの事情を伝えてせめて夜中だけは鳴かせないようにと伝えて欲しいといってもしらんぷりの様子です。頭にくるのであまりに毎日毎日犬が夜中に鳴くと管理会社に電話するんですが、またやみたいな感じです。挙句の果てに直接隣と自分で話しをして警察にでも相談したらと言われました。それでは何のための管理会社ですかと言うと同じ事の繰り返しを言うばかりです。所有者に直接連絡したいと言ってももちろん連絡先など教えてくれません。持ち家の私たちはどこにも引っ越せませんし、本当にもう限界のところまできています。弁護士さんの所に相談にいったら、所有者ときちんと話し合いが出来るのでしょうか?

犬の夜鳴き問題、本当に辛いですよね。特にご家族の状況を考えると、一刻も早く解決したいお気持ち、痛いほどよく分かります。今回は、弁護士に相談する前にできること、そして相談した場合の具体的な進め方について、詳しく解説していきます。
ぜひ、この記事を参考に、解決への一歩を踏み出してください。

結論:まずは証拠集めと内容証明郵便、それでもダメなら弁護士へ

騒音問題は、解決までに時間がかかることもあります。しかし、諦めずに、できることから一つずつ進めていきましょう。
この記事では、具体的な対策をステップごとに解説し、あなたの悩みが一日でも早く解消されるよう、全力でサポートします。
Step1: 騒音の証拠を徹底的に集める
Step2: 管理会社への交渉を記録に残す
Step3: 内容証明郵便で所有者へ通知
Step4: 弁護士への相談と法的措置の検討

ケーススタディ:騒音に悩むAさんの物語

Aさんは、閑静な住宅街に一戸建てを購入し、穏やかな生活を送っていました。しかし、数ヶ月後、隣の家に若い夫婦が引っ越してきてから、状況は一変します。夫婦は元気な柴犬を飼い始めましたが、その犬が夜になると頻繁に吠えるようになったのです。

最初は我慢していたAさんでしたが、毎晩のように続く犬の吠え声で、次第に眠れない日々が続くようになりました。仕事にも集中できず、心身ともに疲弊していきました。

「何とかしなければ…」

そう思ったAさんは、まず犬の吠え声を録音し、記録を取り始めました。そして、管理会社に連絡し、状況を説明しましたが、「犬のしつけは飼い主の責任ですから…」と、取り合ってもらえませんでした。

困り果てたAさんは、弁護士に相談することを決意しました。

騒音問題を解決するための4つのステップ

Aさんのように、騒音問題に悩んでいる方は少なくありません。しかし、適切な対策を講じることで、解決の糸口を見つけることができます。ここでは、騒音問題を解決するための4つのステップを、具体的な方法と注意点を含めて解説します。

Step1: 騒音の証拠を徹底的に集める

騒音問題を解決するために、最も重要なのは、客観的な証拠を集めることです。
具体的には、以下の情報を記録しておきましょう。
騒音の種類: 犬の鳴き声(吠え方、頻度、時間帯など)を詳細に記録します。
発生日時: 騒音が発生した日時、継続時間、間隔などを正確に記録します。
騒音の状況: 騒音の大きさ、聞こえ方(窓を閉めた状態での聞こえ方など)、状況(例:夜間の特定の時間帯に集中するなど)を記録します。
騒音による影響: 騒音によってどのような被害を受けているか(例:睡眠不足、精神的な苦痛、仕事への影響など)を具体的に記録します。

これらの情報を、日記やメモ帳、スマートフォンアプリなどを活用して、継続的に記録しましょう。
騒音を録音・録画することも有効な手段です。ICレコーダーやスマートフォンの録音機能、ビデオカメラなどを活用して、騒音の状況を記録しましょう。
録音・録画する際は、日時が記録されるように設定し、可能な限り周囲の状況も記録しておくと、より客観的な証拠となります。

騒音の証拠は、後々の交渉や法的手続きにおいて、非常に重要な役割を果たします。
できる限り詳細かつ客観的な証拠を集めるように心がけましょう。

Step2: 管理会社への交渉を記録に残す

騒音問題の解決に向けて、まずは管理会社に相談することが一般的です。
しかし、管理会社が必ずしも親身に対応してくれるとは限りません。
そのため、管理会社との交渉内容を記録に残しておくことが重要です。
交渉日時: 管理会社に連絡した日時、担当者名、連絡方法(電話、メール、訪問など)を記録します。
交渉内容: 騒音の状況、被害状況、管理会社に求める対応などを具体的に記録します。
管理会社の対応: 管理会社がどのような対応をしてくれたか、具体的な内容(例:注意喚起、調査、改善策の提案など)を記録します。
交渉結果: 交渉の結果、騒音問題がどのように改善されたか、または改善されなかったかを記録します。

これらの情報を、交渉の都度、詳細に記録しておきましょう。
メールでやり取りする場合は、送受信したメールを保存しておきましょう。
電話で話す場合は、通話内容を録音するか、会話の要点をメモしておきましょう。
管理会社との交渉記録は、後々の交渉や法的手続きにおいて、重要な証拠となります。
管理会社の対応に不満がある場合は、その旨も記録しておきましょう。

Step3: 内容証明郵便で所有者へ通知

管理会社に相談しても騒音問題が解決しない場合は、内容証明郵便で騒音の状況を所有者に通知することを検討しましょう。
内容証明郵便とは、郵便局が、いつ、誰から、誰宛に、どのような内容の手紙が送られたかを証明する制度です。
内容証明郵便を送ることで、所有者に対して、騒音問題の存在を明確に伝えるとともに、改善を求める意思表示となります。

内容証明郵便には、以下の内容を記載しましょう。
差出人: あなたの氏名、住所、連絡先
宛先: 所有者の氏名、住所(登記簿謄本で確認)
件名: 騒音に関するお願い
本文:
騒音の状況(種類、発生日時、状況、影響など)を具体的に記載します。
管理会社に相談した経緯と、その結果を記載します。
所有者に対して、騒音の改善を求める旨を明確に記載します。
改善されない場合は、法的措置を検討する可能性があることを示唆します。
連絡先を記載し、話し合いに応じる意思があることを伝えます。

内容証明郵便を作成する際は、専門家(弁護士、行政書士など)に相談することをおすすめします。
内容証明郵便は、法的な証拠となるため、記載内容に不備があると、後々不利になる可能性があります。
内容証明郵便を送付する際は、必ずコピーを保管しておきましょう。
内容証明郵便を送付しても、所有者が対応してくれない場合は、次のステップに進むことを検討しましょう。

Step4: 弁護士への相談と法的措置の検討

内容証明郵便を送付しても騒音問題が解決しない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。
弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、法的な観点から、最適な解決策を提案してくれます。

弁護士に相談する際は、以下の資料を持参しましょう。
騒音の証拠(記録、録音・録画データなど)
管理会社との交渉記録
内容証明郵便の控え
その他、騒音問題に関する資料

弁護士に相談することで、以下のメリットがあります。
法的アドバイス: 騒音問題に関する法律や判例に基づいた、専門的なアドバイスを受けることができます。
交渉代行: 弁護士が、あなたに代わって、所有者や管理会社と交渉してくれます。
訴訟提起: 交渉が決裂した場合、弁護士が、騒音差止請求訴訟や損害賠償請求訴訟を提起してくれます。

弁護士費用は、相談料、着手金、報酬金などが発生します。
弁護士費用は、事務所によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
法テラスを利用すれば、弁護士費用の立て替えや、無料法律相談を受けることができます。
騒音問題は、精神的な負担が大きいため、一人で悩まずに、専門家の力を借りることを検討しましょう。

弁護士に相談する際の注意点

弁護士に相談する際には、以下の点に注意しましょう。
弁護士の得意分野: 騒音問題に詳しい弁護士を選びましょう。
弁護士との相性: 親身になって話を聞いてくれる、信頼できる弁護士を選びましょう。
弁護士費用の確認: 弁護士費用について、事前に明確に説明してくれる弁護士を選びましょう。
証拠の準備: 弁護士に相談する前に、できる限り証拠を収集しておきましょう。
正直な情報提供: 弁護士には、事実を隠さずに、正直に情報を伝えましょう。

まとめ:諦めずに、解決に向けて行動しましょう

犬の夜鳴きによる騒音問題は、放置すると、あなたの心身に深刻な影響を与える可能性があります。
しかし、適切な対策を講じることで、必ず解決の糸口は見つかります。
まずは、騒音の証拠を徹底的に集め、管理会社や所有者との交渉を試みましょう。
それでも解決しない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。
諦めずに、解決に向けて行動することで、あなたは必ず、穏やかな生活を取り戻すことができるはずです。

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