愛犬とのバスタイム、楽しい時間ですよね!でも、シャンプー後の排水溝の詰まり、本当に困りますよね。特に短毛犬種の場合、毛が短くても大量に抜けると排水溝に蓄積しやすく、詰まりの原因になることがあります。今回は、そんなお悩みを解決するために、短毛犬種の抜け毛対策と、排水溝を詰まらせないための快適バスタイム術を伝授します!
結論から言うと、短毛犬種の抜け毛も油断大敵! 放置すると排水溝詰まりの原因になります。しかし、適切な対策をすれば、排水溝の詰まりを気にせず、愛犬とのバスタイムを楽しめます。
ある日、Aさんの愛犬であるミニチュアピンシャーのチョコちゃんをシャンプーした後のこと。排水溝の流れが明らかに悪くなっていました。Aさんは「短毛だから大丈夫だろう」と軽く考えていたのですが、数日後には完全に流れなくなり、業者を呼ぶ羽目に。業者の方に「短毛犬でも、毛は排水溝に詰まりますよ」と言われ、Aさんは愕然としたそうです。
この経験から、Aさんは排水溝の詰まり対策を徹底することに。今では、シャンプー前にブラッシングをしっかり行い、排水溝にはヘアキャッチャーを設置。定期的にパイプクリーナーを使用することで、排水溝の詰まりとは無縁の生活を送っています。
「うちの子は短毛だから大丈夫」と思っている飼い主さん、要注意です!短毛犬種でも、換毛期には想像以上の毛が抜けます。特に、以下のような犬種は抜け毛が多い傾向にあります。
ミニチュアピンシャー
フレンチブルドッグ
パグ
ボストンテリア
柴犬(短毛)
これらの犬種は、ダブルコート(二重構造の被毛)を持つことが多く、換毛期には大量の毛が抜け落ちます。
排水溝の詰まりを放置すると、様々な問題が発生します。
悪臭の発生:詰まった毛や汚れが腐敗し、悪臭を放ちます。
排水不良:排水の流れが悪くなり、シャンプーや掃除がスムーズに行えません。
逆流:最悪の場合、排水が逆流し、床が水浸しになることも。
修理費:詰まりが酷くなると、業者に依頼して修理する必要があり、費用がかかります。
排水溝の詰まりを防ぐためには、日頃からの対策が重要です。ここでは、すぐに実践できる5つの対策をご紹介します。
シャンプー前にブラッシングをすることで、抜け毛を事前に取り除くことができます。これにより、シャンプー中に抜ける毛の量を減らすことができ、排水溝の詰まりを予防できます。
ブラッシングのコツ:
犬用のブラシ(スリッカーブラシ、ラバーブラシなど)を使用する。
毛の流れに沿って優しくブラッシングする。
特に換毛期は、念入りにブラッシングする。
ブラッシング後に出た毛は、すぐに掃除する。
排水溝にヘアキャッチャーを設置することで、抜けた毛が直接排水溝に流れ込むのを防ぎます。ヘアキャッチャーは、様々な種類がありますので、自宅の排水溝に合ったものを選びましょう。
ヘアキャッチャーの種類:
ステンレス製:耐久性があり、お手入れも簡単。
プラスチック製:安価で手軽に使える。
ネットタイプ:細かい毛までキャッチできる。
犬用シャンプーの中には、泡立ちが良く、すすぎやすいものがあります。すすぎ残しがあると、それが排水溝の詰まりの原因になることもあるので、シャンプー剤選びも重要です。
シャンプー剤選びのポイント:
泡立ちが良く、すすぎやすいものを選ぶ。
犬の皮膚に優しい成分のものを選ぶ(アミノ酸系など)。
香りが強すぎないものを選ぶ。
排水溝は、定期的に掃除することで、詰まりを未然に防ぐことができます。月に1~2回程度、排水溝のゴミを取り除き、パイプクリーナーを使用すると効果的です。
排水溝掃除のコツ:
ゴム手袋を着用して行う。
排水溝のゴミを丁寧に取り除く。
パイプクリーナーを使用する際は、使用方法をよく読んでから使用する。
重曹とクエン酸を使用するのも効果的(重曹を排水溝にふりかけ、クエン酸水を注ぎ、泡が出なくなるまで放置した後、水で洗い流す)。
自宅でのシャンプーが難しい場合は、トリミングサロンを利用するのも一つの方法です。トリミングサロンでは、プロのトリマーが丁寧にシャンプーしてくれるだけでなく、抜け毛の処理や爪切りなども行ってくれます。
トリミングサロン利用のメリット:
プロのトリマーが丁寧にシャンプーしてくれる。
抜け毛をしっかり処理してくれる。
爪切りや耳掃除なども行ってくれる。
自宅でのシャンプーの手間が省ける。
どんなに対策をしていても、排水溝が詰まってしまうことはあります。そんな時のために、プロが教える応急処置をご紹介します。
1. ラバーカップ(スッポン)の使用:排水溝にラバーカップを密着させ、勢いよく押し引きすることで、詰まりを解消します。
2. ワイヤーブラシの使用:排水溝にワイヤーブラシを挿入し、詰まりの原因となっている毛や汚れを掻き出します。
3. 重曹と熱湯の使用:排水溝に重曹をふりかけ、熱湯を注ぎます。重曹の発泡力で、詰まりを解消します。
これらの方法で改善しない場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。
犬のシャンプーは、愛犬とのコミュニケーションを深める大切な時間です。しかし、排水溝の詰まりは、その楽しい時間を台無しにしてしまいます。今回ご紹介した対策を実践して、排水溝の詰まりを気にせず、愛犬との快適なバスタイムを楽しんでくださいね!
愛犬とのバスタイムを楽しむための3つのポイント
シャンプー前のブラッシングを徹底する
排水溝にはヘアキャッチャーを設置する
定期的な排水溝の掃除を忘れずに
これらのポイントを守ることで、排水溝の詰まりを防ぎ、愛犬とのバスタイムをより快適なものにすることができます。