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犬と暮らす駅近築古物件、家賃が安いのは「訳あり」?【熊本・ケーススタディ】

#賃貸物件選び
 

駅近でペット可、さらに陽当たり良好な物件…理想的ですよね!でも、家賃が相場より安いと「何かあるのでは?」と不安になる気持ち、すごくよく分かります。今回は、熊本で小型犬と暮らせる駅前の築20年マンションを見つけたAさんのケースを基に、家賃が安い理由と注意点について深掘りしていきましょう。

賃貸について。小型犬を一匹連れて行ける物件を探していて、ちょうど駅が目の前にある築20年のペット可10階建てマンションを見つけました。二階で、家賃は26000円です。ワンルームで、陽当たりも良く目の前は公園があり昼間は子供達やママ友達、学生がたくさん通っています。玄関もセキュリティがちゃんとしてそうだし、人目で気に入りました。なぜこんなに安いんですか?と聞いたら風呂トイレ一緒だし洗濯機は置けないから(1階にコインランドリーがあります)と言っていました。冷蔵庫も小さいのがついていて、金欠な私にはピッタリと思いましたが、訳あり物件とかではないだろうか。。と不安になってきました。他の人は住みづらいだけじゃない?と言われましたが、皆さんは怪しいと思いますか?本当に一瞬で気に入りました。場所は熊本です。

結論:安さには理由あり!でも、犬との暮らしやすさで判断を

まず、家賃が安い理由として考えられるのは、回答にもあるように「風呂トイレ一緒」「洗濯機置き場がない」といった設備面の問題です。しかし、それ以外にも以下のような要因が考えられます。
築年数の経過: 築20年となると、設備や内装が古くなっている可能性があります。
階数: 2階は、一般的に人気が低い傾向があります(防犯面や騒音の問題など)。
周辺環境: 公園が近いのはメリットですが、昼間の騒がしさが気になる人もいるかもしれません。
その他: 過去に事件・事故があった、心理的に抵抗がある人がいる、などの可能性も否定できません。

これらの要因が複合的に重なり、家賃が安くなっていると考えられます。しかし、Aさんが「一瞬で気に入った」というように、これらのデメリットを上回る魅力があるのも事実です。特に、犬との暮らしを考えると、駅近で公園が目の前という立地は大きなメリットになります。

ケーススタディ:Aさんの不安を解消するために

Aさんの不安を解消するために、さらに詳しく見ていきましょう。

1. 「訳あり物件」の可能性を検証

「訳あり物件」とは、一般的に告知義務のある物件のことを指します。告知義務があるのは、主に以下のようなケースです。
過去に殺人事件や自殺があった
火災があった
近隣に暴力団事務所がある

これらの情報は、不動産会社に確認すれば教えてもらえるはずです。ただし、告知義務がないケースもあります。例えば、孤独死があった場合などは、告知義務がないことが多いです。

2. 犬との暮らしをシミュレーション

Aさんが小型犬と暮らすことを想定して、具体的な注意点を見ていきましょう。
騒音問題: 犬の鳴き声は、近隣住民とのトラブルの原因になりやすいです。特に、Aさんの物件は公園が近いので、犬が外の音に反応して吠える可能性もあります。防音対策として、防音カーテンや防音マットなどを活用しましょう。
ニオイ対策: 犬のニオイは、自分では気づきにくいものです。定期的な換気や消臭剤の使用はもちろん、ペット用消臭機能付きの空気清浄機を導入するのもおすすめです。
共用部分の清潔さ: マンションの共用部分(エントランス、廊下、エレベーターなど)は、常に清潔に保つように心がけましょう。犬の散歩から帰ってきたら、足を拭いてから入るようにしましょう。
ペット可の条件: ペット可の物件でも、犬種やサイズ、頭数などに制限がある場合があります。契約前に必ず確認し、ルールを守って飼育しましょう。
動物病院の場所: 近隣に信頼できる動物病院があるか確認しておきましょう。夜間や休日に対応してくれる病院があると安心です。
散歩コースの確認: 毎日のお散歩コースに安全な場所があるか確認しましょう。交通量の多い道や危険な場所は避けるようにしましょう。

3. コインランドリーの活用

洗濯機置き場がない場合、コインランドリーを利用することになります。犬の服やタオルなどを洗う場合は、他の人の迷惑にならないように、洗濯槽をきれいに掃除してから使用しましょう。また、ペット専用の洗濯機があるコインランドリーを探すのもおすすめです。

4. 防犯対策

2階は、空き巣に狙われやすいというデメリットがあります。防犯カメラの設置や、窓に補助錠を取り付けるなどの対策を検討しましょう。また、犬は番犬としても活躍してくれます。不審な物音に吠えるなど、防犯効果も期待できます。

専門家からのアドバイス

ペット共生住宅の専門家であるB先生に、今回のケースについて意見を伺いました。

B先生:「家賃が安い物件は、それなりの理由があることが多いです。しかし、犬との暮らしやすさを考えると、多少のデメリットは許容できる場合もあります。Aさんのように、物件を一目で気に入った場合は、直感を信じて契約するのも良いでしょう。ただし、契約前に必ず物件の状態をよく確認し、必要な対策を講じるようにしましょう。」

成功事例:Cさんのケース

以前、私もAさんと同じように、駅近でペット可の築古物件に住んでいました。家賃は相場より安かったのですが、リフォーム済みのきれいな部屋で、犬との暮らしを満喫していました。

確かに、築年数が古いので、設備の故障や騒音の問題はありましたが、DIYで対策したり、近隣住民とのコミュニケーションを密にすることで、快適な生活を送ることができました。

まとめ:後悔しないために

Aさんのように、家賃が安いペット可物件を見つけた場合は、以下の点に注意して判断しましょう。

1. 家賃が安い理由を明確にする
2. 犬との暮らしを具体的にシミュレーションする
3. 防音・防犯対策を徹底する
4. 近隣住民とのコミュニケーションを大切にする
5. 契約前に物件の状態をよく確認する

これらの点に注意すれば、家賃が安い物件でも、犬との快適な暮らしを実現できるはずです。Aさんが、理想の物件で愛犬との幸せな生活を送れることを願っています!

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