18歳というご高齢の柴犬ちゃんを飼われているんですね。長年連れ添った大切な家族、その健康を心配されるお気持ち、痛いほどよく分かります。
毎年欠かさず飲ませていたフィラリア予防薬。でも、高齢になり、足腰が弱って家の中で過ごす時間が増え、それでも少しでも外に出たがる愛犬の姿を見ていると、薬の副作用が心配になりますよね。 このジレンマ、多くのシニア犬飼い主さんが抱える悩みです。 この記事では、18歳以上の高齢犬のフィラリア予防について、経験談や獣医さんのアドバイスを参考に、一緒に考えていきましょう。
18歳は人間でいうと80歳以上。 若い頃のように元気いっぱいではない高齢犬にとって、薬の副作用は大きな負担になる可能性があります。 吐き気や食欲不振、肝機能への影響など、心配な点はたくさんありますよね。 さらに、高齢犬は病気にかかりやすいため、薬を飲ませることで、他の健康問題を引き起こしてしまうリスクも考慮しなければなりません。
一方で、フィラリア症は命に関わる危険な病気です。 フィラリア予防をせずに、もし感染してしまったら…と考えると、薬を飲ませないという選択肢もなかなか難しいですよね。 この葛藤、本当に辛いと思います。
まず、一番大切なのは、かかりつけの獣医さんとじっくり相談することです。 愛犬の現在の健康状態、これまでの病歴、生活スタイルなどを詳しく伝え、フィラリア予防薬のメリット・デメリットを丁寧に説明してもらいましょう。 獣医さんは、愛犬にとって最適な方法を一緒に考えてくれます。
もしかしたら、年齢や健康状態を考慮して、予防薬の種類を変える、投与量を調整する、あるいは、血液検査でフィラリアの感染リスクを評価した上で、予防薬を中止するといった提案があるかもしれません。 獣医さんの専門的な知識と経験を頼りにして、愛犬にとって最善の選択を見つけ出すことが重要です。
獣医さんとの相談を踏まえた上で、いくつかの選択肢があります。 例えば:
どの選択肢を選ぶにしても、獣医さんの指示を必ず守り、定期的な健康チェックを受けることが不可欠です。 愛犬の変化に気づいたら、すぐに獣医さんに相談しましょう。
フィラリア予防薬の選択だけでなく、愛犬の生活環境を整えることも、健康維持に繋がります。 高齢犬は、若い犬に比べて体力や免疫力が低下しているため、細心の注意が必要です。
これらの点を意識することで、愛犬の健康状態を良好に保ち、少しでも長く一緒に過ごすことができます。
18歳という年齢は、犬の一生の中でも特別な時間です。 大切なのは、フィラリア予防薬の選択だけでなく、愛犬との時間を大切に過ごし、その子に合った生活を送ることです。
獣医さんとの相談、そして日々の生活の中で愛犬の様子をよく観察し、少しでも変化があればすぐに対応することで、安心して老後を過ごすことができます。 この記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
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