家は戸建を考えており、2500万円以内で探しています。現在も探しており、希望する地域では2300万円の物件がありました。頭金を100万円、諸費用で70万~200万円、頭金、諸費用を抜いた額をローンで借り、残った貯金をその他の費用として残しておきたいと考えています。引越しの予定ですが、早くても出産後1年以内、遅くても子どもが小学生になるまでと考えています。車に関しては、大人2人+子ども1人+犬2匹となると窮屈になってしまいます。車の希望はトヨタのノア、ヴォクシーの新型(ガソリン280万、HY380万)です。
質問としましては
①上記の計画は無理のない予定でしょうか?
②家の購入とともに車の購入も考えています。子どもが産まれるまでに新車を購入し、その後家を購入するのはやはり無謀でしょうか?
今回は、27歳のご夫婦が、妊娠を機に家の購入と車の買い替えを検討されているケースです。特に、犬2匹との生活を考慮した住まいと車選び、そして資金計画について、詳しく見ていきましょう。
結論から言うと、計画全体を見直すことで、無理なくマイホームと愛犬との快適な生活を実現できる可能性があります。
今回のケースでは、27歳のご夫婦が、妊娠を機に家の購入と車の買い替えを検討されています。ご夫婦と子供一人、そして愛犬2匹という家族構成を考えると、住まいと車選びは慎重に進める必要があります。
まずは、現状の資金状況を整理しましょう。
ご本人:年収500万円(手取り350万円)、貯金350万円、年間貯蓄額70~80万円、奨学金ローン残高150万円
奥様:パート(年内で退職予定)、貯金100万円
現在の家賃:64,000円/月
合計貯金額は450万円、年間貯蓄額は70~80万円と、着実に貯蓄をされていることがわかります。しかし、奨学金ローンの残高が150万円あること、奥様が年内で退職されることを考慮すると、今後の収入と支出の見直しが必要です。
希望する物件は2500万円以内の戸建てで、2300万円の物件も検討されているとのことです。頭金100万円、諸費用70~200万円を想定されていますが、ここで注意したいのは、住宅ローン以外にも様々な費用が発生するということです。
住宅ローン関連費用:融資手数料、保証料、団体信用生命保険料など
不動産取得関連費用:登記費用、不動産取得税、仲介手数料など
引越し費用:引越し業者への依頼費用、不用品処分費用など
家具・家電製品購入費用:新居に合わせて家具や家電製品を買い替える費用
その他費用:火災保険料、固定資産税、都市計画税など
これらの費用を合計すると、数百万円単位になることもあります。
現在のトヨタbBは、来年6月に5年目の車検を迎えます。また、スタッドレスタイヤも4年目になり、買い替えが必要になるかもしれません。お子様が産まれ、犬2匹も一緒に乗ることを考えると、トヨタのノア、ヴォクシーなどのミニバンへの買い替えを検討されています。
しかし、車の購入は大きな出費となります。新車の場合、ガソリン車で280万円、ハイブリッド車で380万円と高額です。また、自動車税、自動車重量税、車検費用、ガソリン代、駐車場代、保険料なども考慮する必要があります。
犬と暮らす家を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
庭の有無:犬が自由に遊べる庭があると、運動不足解消になります。
床材:滑りにくく、傷つきにくい床材を選びましょう。
消臭・換気対策:犬のニオイ対策として、換気がしやすい間取りや消臭機能のある建材を選びましょう。
ペット可の条件:ペットの種類や数に制限がないか確認しましょう。
近隣の環境:動物病院やドッグランが近くにあると便利です。
現状の資金計画では、家の購入と車の買い替えを同時に行うのは難しいかもしれません。そこで、以下の点を見直してみましょう。
住宅ローンの借入額を減らす:頭金を増やす、物件価格を下げるなど
車の購入時期を遅らせる:中古車を検討する、車検を通して乗り続けるなど
固定費を見直す:保険料、通信費、食費など
奥様の収入を考慮する:出産後、パートなどで働くことを検討する
優先順位としては、まず住まいを確保し、落ち着いてから車の買い替えを検討するのがおすすめです。
ファイナンシャルプランナー(FP)のAさんは、今回のケースについて以下のようにアドバイスします。
「住宅ローンは、借入額や金利によって返済額が大きく変わります。まずは、複数の金融機関で住宅ローンの事前審査を受け、無理のない返済額を把握することが大切です。また、変動金利と固定金利のメリット・デメリットを理解し、自分に合った金利タイプを選びましょう。」
「車の購入は、生活に必要なものですが、高額な買い物です。新車にこだわる必要はありません。中古車でも十分に良い車が見つかります。また、カーリースという選択肢もあります。カーリースは、月々の定額料金で車に乗れるサービスで、初期費用を抑えることができます。」
「家計の見直しも重要です。固定費を見直すことで、年間数十万円の節約になることもあります。例えば、保険料は、保障内容を見直すことで安くなることがあります。通信費は、格安SIMに乗り換えることで大幅に節約できます。」
Bさんは、以前は犬2匹と賃貸マンションに住んでいました。しかし、手狭になったことと、庭で自由に遊ばせてあげたいという思いから、マイホームの購入を決意しました。
Bさんは、まずFPに相談し、資金計画を立てました。そして、犬と快適に暮らせる家を探し、最終的に庭付きの戸建てを購入しました。
「最初は、家の購入に不安がありましたが、FPに相談したことで、無理のない資金計画を立てることができました。また、不動産会社の方にも、犬と暮らすためのアドバイスをいただき、理想の家を見つけることができました。」とBさんは語ります。
今回のケースでは、資金計画の見直しと優先順位の設定が重要です。まずは、住宅ローンの事前審査を受け、無理のない返済額を把握しましょう。そして、車の購入時期を遅らせる、中古車を検討するなど、支出を抑える工夫をしましょう。
愛犬との暮らしを考慮した住まい選びも大切です。庭の有無、床材、消臭・換気対策などを考慮し、愛犬が快適に過ごせる家を選びましょう。
今回の記事が、愛犬との幸せな未来のためのマイホーム購入計画の参考になれば幸いです。