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犬と快適な暮らしを見つけよう!シニア犬の落ち着かない行動、その原因と解決策

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愛犬の落ち着かない様子…シニア期特有の不安に寄り添う

11歳~12歳、ゴールデンレトリバーの愛犬が、呼吸が荒い、立ったり座ったりを繰り返す、かすれた声で鳴く…そんな様子に、飼い主さんとして不安を感じるのは当然のことです。 シニア期の犬は、若い頃とは異なる様々な変化が現れる時期。今回の症状は、単なる老化によるものなのか、それとも何か別の原因があるのか、一緒に考えていきましょう。

シニア犬の落ち着きのなさ、考えられる原因

まず、考えられる原因をいくつか見ていきましょう。愛犬の症状から、いくつか可能性が考えられます。

1. 認知機能障害(犬認知症)

高齢の犬によく見られるのが、犬認知症です。人間の高齢者と同様に、記憶力や判断力の低下、行動の変化などが起こります。 うろうろしたり、落ち着きがなくなったり、夜鳴きが増えたりといった症状は、犬認知症のサインかもしれません。 夜間の徘徊や、普段しない場所での排泄なども、犬認知症の症状として現れることがあります。 愛犬の様子を普段からよく観察し、変化に気づいたら早めに獣医さんに相談しましょう。

2. 関節炎や身体の痛み

ゴールデンレトリバーは大型犬のため、高齢になると関節炎になりやすい傾向があります。 関節の痛みは、愛犬を落ち着かなくさせ、立ったり座ったりを繰り返す行動につながる可能性があります。 また、身体の痛みは呼吸が荒くなることにも影響するかもしれません。 愛犬が普段と比べて動きが鈍くなっていたり、特定の場所を触ると嫌がったりするようであれば、関節炎の可能性を疑い、獣医さんに相談することをお勧めします。

3. 聴覚・視覚の低下

高齢になると、聴覚や視覚が低下することもあります。 聞こえにくくなったり、見えにくくなったりすることで、不安やストレスを感じ、落ち着かなくなってしまうことがあります。 愛犬が呼びかけに反応しにくくなっていたり、普段よく通っていた場所に迷ったりするようであれば、聴覚や視覚の検査が必要かもしれません。

4. その他の病気

上記以外にも、様々な病気が原因でこのような症状が現れる可能性があります。 例えば、心臓病や呼吸器系の病気、腎臓病などです。 かすれた声で鳴くという症状は、呼吸器系の問題を示唆している可能性もあります。 これらの病気は、早期発見・早期治療が重要です。

愛犬の状況を把握し、獣医さんに相談しましょう

愛犬の症状を詳しく記録しましょう。いつから症状が現れたのか、どのような状況で症状が悪化するのか、どのような時に落ち着いているのかなど、具体的な情報をメモしておくと、獣医さんへの説明がスムーズになります。 写真や動画を撮っておくのも良いでしょう。 愛犬の様子を詳しく説明することで、獣医さんはより正確な診断を下し、適切な治療法を提案してくれます。

日々のケアで愛犬をサポート

獣医さんの診断と治療を基に、日々のケアで愛犬をサポートすることも大切です。 例えば、関節炎がある場合は、サプリメントや痛み止めを処方してもらうかもしれません。 認知症の場合は、環境の工夫や、認知機能を刺激するおもちゃなどを活用する方法があります。

環境の工夫

落ち着ける空間を作ってあげましょう。 柔らかいベッドやマットを用意したり、静かな場所に落ち着ける場所を作ったりすることで、愛犬の不安を軽減することができます。 また、滑りにくい床材を使用するのも有効です。 特にシニア犬は、転倒による怪我のリスクが高まります。

食事と運動

シニア犬に適した栄養バランスの良い食事を与えましょう。 消化の良いフードを選んだり、少量を何回かに分けて与えるなど、愛犬の消化器官への負担を軽減する工夫も重要です。 また、無理のない範囲で散歩などの運動を続けることも、健康維持に役立ちます。 ただし、無理強いは禁物です。 愛犬の様子を見ながら、適切な運動量を調整しましょう。

コミュニケーション

愛犬とのコミュニケーションを大切にしましょう。 優しく声をかけたり、撫でたりすることで、愛犬は安心感を覚えます。 一緒に過ごす時間を大切にし、愛犬の気持ちを理解しようと努めることが、老犬介護においては非常に重要です。

まとめ:愛犬との穏やかな時間を

シニア期の犬は、様々な変化が現れる時期です。 落ち着きのなさや、呼吸が荒くなるなどの症状が現れた場合は、すぐに獣医さんに相談することが大切です。 早期発見・早期治療によって、愛犬の苦痛を軽減し、少しでも長く健康で幸せな時間を過ごすことができる可能性が高まります。 愛犬との時間を大切に、穏やかな日々を過ごせるよう願っています。

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