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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬との騒音トラブルを避ける!賃貸での賢い対策と解決策を徹底解説

#生活トラブル
 
私は30代前半の専業主婦です。父が所有する長屋の一軒に、同年代の主人と2人で住んでいます。隣の家には以前、騒音に悩まされる母娘が住んでおり、ペット(小型犬)の無駄吠えや非常識な行動でノイローゼになりかけました。その後、その母娘は退去しましたが、今度は大家さんの孫娘が引っ越してきて、またもや騒音に悩まされています。深夜に彼氏と思われる男性と騒いだり、物を大きな音を立てて片付けたりするため、何度も注意しましたが無視されています。このような場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

騒音問題、本当に辛いですよね。せっかく静かな生活を求めて賃貸に住んでいるのに、度重なる騒音トラブルに見舞われるなんて、心中お察しいたします。しかも、以前の騒音問題でノイローゼになりかけた経験があるとのこと、今回の件で精神的な負担がさらに大きくなっているのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、まずは冷静に状況を整理し、段階的に対応していくことが大切です。感情的になってしまう気持ちもわかりますが、まずは落ち着いて、これからご紹介するステップを参考に、解決に向けて行動していきましょう。

ステップ1:騒音の記録と証拠集め

まずは、騒音の状況を具体的に記録することから始めましょう。
騒音の種類:話し声、足音、物の落下音、ペットの鳴き声など、具体的に記録しましょう。
発生時間帯:何時から何時まで、どのくらいの頻度で騒音が発生しているのか記録しましょう。
騒音の程度:どのくらいの大きさで聞こえるのか、日常生活にどの程度支障が出ているのか記録しましょう。(例:テレビの音が聞こえない、睡眠を妨げられるなど)
騒音源:可能であれば、騒音が発生している場所(隣の部屋のどのあたりかなど)を特定しましょう。

これらの情報を記録することで、騒音問題の深刻さを客観的に把握することができます。また、大家さんや管理会社に相談する際にも、具体的な情報を提供することで、よりスムーズな対応を期待できます。

騒音の証拠としては、録音や録画が有効です。スマートフォンアプリなどでも簡単に録音できますので、騒音が発生した際に記録しておきましょう。ただし、録音・録画はあくまで証拠 gathering のためのものであり、プライバシー侵害にならないように注意が必要です。

ステップ2:まずは冷静に!騒音元への直接的な交渉は慎重に

騒音問題を解決するために、騒音の発生源である隣人に直接注意することも考えられます。しかし、感情的に注意してしまうと、相手を逆上させてしまい、事態が悪化する可能性もあります。

質問者様はすでにインターホンを鳴らすなどの行動をされていますが、残念ながら無視されてしまったとのこと。このような状況では、直接的な交渉は一旦控え、他の方法を検討することをおすすめします。

もし、どうしても直接注意したい場合は、以下の点に注意しましょう。
冷静さを保つ:感情的にならず、落ち着いて話しましょう。
具体的な状況を伝える:騒音の種類、時間帯、程度などを具体的に伝え、迷惑していることを理解してもらいましょう。
改善を求める:騒音を止めてほしい、または軽減してほしいという要望を明確に伝えましょう。
相手の言い分も聞く:相手にも事情があるかもしれません。相手の言い分も聞き、建設的な話し合いを心がけましょう。
第三者を立てる:可能であれば、大家さんや管理会社の人に同席してもらいましょう。

ステップ3:管理会社や大家さんへの相談で解決の糸口を探る

騒音問題を解決するために、管理会社や大家さんに相談することは非常に有効な手段です。賃貸契約には、入居者が快適な生活を送るための環境を維持する義務が、大家さんや管理会社に課せられています。

相談する際には、以下の点を伝えましょう。
騒音の状況:記録した騒音の種類、時間帯、程度などを具体的に伝えましょう。
これまでの対応:騒音元に注意した経緯や、その結果などを伝えましょう。
要望:騒音を止めてほしい、または軽減してほしいという要望を明確に伝えましょう。

管理会社や大家さんは、騒音元に注意喚起を行ったり、他の入居者に迷惑をかけないように指導したりするなどの対応を取ってくれる可能性があります。また、騒音問題を解決するためのアドバイスや、専門家を紹介してくれることもあります。

今回のケースでは、大家さんである老夫婦に相談することも有効でしょう。ただし、老夫婦は以前の騒音問題で迷惑母娘を住まわせていた経緯があるため、今回の騒音問題に真剣に対応してくれるかどうかは不透明です。

ステップ4:最終手段?警察への相談と法的措置

騒音問題が深刻で、管理会社や大家さんに相談しても解決しない場合は、警察に相談することも検討しましょう。ただし、警察は民事不介入の原則があるため、騒音問題に直接介入することは難しい場合があります。

しかし、騒音があまりにも酷く、近隣住民の生活を著しく妨げている場合は、軽犯罪法違反や迷惑防止条例違反に該当する可能性があります。警察に相談することで、騒音元に注意喚起を行ってもらったり、場合によっては捜査してもらえることもあります。

また、騒音によって精神的な苦痛を受けた場合は、損害賠償請求をすることも可能です。ただし、損害賠償請求をするためには、騒音の証拠や、騒音によって受けた精神的な苦痛を証明する必要があります。

犬との騒音トラブルを未然に防ぐ!賃貸選びの3つのポイント

ここからは、将来的に犬との騒音トラブルを避けるために、賃貸物件を選ぶ際に注意すべきポイントを3つご紹介します。

ポイント1:ペット可物件でも油断大敵!防音性能をチェック

ペット可の賃貸物件だからといって、必ずしも防音性能が高いとは限りません。内見の際には、壁の厚さや窓の材質などを確認し、可能であれば実際に音を出して、どの程度音が漏れるかを確認しましょう。

また、過去に騒音トラブルがあったかどうかを、管理会社や大家さんに確認することも重要です。

ポイント2:犬種と飼育環境のミスマッチを防ぐ!

犬種によって、吠えやすい犬種、運動量の多い犬種など、それぞれ特徴があります。賃貸物件の広さや周辺環境などを考慮し、飼育する犬種を選ぶようにしましょう。

例えば、小型犬だからといって油断は禁物です。チワワやポメラニアンなどは、警戒心が強く吠えやすい犬種として知られています。

ポイント3:入居者同士のコミュニティを意識する

入居者同士のコミュニティが良好な物件は、騒音トラブルが発生しにくい傾向があります。入居者同士が互いに配慮し、協力し合うことで、快適な生活環境を維持することができます。

内見の際には、他の入居者の様子や、管理会社の対応などを観察し、入居者同士のコミュニケーションが円滑に行われているかどうかを確認しましょう。

まとめ:諦めずに!騒音問題は必ず解決できる

今回の騒音問題は、以前の騒音トラブルの経験から、精神的な負担が大きくなっていることと思います。しかし、諦めずに、一つずつ解決に向けて行動していくことで、必ず状況は改善されます。

まずは、騒音の記録と証拠集めを行い、管理会社や大家さんに相談してみましょう。必要であれば、警察に相談することも検討しましょう。

そして、将来的に犬との騒音トラブルを避けるために、賃貸物件を選ぶ際には、防音性能や犬種との相性、入居者同士のコミュニティなどを考慮するようにしましょう。

騒音問題は、決して一人で抱え込む必要はありません。周りの人に相談したり、専門家の意見を聞いたりしながら、解決に向けて進んでいきましょう。応援しています!

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