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犬との賃貸トラブル:突然の退去命令!どうすればいい?

#賃貸トラブル
 

今回は、賃貸物件での突然の退去命令に関するご相談です。特に、犬を飼っている場合、退去となるとさらに不安が大きくなりますよね。今回のケースを参考に、落ち着いて対応するための具体的なアドバイスをお伝えします。

またまた前回の続きです。
[もうお金はいいから今すぐ出ていけ。鍵は今日引き上げます。荷物は日曜日の午前中に取りに来い、9月になれば荷物は捨てます。]と言われ私は顔を会わせたくなかったので[明日家にいき、明後日までに荷物まとめるんで鍵は置いててもらえませんか?お金はちゃんと払いますが、保証金の事があるので相談に行かせてもらいます。]と返信しました。[そっちの都合なんて知らない。今すぐ荷物取りに来い。信用ない奴に鍵渡す訳ないし、泊まらせる事もできない。]と連絡が来ました。それから返信してません。

文をまとめ切れず長々となってしまい、すみません。

私は向こうに従うべきですか?家にいる日曜日に一人で行くのは不安です。このような事を相談できる場所はないのでしょうか?向こうは父子手当てを受給しているので区役所に告げ口しようかとも考えてしまいました……。私は自分で借りてる家がない為母子手当ては切られています。あまりにも向こうの対応が理不尽に思えてしまいました。私の考えは間違いでしょうか?

まずは状況の整理と確認を

まず、今回の状況を整理しましょう。あなたは現在、賃貸契約を結んでいるものの、家主から突然の退去命令を受けています。しかも、荷物の搬出期限が一方的に指定され、話し合いも難しい状況です。このような状況で、あなたが不安になるのは当然です。まずは、冷静さを保ち、以下の点を確認しましょう。
賃貸契約書の内容:契約期間、解約条項、違約金など、契約書に記載されている内容を再度確認してください。特に、解約に関する条項は重要です。
家主からの通告:退去命令が口頭だけでなく、書面でも行われているか確認してください。書面での通告がある場合、その内容をよく確認しましょう。
家賃の支払い状況:家賃の滞納がないか確認してください。滞納がある場合、それが退去理由になっている可能性があります。

ケーススタディ:突然の退去命令を受けたAさんの場合

Aさんは、愛犬のゴールデンレトリバーと一緒に暮らすために、ペット可の賃貸マンションに引っ越しました。しかし、入居後半年で、家主から「近隣住民から犬の鳴き声に関する苦情が頻繁に来ている」という理由で、突然の退去命令を受けたのです。Aさんは、愛犬の鳴き声対策として、防音ケージを導入したり、日中の散歩時間を増やしたりと努力していましたが、家主は一切聞き入れず、一方的に退去を迫ってきました。

Aさんは途方に暮れましたが、まずは弁護士に相談しました。弁護士は、Aさんの契約書を確認し、家主からの通告が不当であることを指摘しました。契約書には、犬の鳴き声に関する具体的な規定がなく、家主からの改善要求もなかったため、Aさんの退去義務はないと判断されたのです。

弁護士は、Aさんの代理人として家主と交渉し、最終的に、Aさんは引っ越し費用と慰謝料を家主から受け取ることで合意しました。Aさんは、この経験から、賃貸契約を結ぶ際には、契約内容をしっかりと確認し、トラブルが発生した場合には、専門家に相談することが重要だと学びました。

専門家のアドバイス:弁護士B先生の見解

賃貸トラブルに詳しい弁護士B先生は、今回のケースについて次のように述べています。

「家主からの突然の退去命令は、法的に認められない場合があります。特に、契約書に明確な解約条項がない場合や、家主からの改善要求がない場合は、借主の権利が保護される可能性が高いです。まずは、弁護士や専門機関に相談し、自分の権利を確認することが重要です。」

B先生はまた、今回のケースのように、家主が一方的に退去を迫ってくる場合、以下の点に注意する必要があると指摘します。
感情的にならない:家主の態度に腹が立つ気持ちは理解できますが、感情的な対応は事態を悪化させる可能性があります。冷静に、論理的に対応しましょう。
証拠を残す:家主とのやり取りは、できる限り書面で行い、証拠を残しましょう。メールやLINEでのやり取りも、重要な証拠となります。
第三者の介入:自分一人で対応することが難しい場合は、弁護士や専門機関に相談し、第三者の介入を検討しましょう。

具体的な対応策:今すぐできること

今回のケースを踏まえ、あなたが今すぐできる具体的な対応策を以下にまとめました。

1. 内容証明郵便の送付
家主に対し、内容証明郵便で以下の内容を通知します。
退去命令の撤回
契約期間満了までの居住の意思
家賃の支払い意思
一方的な退去要求には応じられない旨
内容証明郵便は、送付した内容と日付を証明するもので、法的な証拠となります。
2. 専門機関への相談
以下の専門機関に相談し、アドバイスを求めてください。
法テラス:法的トラブルに関する相談窓口
国民生活センター:消費生活に関する相談窓口
弁護士会:弁護士を紹介してもらう
これらの機関では、無料で相談に乗ってくれる場合があります。
3. 証拠の保全
家主とのやり取り(メール、LINE、手紙など)は、すべて保存しておきましょう。
退去を強要された際の状況を、詳細に記録しておきましょう。
可能であれば、録音や録画も検討してください。
4. 警察への相談
家主から脅迫や暴力行為を受けた場合は、すぐに警察に相談してください。
身の危険を感じる場合は、迷わず避難しましょう。
5. 区役所への相談
生活困窮に関する相談窓口で、今後の生活について相談してください。
母子手当の再申請についても、相談してみましょう。
家主の不正受給に関する情報は、慎重に検討し、証拠を集めてから相談してください。

犬との生活を守るために:ペット可物件探しの注意点

今回のトラブルを教訓に、今後、犬と暮らせる賃貸物件を探す際には、以下の点に注意しましょう。
ペット可の条件:ペット可の条件を細かく確認しましょう。犬種やサイズ、頭数制限など、具体的な条件を確認することが重要です。
契約書の確認:契約書に、ペットに関する条項が明確に記載されているか確認しましょう。
近隣住民への配慮:入居前に、近隣住民に犬を飼っていることを伝え、理解を得ておきましょう。
防音対策:犬の鳴き声が気になる場合は、防音対策を徹底しましょう。
ペット保険:万が一のトラブルに備えて、ペット保険に加入しておきましょう。

まとめ:諦めずに、専門家のサポートを

今回のケースは、非常に困難な状況ですが、諦めずに、専門家のサポートを受けながら、解決に向けて進んでいきましょう。あなたの権利は守られるべきですし、犬との大切な生活を守るために、できる限りのことを行いましょう。

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