近隣住民
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こちらも以下のような工夫をして極力音を漏らさない配慮をしていました
・遮音カーテンによる遮音
・常識内で起こる音漏れの確認(ベランダ等での音漏れの確認)
・クローゼット内に物を詰め込むなどでの遮音
・歩く音に注意をはらう
・暑い日なども極力窓を開けず外に音を出さない
・隣の部屋から離した場所にTVなど音の出る物の設置
・重低音など響く音響設備等は置かない
が、結局上に書いた苦情文が届きました
大家さんに相談したところ
マンションの住人以外にも音の事でクレームを付けているらしいのです。
(犬の鳴き声がうるさい、ほうきの掃く音がうるさいなど)
大家さんは「次の契約更新で隣の住人とは契約しないで出て行ってもらう」と
言ってくれているのですがアテになりません。
こっちもうるさいと壁を叩かれる度に胃がキリキリして
不愉快な思いをしています。
補足 今こっちも抗議文を出そうと思ってます。補足あ、仕事上この時間帯に寝るというのは無理です
夫婦で住んでいるので話し声はするのは当たり前
普通の会話しかしていません(大声は出していません)
友人・知人も隣の家の住人に気を使って来訪は避けてもらってます。
犬との生活は喜びと癒しをもたらしますが、集合住宅では近隣への配慮が欠かせません。特に神経質な方が隣に住んでいる場合、些細な生活音でもトラブルに発展する可能性があります。今回は、実際に寄せられた相談を基に、犬との暮らしにおける騒音問題とその解決策、そして注意すべき点について、犬と暮らす賃貸アドバイザーの視点から詳しく解説します。
愛犬との生活を守るためには、感情的な対立を避け、冷静に状況を把握し、客観的な証拠を集めながら、管理会社や大家さんと協力して解決を目指すことが重要です。
都心に住むAさんとBさんは、念願だったトイプードルを迎え入れました。犬と暮らせるマンションを見つけ、日中は仕事で留守番をさせるものの、帰宅後はたっぷりと愛情を注ぎ、週末はドッグランに出かけるなど、犬中心の生活を楽しんでいました。
しかし、ある日、ポストに一枚の紙が投函されていました。それは、隣に住むCさんからの苦情でした。「深夜の話し声や物音がうるさくて眠れない」という内容でした。Aさん夫婦は、犬の鳴き声に配慮し、防音対策もしていたつもりでしたが、Cさんにとっては不快だったようです。
その後も、Cさんからの苦情は続きました。Aさん夫婦は、Cさんの神経質な態度に困惑し、ストレスを感じるようになりました。
まずは、苦情の内容を詳しく分析し、原因を特定しましょう。
苦情の内容: 深夜の話し声、物音
時間帯: 深夜1時から4時頃
苦情主: 隣人Cさん
今回のケースでは、深夜の話し声や物音が原因である可能性が高いと考えられます。しかし、Cさんは以前にも他の住人に対して騒音の苦情を申し立てていることから、Cさん自身が音に敏感である可能性も考慮する必要があります。
相談者さんはすでに様々な騒音対策を講じていますが、さらにできることはないか検討してみましょう。
話し声:
深夜の会話は控える
テレビや音楽の音量を下げる
防音マイクやイヤホンを使用する
生活音:
ドアや窓の開閉は静かに行う
フローリングにカーペットやマットを敷く
家具の配置を見直す(壁から離して設置する)
犬の生活スペース:
防音ケージやハウスを導入する
犬が落ち着ける場所を作る
Cさんの苦情が事実であるかどうかを確認するために、客観的な証拠を集めましょう。
騒音レベルの測定:
騒音計アプリなどを活用して、自宅の騒音レベルを測定する
専門業者に依頼して、騒音調査を行う
記録:
騒音が発生した日時、状況、騒音レベルなどを記録する
可能であれば、騒音を録音する
これらの証拠は、後々、管理会社や大家さんに相談する際に役立ちます。
Cさんとの直接交渉は避け、まずは管理会社や大家さんに相談しましょう。
状況説明:
Cさんからの苦情の内容、これまでの対策、収集した証拠などを説明する
Cさんが他の住人にも苦情を申し立てていることを伝える
対応策の協議:
管理会社や大家さんと協力して、Cさんへの注意喚起、防音対策の強化、Cさんの転居など、具体的な対応策を検討する
管理会社や大家さんは、第三者として客観的な立場から問題解決をサポートしてくれます。
騒音問題は、法的にも争われることがあります。弁護士に相談し、法的視点からのアドバイスを受けることも検討しましょう。
騒音の違法性:
騒音レベルが受忍限度を超えているかどうか
騒音によって精神的な苦痛を受けているかどうか
法的措置:
騒音の差し止め請求
損害賠償請求
騒音問題に気を配りながらも、愛犬との生活を豊かにするための工夫も忘れずに行いましょう。
十分な運動:
散歩やドッグランで十分に運動させる
室内でも遊べるおもちゃを用意する
しつけ:
無駄吠えをしないようにしつける
指示に従うように訓練する
コミュニケーション:
犬とのコミュニケーションを大切にする
愛情をたっぷりと注ぐ
騒音問題は、飼い主さんの精神的な負担も大きくなります。ストレスを溜め込まず、信頼できる人に相談したり、リラックスできる時間を作ったりするなど、精神的なケアも大切にしましょう。
1. 物件選びの注意点
ペット可物件の確認:
ペット可の物件でも、犬種やサイズに制限がある場合があります。事前に確認しましょう。
防音性の確認:
壁の厚さや構造、窓の仕様などを確認し、防音性の高い物件を選びましょう。内見時に、実際に音を出して確認することをおすすめします。
周辺環境の確認:
近隣に公園やドッグランがあるか、動物病院が近くにあるかなど、犬との生活に必要な施設が整っているか確認しましょう。
2. 入居前の準備
契約内容の確認:
ペットに関する特約事項(飼育可能な犬種・サイズ、頭数制限、退去時の清掃費用など)を必ず確認しましょう。
近隣への挨拶:
入居前に、近隣住民に挨拶をしておくことで、良好な関係を築きやすくなります。犬を飼っていることを伝え、理解を得ておきましょう。
犬の登録と狂犬病予防接種:
犬を飼う場合は、市区町村への登録と狂犬病予防接種が義務付けられています。忘れずに手続きを行いましょう。
3. 生活中の注意点
騒音対策:
犬の鳴き声は、近隣トラブルの原因になりやすいです。無駄吠えをしないようにしつけたり、防音対策を施したりするなど、十分な対策を行いましょう。
衛生管理:
犬の排泄物は、放置せずに速やかに処理しましょう。共用部分を汚してしまった場合は、きちんと清掃しましょう。
安全管理:
犬が共用部分で人に迷惑をかけたり、怪我をさせたりしないように、常にリードを着用させ、目を離さないようにしましょう。
コミュニケーション:
近隣住民とのコミュニケーションを積極的に行い、犬との生活に対する理解を深めてもらいましょう。
犬との賃貸生活は、事前の準備と日々の配慮によって、より快適なものになります。騒音問題をはじめとする様々なトラブルを未然に防ぎ、愛犬と共に楽しい毎日を送りましょう。困ったことがあれば、専門家や管理会社に相談することも大切です。
今回のケーススタディでは、騒音問題を抱える犬飼い夫婦の事例を基に、具体的な解決策と注意点を紹介しました。これらの情報を参考に、愛犬との生活をより良いものにしてください。