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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬との暮らしを考えるあなたへ:中古住宅購入vs賃貸、賢い選択は?

#犬との生活
 
現在築30年くらいの中古住宅を購入することと、このまま今の賃貸アパートに住み続けることで迷っています。どちらも5~10年ほどの予定です。その後は主人の田舎に引越し予定です。中古住宅を購入したい理由は、子供が産まれるので、手狭になること。(現在2DKに夫、妻、犬2匹です。)木造でよく音が通るので、夜泣きなど近所への迷惑が気になること。今の賃貸アパートでは駅が遠く不便だが、中古住宅は駅近であること、です。もう少し広い賃貸への引越しも考えましたが、犬が二匹いることで、敷金も増え、しかも全て償却という契約になるなど、引越しのときの負担がかなり大きいため、広い賃貸に引っ越すくらいなら、古くて安い中古住宅を購入したほうがよいかと考え始めました。(今の賃貸アパートも入居時の費用が犬がいない場合よりも二倍以上高くかかりました。)築30年の家は、なんとか5~10年住めればよいと思っています。古い家であることは特に気にならないので、入居時の消毒など以外は、リフォームなどもしないつもりです。(まだ見ていませんが、現在居住中ということは住める状態だと思っています、) 価格は580万円なので、ほぼ土地代のみです。もちろん全額貯金から払うので、ローンはなしです。現在の賃貸アパートよりも部屋も2部屋増えます。現在の賃貸アパートは、家賃6万円。2年毎に更新料もかかります。固定資産税や諸費用など色々考えると、どちらがおすすめですか?

ケーススタディ:もし私があなただったら?

こんにちは!犬との暮らしをサポートする賃貸アドバイザーです。今回は、2匹の愛犬とご夫婦、そしてこれから生まれてくるお子さんのために、中古住宅の購入か、賃貸アパートに住み続けるか悩んでいるあなたへのアドバイスです。5~10年後にはご主人の田舎に引っ越す予定があるとのこと。限られた期間での居住を前提に、どちらがより賢い選択となるのか、一緒に考えていきましょう。

結論から言うと、いくつかの重要なポイントを考慮すれば、現状のまま賃貸に住み続ける方が、リスクを抑えつつ、より柔軟な選択肢になる可能性が高いです。なぜそう言えるのか、具体的な理由をこれから詳しく解説していきますね。

1. 中古住宅購入の落とし穴:見えないコストとリスク

580万円という価格は魅力的ですが、築30年の中古住宅には、様々なリスクが潜んでいます。
隠れた修繕費用:
表面上は問題なくても、住み始めてから雨漏り、シロアリ被害、水回りの故障など、予期せぬトラブルが発生する可能性があります。特に木造住宅の場合、メンテナンスを怠ると建物の寿命を縮めることになりかねません。
固定資産税・都市計画税:
毎年発生する固定資産税と都市計画税は、物件の評価額によって金額が変動します。
不動産取得税:
不動産を取得した際に一度だけかかる税金です。
火災保険・地震保険:
万が一の災害に備えて加入する必要があります。
仲介手数料:
物件を購入する際に不動産会社に支払う手数料です。
登記費用:
所有権移転登記などにかかる費用です。

これらの費用を合計すると、580万円以外にもかなりの金額が必要になることを覚悟しておきましょう。

2. 賃貸のメリット:身軽さと自由

一方、賃貸アパートには以下のようなメリットがあります。
初期費用を抑えられる:
敷金・礼金・仲介手数料などはかかりますが、住宅購入に比べれば少額で済みます。
固定資産税などの維持費がかからない:
家賃以外に固定資産税などを支払う必要はありません。
修繕費用の心配がない:
設備の故障などは基本的に大家さんが負担してくれます。
引っ越しがしやすい:
5~10年後にご主人の田舎に引っ越す予定があるとのことなので、身軽に動ける賃貸の方が便利です。

犬を飼っている場合、ペット可の物件は限られてきますが、最近では犬との暮らしを前提とした賃貸物件も増えてきています。多少家賃が高くても、犬との快適な暮らしを優先できる物件を選ぶのも一つの手です。

3. 犬との暮らし:考慮すべきポイント

犬と暮らす上で、住まいの環境は非常に重要です。
十分な広さ:
2匹の犬が快適に過ごせる広さを確保しましょう。犬種によって必要な広さは異なりますが、一般的には、小型犬であれば1匹あたり6畳程度、中型犬であれば8畳程度、大型犬であれば10畳程度が目安となります。
防音対策:
犬の鳴き声は、近隣住民とのトラブルの原因になることがあります。防音性の高い物件を選ぶか、防音マットなどを活用して対策を行いましょう。
ペット可の条件:
ペット可の物件でも、犬種や頭数に制限がある場合があります。契約前に必ず確認しましょう。
周辺環境:
散歩コースやドッグランなど、犬が楽しめる施設が近くにあると理想的です。

4. 夜泣き対策:賃貸でもできること

お子さんの夜泣きが心配とのことですが、賃貸でもできる対策はあります。
防音マット:
床に敷き詰めることで、階下への音漏れを軽減できます。
吸音カーテン:
窓からの音漏れを防ぎます。
ベビーベッドの位置:
壁から少し離して設置することで、壁を伝わる音を軽減できます。
近隣への挨拶:
事前に事情を説明しておくことで、理解を得やすくなります。

5. ケーススタディ:具体的な数字で比較

ここで、具体的な数字を使って比較してみましょう。

【中古住宅購入の場合】
物件価格:580万円
固定資産税・都市計画税(年間):10万円(仮定)
修繕費(5年間):50万円(仮定)
火災保険・地震保険(5年間):20万円(仮定)
仲介手数料:約20万円
登記費用:約10万円

合計:780万円

【賃貸アパートの場合】
家賃(月6万円×60ヶ月):360万円
更新料(2年毎):12万円(仮定)
敷金償却:12万円(仮定)

合計:384万円

この試算では、中古住宅を購入した場合の方が、約396万円も費用がかかることになります。もちろん、これはあくまで一例であり、物件の状態や税金、修繕費などによって金額は大きく変動します。

6. 専門家からのアドバイス

不動産コンサルタントのAさんは、次のように述べています。

「5~10年という短い期間での居住を考えると、中古住宅の購入はリスクが高いと言えます。特に、築30年の物件は、購入後に様々なトラブルが発生する可能性があり、その都度修繕費用がかかることになります。賃貸であれば、そのような心配はなく、身軽に引っ越しもできます。犬との暮らしを考慮した物件選びも重要ですが、まずは不動産会社に相談し、希望条件に合った物件を探してもらうことをおすすめします。」

7. まとめ:後悔しないための選択

今回のケースでは、5~10年という短い期間での居住、犬との暮らし、そしてお子さんの誕生という3つの要素を考慮すると、賃貸アパートに住み続ける方が、経済的にも精神的にも負担が少ないと考えられます。

もちろん、最終的な判断はご自身でする必要があります。今回の情報を参考に、ご家族でよく話し合い、後悔のない選択をしてくださいね。

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