突然の退去命令、しかもライフライン停止の危機!4匹の愛犬との生活を守るため、今すぐできることを一緒に考えていきましょう。まずは落ち着いて、状況を整理し、一つずつ解決策を探っていきましょう。
まず、今回の問題点を整理しましょう。
退去命令の根拠: 元夫からの退去命令は、離婚時の裁判で取り決められた内容が根拠となっています。しかし、その取り決めは「下の子が20歳まで」という期限付きです。
ライフライン停止の予告: 12月31日に電気・ガス・水道を止めると言われています。これは、生活を脅かす重大な問題です。
住居の名義: 家の名義は元夫の母親になっています。つまり、あなたは元夫の母親に対して賃借契約を結んでいるわけではありません。
同居犬の状況: 4匹の犬(うち3匹は元夫がいた頃から飼育)がいるため、引越し先が見つかりにくい状況です。
これらの情報を整理した上で、以下のステップで具体的な行動を起こしていきましょう。
何よりも先に、ライフラインの停止を阻止する必要があります。なぜなら、電気・ガス・水道が止まってしまうと、人間だけでなく、犬たちの生活も著しく困難になるからです。
元夫との交渉: まずは、元夫と冷静に話し合いましょう。家賃を支払う意思があることを伝え、分割払いなど、支払い方法について交渉してみてください。「犬たちのために、何とか住み続けたい」という気持ちを誠実に伝えることが大切です。
交渉のポイント:
具体的な金額を提示する(無理のない範囲で、できる限りの金額を提示しましょう)。
支払い期日を明確にする。
書面での合意を提案する(後々のトラブルを防ぐため、合意内容は書面に残しましょう)。
法的機関への相談: 元夫との交渉が難航する場合や、一方的にライフラインを停止すると言われた場合は、弁護士や法テラスなどの法的機関に相談しましょう。
弁護士: 専門家として、法的なアドバイスや交渉の代行をしてくれます。
法テラス: 経済的に余裕のない方でも、無料法律相談を受けることができます。
大家さん(元夫の母親)との交渉: 家の名義人である元夫の母親に、直接事情を説明し、相談してみましょう。もしかしたら、元夫とは異なる解決策が見つかるかもしれません。
交渉のポイント:
丁寧な言葉遣いを心がける。
これまでの経緯を詳しく説明する。
家賃を支払う意思があることを伝える。
ライフラインの問題と並行して、引越し先の確保も進めていきましょう。4匹の犬と暮らせる物件は限られていますが、諦めずに探すことが大切です。
ペット可物件専門の不動産会社に相談: ペット可物件を専門に扱っている不動産会社は、犬との暮らしに理解があり、様々な情報を持っています。あなたの状況を詳しく伝え、希望に合った物件を探してもらいましょう。
不動産会社選びのポイント:
ペット可物件の取り扱い実績が豊富であること。
親身になって相談に乗ってくれること。
地域の情報に詳しいこと。
インターネットで検索: 複数の不動産情報サイトで、ペット可物件を検索してみましょう。
検索のポイント:
「ペット可」「犬」「多頭飼い」などのキーワードで検索する。
家賃、間取り、駅からの距離など、希望条件を絞り込む。
写真や間取り図をよく確認する。
地域の掲示板やSNSを活用: 地域の掲示板やSNSで、ペット可物件の情報を探してみましょう。意外な掘り出し物が見つかるかもしれません。
UR賃貸住宅を検討: UR賃貸住宅は、ペット可の物件が多く、初期費用を抑えられるというメリットがあります。
引越し費用の準備: 引越しには、敷金・礼金、仲介手数料、引越し業者への支払いなど、まとまった費用が必要です。早めに資金計画を立て、準備しておきましょう。
引越しは、犬たちにとって大きなストレスになります。引越し前から、犬たちのケアをしっかりと行い、ストレスを軽減してあげましょう。
引越し準備に慣れさせる: 引越しで使用する段ボールやガムテープなどを、早めに見せて慣れさせておきましょう。
安心できる場所を作る: 引越し後も、犬たちが安心して過ごせる場所(クレートやケージなど)を用意しておきましょう。
獣医さんに相談: 引越しによるストレスで、犬たちの体調が悪くなることがあります。事前に獣医さんに相談し、アドバイスをもらっておきましょう。
フェロモン製剤の利用: 犬用のフェロモン製剤(スプレーや拡散器)は、犬の不安を和らげる効果があります。引越し前から使用してみるのも良いでしょう。
経済的に困窮している場合は、生活保護や住宅手当など、公的な支援制度を活用できる可能性があります。
生活保護: 最低限度の生活を保障するための制度です。
住宅手当: 家賃の一部を補助する制度です。
自立支援制度: 就労支援や生活相談など、自立を支援するための制度です。
これらの制度については、お住まいの地域の福祉事務所や社会福祉協議会に相談してみましょう。
一人で悩まず、友人や家族、地域の相談窓口などに相談してみましょう。誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。また、思わぬ解決策が見つかるかもしれません。
今回の問題は、非常に複雑で困難な状況ですが、諦めずに、一つずつ解決していくことが大切です。まずは、ライフラインの停止を阻止し、引越し先の確保を進めましょう。そして、犬たちのケアをしっかりと行い、公的な支援制度も活用しながら、新しい生活をスタートさせましょう。あなたは決して一人ではありません。周りの人に助けを求めながら、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。
応援しています!