愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

犬との同居、家族間の金銭問題…どうすれば納得できる?【専門家が解説】

#家族問題
 
実母とローンを折半して暮らすシングルマザーです。姉夫婦が海外転勤のため、ミニチュアダックスフンドと一緒に1年間、わが家で暮らすことになりました。その後、姉夫婦が海外へ行った後の3年間は犬だけを預かることになります。姉が帰ってきている間の家賃はなしで、光熱費と犬のお世話代のみ。姉が旅立った後は犬にかかる費用のみの支払いというのですが、納得できません。ローンを払っている家に姉が無償で住むのはおかしいし、犬の世話にも労力がかかります。娘は犬アレルギーと喘息持ちなのに、リビングに犬の寝床が設置されている状態です。姉もいる1年間は実費のみでも構わないとしても、姉が海外に行った後は家賃と預かり費用を支払ってもらうのは、おかしいでしょうか?

結論から言うと、あなたの主張は決して非常識ではありません。家族だからこそ、お互いが気持ちよく暮らせるように、きちんと話し合うことが大切です。今回は、専門家の視点から、この状況を整理し、具体的な解決策を提案します。

ケース1:家族間の認識のズレ

今回の問題の根底には、家族間の認識のズレがあるようです。あなたは結婚を機に親とは別の世帯になったという認識をお持ちですが、お姉様やお母様は、家族なのだから助け合うのは当然、という考えが強いのかもしれません。

家族だからといって、すべてを無償で提供しなければならないわけではありません。特に、今回のケースのように、
同居によってあなたの生活に負担が増える
犬アレルギーを持つお子さんがいる

といった状況を考慮すると、相応の費用負担を求めるのは当然の権利です。

ケース2:金銭的な負担と精神的な負担

家賃や光熱費といった金銭的な負担だけでなく、犬の世話やアレルギーへの配慮など、精神的な負担も考慮する必要があります。あなたは、これまでになかった家事や犬の世話に時間を費やし、娘さんのアレルギーに気を配りながら生活しなければなりません。

これらの負担をすべて無償で引き受けるのは、あなたにとって大きなストレスになる可能性があります。家族だからこそ、お互いの負担を理解し、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

解決策1:冷静な話し合いの場を設ける

まずは、お母様とお姉様と冷静に話し合う場を設けましょう。感情的に訴えるのではなく、具体的な数字を提示しながら、あなたの負担を理解してもらうように努めてください。

例えば、
犬の世話にかかる時間(散歩、食事、掃除など)
犬アレルギー対策にかかる費用(空気清浄機の電気代、掃除用品など)
ペットホテルに預けた場合の費用

などを具体的に示すことで、相手もあなたの負担を理解しやすくなります。

解決策2:第三者の意見を参考にする

話し合いが平行線になった場合は、第三者の意見を参考にすることも有効です。例えば、
弁護士やファイナンシャルプランナーに相談する
家族問題に詳しいカウンセラーに相談する
信頼できる友人に相談する

など、客観的な視点からアドバイスをもらうことで、新たな解決策が見つかるかもしれません。

解決策3:書面で合意内容を明確にする

話し合いで合意した内容は、必ず書面に残しましょう。口約束だけでは、後々トラブルになる可能性があります。

例えば、
家賃の金額
光熱費の分担方法
犬の世話の担当
犬アレルギー対策

などを具体的に記載した合意書を作成し、全員が署名することで、合意内容を明確にすることができます。

解決策4:犬との生活環境を整える

犬との同居生活を円滑にするためには、生活環境を整えることも重要です。

例えば、
犬専用のスペースを設ける(ケージ、サークルなど)
空気清浄機を設置する
こまめに掃除をする
犬の散歩時間を固定する

など、犬と人間が快適に暮らせるように、工夫しましょう。

解決策5:専門家による犬のしつけ

犬との共同生活で問題が発生した場合は、専門家の力を借りることも検討しましょう。

例えば、
ドッグトレーナーに依頼して、犬のしつけを行う
獣医に相談して、犬の健康管理を行う
ペットシッターに依頼して、犬の世話を代行してもらう

など、専門家のサポートを受けることで、犬との生活がより快適になるはずです。

事例:Aさんの場合

Aさんは、実家に両親と兄夫婦、そして兄夫婦の飼い犬(大型犬)が同居することになりました。Aさんは犬が好きでしたが、犬アレルギーを持っており、同居生活に不安を感じていました。

そこでAさんは、家族会議を開き、
犬はリビング以外の場所で飼育する
空気清浄機を設置する
Aさんが犬の世話をする場合は、手袋とマスクを着用する

といったルールを設けました。

また、兄夫婦には、
Aさんのアレルギー症状が悪化した場合は、犬を一時的に預ける
犬の医療費は兄夫婦が負担する

といったことを約束してもらいました。

これらの対策を行った結果、Aさんはアレルギー症状を抑えながら、家族と犬との共同生活を送ることができました。

まとめ:家族だからこそ、正直な気持ちを伝えよう

今回の問題は、家族間のコミュニケーション不足が原因である可能性が高いです。あなたは、お姉様やお母様に対して、遠慮せずに自分の気持ちを伝えることが大切です。

ただし、感情的に訴えるのではなく、冷静に、丁寧に、あなたの状況を説明するように心がけましょう。家族だからこそ、お互いを尊重し、理解し合うことが、より良い関係を築くための第一歩です。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事