愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬との一人暮らし:もしもの時に備えるための知識と準備

#犬との暮らし
 
25歳女性です。
ここ数年の間に身内がどんどん亡くなっていて、最近また1人具合が悪い者がおります。最悪の場合、このまま一人になった場合の身の振り方を考えておきたいのです。生きている親戚に協力を仰ぐのはもちろんですが自分でできることはやっていきたいです。
一人になった場合まず考えなくてはいけないのは
・葬式→たぶん葬儀屋さんに相談
・墓→先祖代々のがあり
・家(一軒屋)→落ち着いたら出ていきたい、処分?
・財産(車とか家も込みでしょう)→これが一番大変だと思います。ふつう弁護士とかに相談するものなのでしょうか?
・両親の生命保険→?
・ペット(犬)→出来るだけ連れて行きたいです。
・親戚あれこれ
とりあえず今から何を考えておくべきでしょうか。知識を入れておきたいのです。

はじめに:不安な気持ちに寄り添って

ご質問ありがとうございます。
身内の方々が相次いで亡くなられているとのこと、心中お察しいたします。
25歳という若さで、将来への不安を感じるのは当然のことです。
しかし、こうして前向きに準備をしようとされている姿勢は素晴らしいと思います。
今回は、特に愛犬との暮らしを視野に入れながら、万が一の事態に備えて今からできることを具体的にアドバイスさせていただきます。

ケーススタディ:Aさんの場合

Aさんは、ご両親と愛犬のポメラニアン「モコ」と暮らしていました。
しかし、数年前にご両親が相次いで他界。
Aさんは一人暮らしとなり、実家の整理や相続手続きに追われる日々を送りました。
Aさんのように、予期せぬ事態に直面した際に困らないよう、事前の準備が大切です。

STEP1:愛犬との暮らしを最優先に考える

まず、最も大切なのは愛犬の存在です。
犬は家族の一員であり、心の支えとなる存在です。
一人暮らしになった場合でも、愛犬との生活を維持できるよう、以下の点を考慮しましょう。

1. 賃貸物件の選定

実家を出て賃貸物件を探す場合、犬と暮らせる物件を選ぶ必要があります。
最近はペット可の物件が増えていますが、犬種やサイズ、頭数などの制限がある場合もあります。
事前に不動産会社に確認し、愛犬に合った物件を選びましょう。
また、犬との暮らしに必要な設備(ペット用足洗い場、ドッグランなど)が整っている物件を選ぶのもおすすめです。

犬と暮らせる賃貸物件探しのポイント

2. 犬の飼育費用を把握する

犬を飼うには、食費、医療費、トリミング代など、様々な費用がかかります。
一人暮らしになった場合、これらの費用を自分で負担する必要があります。
事前に犬の飼育費用を把握し、無理なく生活できるかを確認しましょう。

犬の飼育費用の内訳(例)

3. 犬の世話をサポートしてくれる人を見つける

一人暮らしの場合、仕事や急用で犬の世話ができない場合もあります。
そんな時に備えて、犬の世話をサポートしてくれる人を見つけておきましょう。
友人、知人、ペットシッターなど、信頼できる人に依頼できると安心です。

犬の世話をサポートしてくれる人の候補

STEP2:財産と法的手続きの準備

次に、財産と法的手続きについて考えていきましょう。
ご両親が亡くなった場合、相続が発生します。
相続手続きは複雑で時間もかかるため、事前に知識を身につけておくことが大切です。

1. 相続財産の把握

まず、ご両親の財産を把握しましょう。
預貯金、不動産、株式、生命保険など、全ての財産をリストアップします。
財産の種類や金額を把握することで、相続税の計算や遺産分割協議がスムーズに進みます。

相続財産のリストアップ項目

2. 遺言書の確認

ご両親が遺言書を作成しているか確認しましょう。
遺言書がある場合、遺言書の内容に従って遺産分割が行われます。
遺言書がない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行い、遺産の分け方を決定します。

遺言書の確認方法

3. 相続手続きの準備

相続手続きには、様々な書類が必要となります。
戸籍謄本、印鑑証明書、住民票など、事前に必要な書類を準備しておきましょう。
また、相続税の申告が必要な場合は、税理士に相談することをおすすめします。

相続手続きに必要な書類(例)

4. 弁護士への相談

相続問題は、法律が絡む複雑な問題です。
遺産分割協議がまとまらない場合や、相続税の申告について不安がある場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守り、適切なアドバイスをしてくれます。

STEP3:葬儀とお墓の準備

葬儀とお墓についても、事前に考えておくことが大切です。
葬儀の形式や費用、お墓の種類など、事前に調べておくことで、いざという時に慌てずに対応できます。

1. 葬儀社の選定

葬儀社は、葬儀の形式や費用、サービス内容などを比較検討して選びましょう。
複数の葬儀社に見積もりを依頼し、納得できる葬儀社を選ぶことが大切です。
最近は、家族葬や一日葬など、様々な形式の葬儀があります。
ご両親の意向や予算に合わせて、最適な葬儀を選びましょう。

葬儀社を選ぶ際のポイント

2. お墓の準備

お墓には、先祖代々のお墓、永代供養墓、樹木葬など、様々な種類があります。
ご両親の意向や予算に合わせて、お墓の種類を選びましょう。
先祖代々のお墓がある場合は、お墓の管理方法や費用について確認しておきましょう。
永代供養墓や樹木葬は、お墓の管理を寺院や霊園に任せることができるため、負担が少ないというメリットがあります。

お墓の種類

STEP4:心のケア

最後に、心のケアについて考えていきましょう。
身内を亡くすことは、大きな精神的負担となります。
一人で抱え込まず、誰かに相談したり、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。

1. 相談できる人を見つける

友人、知人、家族、カウンセラーなど、信頼できる人に相談しましょう。
誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になることがあります。
また、同じような経験をした人と話すことで、共感を得られたり、アドバイスをもらえたりすることもあります。

2. 専門家のサポートを受ける

精神的な負担が大きい場合は、カウンセラーや精神科医などの専門家のサポートを受けることを検討しましょう。
専門家は、あなたの気持ちを受け止め、適切なアドバイスや治療を提供してくれます。

まとめ:備えあれば憂いなし

今回は、万が一の事態に備えて、今からできることを具体的にアドバイスさせていただきました。
愛犬との暮らしを維持しながら、財産や法的手続き、葬儀やお墓の準備、そして心のケアを行うことが大切です。
これらの準備をすることで、将来への不安を軽減し、安心して生活を送ることができます。
今回の記事が、あなたの未来を明るく照らす一助となれば幸いです。

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