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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬が来客者を噛んでしまった!冷静に対処するためのステップと法的責任

#犬のトラブル
 
この記事では、犬が来客者を噛んでしまった際の飼い主の法的責任と、具体的な対処法を解説します。万が一の事態に備え、冷静かつ適切に対応するための知識を身につけましょう。
大至急!!うちの犬が来客者を噛んでしまいました。どのように対処すればいいでしょうか?

うちの犬が来客者を噛んでしまいました。お風呂の修理を業者に頼んでいたのですが、朝の9時前に何の連絡もなくいらっしゃった結果、うちの犬は小型犬なのですが、噛んでしまったようなのです・・・私は直接見ていなかったので状況等は分かりませんが、業者の方は、特に変わった様子はなく、ブロック塀に登ったり、見積もりを出してお帰りになりました。

その後、当日の夕方に噛まれたことと、患部が出血しているので、病院へ行くということを電話で聞きました。

当然患部の状況等もわからないまま、了解し、ある程度の治療費の負担は仕方ないと思いその日は終わりました。

次の日、その方から電話があり、全治4カ月ですと言われ、今日中に連絡しないと被害届を出すとか、保健所に連絡すると言われ、正直恐怖を覚えました。

このような場合全額負担が普通なのでしょうか?また、心的外傷や他の患部も痛いなどと言われた場合どのように対処すればいいか?悩んでいます。

事前に連絡をいただいていれば、当然犬は室内につないで置きますし、飼い主の責任から相応の治療費の負担は仕方ないと思っています。

情けない話このようなトラブルは初めてなので相手の方を怒らせるわけにもいかず、どうすればいいのか???

皆さまのお知恵をいただけるとありがたく思います。補足補足致します。自宅は一軒家で小型犬の室内犬なのでいつもは室内につないでありますが、朝、排便などのために外につなぐことがあります。

郵便配達の方や宅配便の方にはそういった被害はなかったので、今まで問題視してきませんでした・・・

もしもの時、飼い主としてどう動くべきか

今回のケース、本当に大変でしたね。心中お察しいたします。まず、落ち着いて状況を整理し、一つずつ対応していくことが大切です。
犬が人を噛んでしまった場合、飼い主には法的責任が発生する可能性があります。しかし、状況によって責任の範囲や対処法は異なります。
今回は、同様のケースを想定したQ&A形式で、具体的な対処法と法的責任について解説していきます。

Q1: まず何をすべき?

A: まずは、相手の方の容態を最優先に確認してください。
怪我の状態: 出血の有無、傷の深さ、範囲などを詳しく確認しましょう。
医療機関の受診: 病院を受診されたかどうか、受診された場合は病院名、診断結果、治療内容などを確認します。
精神的な状態: 恐怖心や不安を感じていないか、精神的なケアが必要かどうかを確認します。

相手の方の状況を把握した上で、誠意をもって謝罪し、今後の対応について話し合いましょう。

Q2: 治療費は全額負担する必要がある?

A: 治療費の負担については、過失割合によって判断されます。
飼い主の過失: 犬の管理に過失があったかどうか(例:犬を繋いでいなかった、来客があることを予期できたのに注意を怠ったなど)
被害者の過失: 被害者にも過失があったかどうか(例:犬に不用意に近づいた、犬を挑発したなど)

今回のケースでは、業者の方が事前の連絡なしに訪問されたという状況から、業者の方にも一定の過失があると判断される可能性があります。
まずは、弁護士などの専門家に相談し、過失割合についてアドバイスを求めることをおすすめします。

Q3: 相手が「全治4ヶ月」と診断されたと言っています。本当に全額負担しないといけない?

A: 診断結果を鵜呑みにせず、医師の診断書を確認しましょう。
診断書の確認: 診断書には、傷病名、治療期間、治療内容などが記載されています。診断書の内容を精査し、本当に全治4ヶ月の治療が必要なのかどうかを確認しましょう。
セカンドオピニオン: 必要であれば、別の医師にセカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。

治療費については、診断書に基づいて、妥当な範囲で負担することが基本となります。

Q4: 心的外傷や他の部位の痛みも訴えられた場合、どうすればいい?

A: 因果関係を慎重に判断する必要があります。
因果関係の証明: 心的外傷や他の部位の痛みは、今回の犬の咬傷事故と因果関係があるのかどうかを判断する必要があります。
医師の診断: 心的外傷については、精神科医や心療内科医の診断が必要です。他の部位の痛みについては、整形外科医などの診断が必要です。

因果関係が認められる場合は、治療費や慰謝料などを支払う必要がありますが、因果関係が不明な場合は、支払いを拒否することも可能です。

Q5: 被害届を出されたり、保健所に連絡されたりする可能性は?

A: 可能性はあります
被害届: 警察に被害届が提出されると、警察が捜査を開始する可能性があります。
保健所: 保健所に連絡されると、犬の登録状況や狂犬病予防接種の状況などが確認されることがあります。また、犬の行動について指導を受けることもあります。

誠意をもって対応することで、被害届の提出や保健所への連絡を回避できる可能性もあります。

Q6: 今後のために、どのような対策を講じるべき?

A: 今回のトラブルを教訓に、再発防止策を講じることが重要です。
犬の訓練: 犬の服従訓練を行い、指示に従うように訓練しましょう。
犬の管理: 犬を繋ぐ、室内に入れるなど、犬の行動範囲を制限しましょう。
注意喚起: 来客者に対して、犬がいることを事前に伝え、注意を促しましょう。
保険の加入: 犬が他人を噛んでしまった場合に備えて、ペット保険や個人賠償責任保険への加入を検討しましょう。

犬の行動には常に注意を!

今回のケースは、不幸な事故でしたが、冷静に対処することで、事態の悪化を防ぐことができます。
犬との生活は、喜びと癒しを与えてくれますが、同時に責任も伴います。
犬の行動には常に注意を払い、安全な生活を送れるように努めましょう。

専門家からのアドバイス

今回のケースでは、弁護士や獣医などの専門家に相談することをおすすめします。専門家のアドバイスを受けることで、法的責任や治療に関する適切な判断を下すことができます。

また、犬の行動に関する専門家(ドッグトレーナーなど)に相談し、犬の訓練方法や問題行動の改善についてアドバイスを求めることも有効です。

まとめ

犬が人を噛んでしまった場合、飼い主は法的責任を負う可能性があります。しかし、状況によって責任の範囲や対処法は異なります。
まずは、相手の方の容態を最優先に確認し、誠意をもって謝罪することが大切です。
治療費の負担については、過失割合によって判断されます。必要であれば、弁護士などの専門家に相談し、アドバイスを求めましょう。
今回のトラブルを教訓に、再発防止策を講じることが重要です。犬の訓練、犬の管理、注意喚起、保険の加入などを検討しましょう。

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